世界最強!アルコール度数の高いウォッカランキング
アルコール度数が高いことで有名なスピリッツですが、その中でもウォッカは非常に高い商品があることで有名です。本場ロシアでは最高度数のものをストレートで飲む強者がいるほどです。
もちろんそれは日本でも手に入れることができます。しかしそのアルコール度数の高さから飲むのは躊躇ってしまうかもしれません。それでも知りたい、飲んでみたいという方もいるでしょう。そこでこちらでは世界最強のアルコール度数が高いウォッカランキングをご紹介していきます。
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アルコール度数が高いウォッカの特徴
ウォッカは四大スピリッツの1つであり、そのアルコール度数の高さと、癖がない飲みやすさで有名なお酒です。それでも一般的なものでそのアルコール度数は40%程度であり、確かに高い部類ではあるものの、世界最強とまで言われると、そこまでではないです。
このようなウォッカは蒸留酒と呼ばれており、アルコールを蒸留することで水分と分離し、アルコール濃度を高めています。製法や商品によってその回数は違いますが、平均的に2~4回の蒸留を行うことで、一般的な40%に至ることがほとんどです。
しかし最高クラスのアルコール度数まで行くにはこの回数ではとても足りません。純度を増すごとにアルコールの分量の方が増えてくるので、徐々にアルコール度数の上昇量は少なくなっていきます。つまり並大抵の回数では最高値まで持ち込むことができないのです。
こちらで1位としてご紹介しているものが、現状世界No.1のアルコール度数を誇るのですが、その度数は実に96%とそのほとんどがアルコール、ひいてはエタノールとなっているのです。この度数に至るまでに必要な回数は実に70回と常識外れの蒸留回数となっているのです。
かつてはこれ以上のアルコール度数のものが存在していましたが、現在は蒸留酒を含む種類が水との共沸混合物でなければいけません。そのため蒸留によりこれ以上の純度に生成することが不可能となっており、必然的にこの96%が世界最高度数となっています。
これだけのアルコール度数ともなるとそのまま飲むのは危険であり、カクテルのベースにされることが多い度数となっています。また1位の商品を製造しているポーランド国内ではそのアルコール度数の高さから、家庭用消毒として戸棚に常備されるなどの使われ方もしています。
>>ウォッカのアルコール度数とカロリーについて詳しくはコチラ
アルコール度数が高いウォッカの上手な飲み方
先述したようにこのレベルのアルコール度数になるとそのまま飲むのは非常に危険ですし、まず体が受け付けないでしょう。ウォッカの本場であるロシアではそのまま飲む習慣もあるようですが、実際に行っているのは少数派でしょう。
実際にこちらを飲む場合は先述したようにカクテルのベースとするほか、ソーダなどで割る方法をおすすめします。
カクテルであれば、アルコール度数も下がるので、材料にしたものとの相性で美味しく飲むことができます。ただし、一般的なウォッカと同じ量を使用してしまうと、かなりアルコール度数の高いカクテルができるので注意してください。
またソーダ割りにすることで、ウォッカ本来の風味を楽しみつつ、アルコール度数を下げていただくこともできます。ただこちらもアルコール度数が下がるとは言え、分量の割合によってはある程度の高さを維持したままになるので、アルコールが苦手な人にはおすすめできません。お酒が好きな方には是非飲んでいただきたい飲み方になります。
危険?世界のアルコール度数の高いウォッカランキング:TOP5
それでは早速、アルコール度数の高いウォッカランキングをご紹介してきます。全てのスピリッツを含め、ウォッカの中には世界1位のアルコール度数を誇るものがあります。それを含め度数が高いものから5つご紹介してきます。
第1位:スピリタス(ポーランド) / 96度
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スピリタスは現世界最高のアルコール度数を誇るウォッカとして名が知られた有名な商品です。そのアルコール度数もあり、ストレートで飲めば初めは刺すような痛みと強烈な焦燥感に襲われますが、それを過ぎると甘味を感じる不思議な味わいです。
しかし、それまでに他の高いアルコール度数のものを飲んでいた場合、あるいは飲む方の味覚の嗜好によっては最初から甘味を感じることもあります。
ただ本場ロシア以外でもストレートでこれを飲むのはごく少数の方々であり、一般的にはカクテルのベースにされることが多いです。そのアルコール度数と純度の高さからどのようなカクテルのベースとしても合い、また日本特有の飲み方である水割りや、他国でも飲まれるソーダ割りでも美味しくいただけるウォッカとなっています。アルコール度数では堂々の世界第1位となっています。
第2位:ドーバー スピリッツ 88(日本) / 88度
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世界第2位のウォッカは意外にも日本産の商品です。純粋の酒精をそのままに、88%まで度数を上げられたこのウォッカはフルーツなどとの相性も良く、カクテルのベースには最適のウォッカとなっています。
日本には元々蒸留酒である焼酎の製造方法があり、その技術を応用することでここまで高いウォッカの製造も可能というわけです。
第2位:バルカン176ウォッカ(ブルガリア) / 88度
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同率2位となるのが、こちらのバルカン176ウォッカです。ブルガリアで厳選された大麦だけを原料として使用し、3回の蒸留だけでアルコール度数を上げた珍しい高度数ウォッカです。白樺活性炭での濾過時に水分量を調整することで、この度数を維持しています。
良質なグレーンの旨味を直に味わえるため、カクテルなどのベースにするとその香ばしい香りも一緒に味わえるプレミアムウォッカです。
第4位:デビルズ・スプリングス・ウォッカ(アメリカ) / 80度
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ウォッカの消費量が非常に多いアメリカで生まれた高度数の商品です。ストレートやショットで飲めば間違いなく一撃ノックアウトしてしまうほどの度数であり、ジュースで割っても分量を考えていなければ快適に飲めるものではありません。
それでもその純度は高く、カクテルにすれば素材の風味を生かしたものが出来上がります。しかしこちらでもその配分には注意する必要があるでしょう。
第5位:奥飛騨ウォッカ(日本) / 55度
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アルコール度数は下がるものの、それでも55%とウォッカの中でもかなり高めの商品です。こちらも日本の造り酒屋で生まれた度数が高いウォッカとなります。滑らかで甘味の残る味わいの中に、アルコール度数による切れ味が特徴的なウォッカとなっています。