ナッツの上手な割り方とおすすめのナッツ割り器
殻付きのナッツは、殻付きでしか味わえないような風味や香りが魅力です。しかし、ナッツは硬い殻や皮で守られている物が多く、中身を取り出すのは一苦労です。そこで、簡単に皮や殻を割れる便利なナッツ割り器と、ナッツ割り器が無い場合の割り方についてご紹介します。
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ナッツ割り器の種類と割り方
ナッツは湿気ると風味が損なわれるため、殻付きの物の方が美味しいと言われています。それゆえ、手間のかかる殻付きナッツも人気があり、多くのお店で売られています。
しかし、ナッツの皮や殻は非常に硬いものが多く、中身を取り出すのにも一苦労です。ナッツの種類によって皮や殻の形状や硬さは異なるため、ナッツの種類ごとに専用のナッツ割り器というものがあります。その種類ごとの特徴についてご紹介します。
和くるみ割り器
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太いペンチのような見た目のナッツ割り器が「和くるみ割り器」です。くるみ専用のナッツ割り器ですが、使い勝手が良いので多くのナッツに使うことが出来ます。
また、クルミにも種類があり、西洋のクルミは比較的柔らかいからの物が多いですが、日本の和くるみ「鬼クルミ」とも呼ばれており、非常に硬い殻をしています。
その硬さは金槌で叩いても簡単にも割れない程であり、非常に硬くて小さいという特徴を有したナッツです。この和くるみ割り器はクルミの殻の合わせ目に刃を当てて握るだけで綺麗にクルミを割ることが出来ます。
固い鬼クルミでも簡単に綺麗に割ることが出来るおすすめのナッツ割り器です。
ネジ式ナッツクラッカー
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ネジ式のナッツ割り器を「ネジ式ナッツクラッカー」といいます。 これは万力のナッツバージョンとお考えいただいた方が分かりやすいかもしれません。主にマカダミアナッツの殻を割る為に使われるナッツ割り器です。
マカダミアナッツの殻は世界一硬い殻と言われており、専用の道具なしでは割ることは非常に困難です。 ネジ式ナッツクラッカーを使えば安全に、簡単にマカダミアナッツを割ることが出来ます。ナッツをセットしてネジを回すだけで簡単に割れます。
ネジ式ナッツクラッカーの良い点は、マカダミアナッツ以外のクルミやピーカンナッツ等の他のナッツにも使える汎用性の高さです。殻付きナッツをよく食べる家庭であれば、準備しておいて損のないアイテムです。
ナッツ割り器が無い時のナッツの割り方
クルミやマカダミアナッツのように固い殻や皮で守られているナッツの中身を出す為には、専用のナッツ割り器が必要なことは前述した通りです。しかし、頂き物でナッツを貰った時など、家庭にナッツ割り器が無くて困ったという人も少なくないと思います。
そこで、ナッツ割り器が無い場合のナッツの割り方をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
クルミの割り方
くるみにも種類があり、西洋のクルミであれば比較的簡単に割ることもできますが、日本の和くるみは非常に硬く、鬼クルミとも呼ばれている程の硬度を誇ります。
そんな和クルミをナッツ割り器なしで割るおすすめの方法は「水に漬けてから乾煎り」するのがおすすめです。水に一晩漬けることによって殻の内部に水が浸透し、加熱によって膨張して殻の口が開きます。
少し手間がかかりますが、非常に効果的な方法です。時間の無い方は水に漬けずに乾煎りしても良いですが、水に漬けた方がより効果的です。
また、長野県などの一部のクルミ産地では、クルミを素手で割る方も少なくありません。その方法は、クルミどうしを押し当てて握って殻を割る方法です。クルミの殻の溝がある固い部分と、凹みのある柔らかい部分と押し当てて握り込むと割ることが出来ます。
少しのコツと握力が必要ですので、万人におすすめ出来る方法ではありませんが、ぜひ試してみて下さい。
マカダミアナッツの割り方
マカダミアナッツは「世界一硬い殻」と称される程、硬い殻で覆われているナッツです。それゆえ、万力のような専用のクラッカーが無ければ、割ることは非常に困難です。
ハンマーなどで叩いて割ることも不可能ではありませんが、ケガや飛び散りのリスクがあるので、最後の手段となります。素手の実で割るのは非常に困難ですので、万力やペンチをつかって割るのが現実的ではないかと思います。
マカダミアナッツの殻つきを食べるのであれば、やはりクラッカーは用意した方が良いと思います。