ナッツの食べ過ぎは要注意!?1日の適正量とは?
健康と美容に優れた効果を発揮する食品として人気のあるナッツ。ダイエットにも取り入れられている食品ではありますが、食べすぎると太らないかなどなど心配になってしまいますよね。ここではそんなナッツの食べ過ぎによる影響や1日の適正な摂取量を紹介していきます。
ナッツは1日に何粒まで?食べ過ぎるとニキビができる?下痢になっちゃう?といった疑問について詳しく紹介していますので、美容や健康のためにナッツを食べるという人は覚えておきましょう。
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ナッツの1日の適正な摂取量一覧
以下で各ナッツの1日の適正な摂取量の目安がわかる一覧表を用意しました。サイズによっては若干の誤差はありますが、食べ過ぎない為の目安として参考にしてみてください。
ナッツの種類 | 1日の適正な摂取量目安 |
アーモンド | 25粒~30粒前後 |
カシューナッツ | 10粒前後 |
マカダミアナッツ | 5粒前後 |
ピーカンナッツ | 18粒前後 |
ブラジルナッツ | 1粒~2粒程度 |
ピスタチオ | 45粒前後 |
クルミ | 6粒~7粒前後 |
ピーナッツ | 30粒前後 |
ヘーゼルナッツ | 20粒前後 |
松の実 | 20粒前後 |
ジャイアントコーン | 50粒前後 |
ひまわりの種 | 20粒前後 |
かぼちゃの種 | 10粒~15粒前後 |
ナッツの食べ過ぎは体に悪い?
非常に栄養価が高く、健康や美容に良い様々な効果と効能を持っているナッツ。しかし何事も”しすぎ”は良くないもの。栄養価に優れたナッツでも食べ過ぎると逆に体に悪い影響を及ぼしてしまいます。
「ナッツを食べ過ぎると太るの?」や「鼻血が出るってほんと?」など、ここではナッツの食べ過ぎにによる悪影響について、以下でそれぞれ紹介していきます。
ナッツの食べ過ぎは太る?
結論から言ってしまうと太ります。ナッツは油脂分が多い食品ではありますが、不飽和脂肪酸という比較的太りにくい傾向がある脂質を含んでいます。適量ならダイエットにも効果的な食品として取り入れている人も多いですが、だからといってまったく太らないというわけではありませんし、ナッツはカロリーが高い食品です。
ナッツの代表格ともいえるアーモンドで100gで598kcal、おつまみで大人気なピスタチオで100gで614kcal。他のナッツも大体これくらいのカロリーであり、ナッツ100gで食事1回分ほどのカロリーになってしまいます。
健康・美容に優れた食品ではありますが、肥満になってしまうと逆に健康に良くありませんし、肌の調子なども悪くなってしまいます。適度な量を摂取するようにし、食べ過ぎないように注意してください。
ナッツの食べ過ぎはニキビの原因?
ナッツは油脂分が多い食品として知られており、それによってニキビができやすいと言われていることがあります。しかしナッツの脂肪分は不飽和脂肪酸で体内で固まらない特徴を持っており、ニキビができる原因はナッツにはあまりありません。
ナッツ=ニキビができやすいと思われている主な原因は、ナッツを加工する際に使われている油や塩分が原因といわれています。ナッツと食べやすく美味しく加工する際の油やバター、塩分を過剰に摂取することによってニキビができやすくなっている可能性が高いです。
なるべく加工されていないナッツを選ぶか、加工されていても食べ過ぎないように注意することをお勧めします。
ナッツの食べ過ぎで鼻血が出る?
都市伝説のように言われているナッツの食べ過ぎによる鼻血説。誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
理屈としては「栄養価の高い食品を食べすぎるとエネルギー過多になって興奮状態になって鼻血が出る。」ようですが、ナッツを食べ過ぎることによって鼻血が出るという説は医学的な根拠は皆無です。どういった経緯で広まったことかは不明ですが、食べ過ぎを戒める意味で広まったものではないかと考えられています。
ナッツの食べ過ぎで鼻血が出ることはありませんが、カロリーが高い食品ですしどちらにせよ食べ過ぎないように注意は必要になります。
ナッツの食べ過ぎは腹痛の原因?
ナッツに食べ過ぎは腹痛の原因になります。ナッツを食べ過ぎると腸内で脂肪分と水分が分離してしまうことによって下痢になることがあります。もちろんその際に腹痛を伴う場合もあるので、ナッツの食べ過ぎには十分注意してください。
もし下痢になってしまった場合は食べることを中断し、水をこまめに飲むようにしてください。