あさひの夢の特徴や評判を徹底分析
お米が持つ本来の甘味に加えて、冷めても美味しく食べれるお米として若い人にも人気があるのがこの「あさひの夢」です。比較的安価であることも人気を後押しする要因の一つと言えるでしょう。
愛知県で生まれ、現在では関東圏などを中心に生産されており、さっぱりとした味わいが好みの方におすすめのお米です。ここでは、そんな「あさひの夢」の特徴や評判、産地について紹介していきます。
スポンサーリンク
あさひの夢の特徴
あさひの夢は、愛知県にある愛知農業総合試験場作物研究所で作られたお米です。当時は愛知70号と呼ばれ、後の「あいちのかおり」を母に持ち、同じく当時は愛知56号と呼ばれた後の「月の光」と愛知65号を交配させた父を掛け合わせて作られました。
その名前の由来は、幻の米とまで呼ばれる品種もあるほど高い評価を受けた「旭米」のように良質なお米として世の中に広まってほしいという思いで付けられたと言われています。
食味に良さはもちろんのことながら、耐倒伏性(倒れにくさ)に優れており、いもち病(イネ科がかかる主要な病気の一つ)にも強い、さらには収穫量も多いということもあり、関東以西では比較的多くの地域で生産されるお米となっていきました。
また収穫時期が遅い晩米であることも特徴の一つとなっており、通常のコシヒカリよりも2週間適度収穫は遅くなります。これにより、地域によっては二毛作も行われてきました。
あさひの夢の味
あさひの夢の味の最大の特徴と言えば、お米が本来持っている甘味でしょう。これに加えて粘り気がそこまで強くないため、口当たりもよく、さっぱりとしたしつこさを感じさせない味が特徴となります。
あっさりとした味わいとなっているので主張が強くなく、おかずを主役に、お米はわき役にとなります。冷めても美味しく食べれるお米であると言えるでしょう。そのためお弁当などにも向いています。
>>美味しいお米をより美味しく食べる為のご飯の炊き方はコチラ
あさひの夢に合う料理
ここまで紹介してきた通り、あくまでも粘り気は少なめであっさりとした味わ位となっているので、おかずの味をしっかりと引き立たせ、フォローするような役割が非常に合います。
つまり非常に万能タイプであり、どんなジャンルの料理にも比較的しっかりと合うでしょう。その中でもさらさらとした舌触りからカレーとの相性も抜群です。飲食店などでも選ばれやすいお米と言えるでしょう。
あさひの夢の産地
あさひの夢が生まれた愛知県以外にも産地があり、栃木県、山梨県、岐阜県、群馬県で作付が行われています。この中でももっとも作付面積が広いのは群馬県となっており、ゴロピカリやコシヒカリをおさえて作付面積で一位となっています。
特に群馬県の東毛地域は二毛作地帯としても有名で、以前はゴロピカリを広く作付していましたが、病気に対する耐性が低いなど問題点が指摘され、徐々にそれらの弱点をカバーした特徴を持つあさひの夢が作付されるようになりました。
特に邑楽館林地域の作付面積は全体の70%となるほど普及が進みました。この地域は日照量も多く、稲作には非常に適した地域として知られており、こうした環境の良さもそのような普及を後押ししたと言えるでしょう。
また、食味ランクを公表しているあさひの夢を生産している産地として、栃木県が挙げられます。特に南部を中心に作付されており、非常に温かい気候から麦との二毛作も行われてきました。
以下の項目では、食味ランクを公表している群馬県と、栃木県産のあさひの夢の過去三年間の食味ランクを紹介します。
あさひの夢食味ランク
産地名 | 29年度ランク | 28年度ランク | 27年度ランク |
栃木県 県南産あさひの夢 | A | A' | A' |
群馬県 東毛産あさひの夢 | A | A' | - |
※日本穀物検定協会のデータを基に作成
栃木県産あさひの夢
メーカー名 | No Brand |
重量 | 5kg~10kg |
産地 | 栃木県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
- 口コミ、評判なし
群馬県産あさひの夢
メーカー名 | 杉田商店 |
重量 | 5kg~10kg |
産地 | 群馬県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
- 口コミ、評判なし