グレイグースの歴史や特徴とおすすめのウォッカ
ウォッカの本場と言えばロシアやポーランドですあり、有名な銘柄はその2国で製造されているものが多いですが、何もそれだけがウォッカの銘柄ではありません。美食の国とされるフランスで製造されている有名銘柄もあるのです。
その銘柄であるグレイグースはこれまでのウォッカとは異なるコンセプトで作られており、プレミアムウォッカの中でも最高品質となる商品を提供しています。こちらではグレイグースの歴史や特徴とおすすめのウォッカをご紹介していきます。
スポンサーリンク
グレイグース(GREY GOOSE)とは?
まずはグレイグースという銘柄について知っていただきましょう。
グレイグースはウォッカの本場となるロシアやポーランドとは全く異なるコンセプトで製造されたフランス産高級ウォッカの銘柄です。フランス産とは言いながらも、元はアメリカ・ニューヨークのシドニーフランク社の銘柄で、2004年にイギリス海領土バカルディ諸島に本社があるバカルディ社が22億ドルでブランドの製造販売権を取得しています。
グレイグースの歴史
グレイグースの歴史は新しく、1997年にアメリカで発売されたのが始まりの銘柄になります。世界初のフランス産ウォッカとして話題となり、全世界で3600万本以上の販売規模を持つ高級ウォッカブランドとして人気であり、世界最大の銘柄となっています。
先述したように2004年にはバカルディ社に買収されていますが、それでもその勢いは衰えず、現在も高級ブランドとして人気を博しています。
グレイグースのウォッカの特徴
フランス産最上クラスのスーパープレミアムウォッカとして名高いグレイグースは東欧産のウォッカとコンセプトを全く異なることで、その特徴を生み出しています。
フランス産と言うこともあり、美食文化をコンセプトに取り入れ、原材料の特徴を活かすために濾過を最小限に留めることで「味わいのあるウォッカ」を製造しています。東欧産の高級ウォッカが蒸留と濾過の技術を駆使し、極限なまでに純粋なウォッカを追求していることを考えれば、真逆のコンセプトとなっています。
また原材料となる小麦にもこだわりを見せています。こちらは「océan de blé」で収穫されるパティシエ御用達のベーカリー用小麦となっているので、非常に香り高いものとなっています。さらにMassif Centralの石灰岩高原を通って、自然に濾過された不純物の少ない純粋な湧水を仕込み水として使用しています。
このように製造方法、原材料、そして高級感のあるパッケージングと全てを追求し最高品質の製品へと仕上げられたウォッカは、アルコールの香りが最小限に抑えられて、透明感と高級感のある春の花のような香りの中に、爽やかなシトラスノートの香りが微かに感じられます。
また柔らかく優しい甘さが引き立つ口当たりに、プラムやアニス、グレープフルーツのような爽やかな柑橘系の若い果実の味わいと、バランスの良い舌触りとなっています。後味は上質なフレンチーモンド菓子を思わせるような香りで満たされ、長く満足感を得られるものとなっています。この銘柄の集大成に相応しい仕上がりです。
商品のラインナップとしてはオリジナルのものを含めて4種類で、どれもが特徴的な商品となっています。どれもが世界中で愛されており、国際的な映画祭や、世界中の高級ホテルのオーセンティックバーで振る舞われる代物で、特にセレブリティな方々に愛飲されています。
グレイグースのおすすめウォッカ
それではそんなスーパープレミアムウォッカであるグレイグースのおすすめウォッカをご紹介してきましょう。先述通り4種類のラインナップとなっているので、それぞれの特徴などを簡単にですがご紹介していきます。
グレイグース
現在の価格はコチラ |
フランスの美食文化に基づき「味わえるウォッカ」のコンセプトの下で開発された、スーパープレミアムウォッカと賞される逸品です。製造方法、原材料、生産地、パッケージと全てが最高級品質を追求しており、まさに集大成とも呼べるウォッカに仕上がっています。
その結果、アルコールの香りが最小限に抑えられて、透明感と高級感のある春の花のような香りの中に、爽やかなシトラスノートの香りが微かに感じられ、柔らかく優しい甘さが引き立つ口当たりに、プラムやアニス、グレープフルーツのような爽やかな柑橘系の若い果実の味わいと、バランスの良い舌触りとなっています。
アルコール度数は40%と一般的ですが、ボトル容量は50mlから375ml、750mlと自分の目的に合わせて選びやすいラインナップとなっているのもユーザーとしては有難い仕様となっています。
グレイグース ル・オランジェ
現在の価格はコチラ |
純度が高く甘い、それでいてスムースな口当たりであるグレイグースにフロリダで作られているナチュラル完熟オレンジを混ぜ合わせることで、新鮮な中にも繊細なアロマの香りが生まれつつ、甘味と酸味のバランスを上手く整え、ラグジュアリーで心地よい余韻を残してくれるウォッカに仕上がっています。
フレッシュフルーツやハーブ、香辛料などと自由に組み合わせることで、その味わいはさらに広がっていく商品にもなっています。アルコール度数は40%、375mlと700mlの容量で、こちらも選びやすいウォッカとなっています。
グレイグース ラ・ポワール
現在の価格はコチラ |
こちらはグレイグースにフランス・アンジュ産の天然ラ・フランスを加えて蒸留して作り上げられたものであり、官能的で力強いラ・フランスの香りとベルベットのような豪華な口当たりが特徴の商品となっています。
ストレートやロックはもちろんのこと、様々な材料と混ぜ合わせたカクテルとすることで、今までにない味も堪能できます。アルコール度数は40%ですが、700mlのみの販売となっています。
グレイグース ル・シトロン
現在の価格はコチラ |
こちらはグレイグースをベースにヨーロッパの伝統的なレモン生産地であるフランス南東部のマントン産レモンから厳選し、抽出された繊細な酸味を、純度が高くて甘く、滑らかな口当たりに加えることで、熟したレモンを贅沢に思い起こさせる香りと、柑橘系特有の優雅な爽快感が残るフレーバードウォッカに仕上がっています。
アルコール度数は40%、容量は700mlと一般的なものとなっていますが、品質はまさしく世界最高と呼ぶにふさわしい出来となっています。