ふさおとめの特徴や評判を徹底分析
関東圏で生産されるお米の中でも、千葉の隠れた名産米として知られているのがこの「ふさおとめ」です。生産量がそこまで多くないため、一般的なスーパーなどではあまり見かけないお米であると言えるでしょう。
関東近郊の方であれば、食べた経験があり、美味しいと感じた方も決して少なくないのではないでしょうか。ここでは、そんな「ふさおとめ」の特徴や評判、産地について紹介していきます。
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ふさおとめの特徴
ふさおとめは千葉県農業試験場で開発されたお米であり、初交配は1990年に行われました。父は福井県で誕生した「ハナエチゼン」、母は「ひとめぼれ」となっており、葯培養法(植物を培養することを意味する組織培養によって植物を遺伝的に改良すること)によって交配され、1998年に初出荷されました。
「ふさおとめ」の名称は一般公募によって決められたもので、千葉県にある房総半島の『房』をフサと読み、それに乙女を組み合わせたものとなっています。
早場米とは
「ふさおとめ」の最大の特徴と言えば、早場米であるということでしょう。早場米とは、収穫の時期を通常のお米に比べて一ヶ月程度早めたもので、本来収穫される秋の天候不順を回避するためのものです。
千葉県で言えば、利根川の下流域で起こる可能性のある秋の洪水を避ける意味があり、通常よりも早めに収穫されます。これにより関東圏では最も早く収穫されるのがこの「ふさおとめ」であり、県内では良く見られるお米として有名でしょう。
ふさおとめちゃん
ふさおとめにはイメージキャラクター、マスコットがあります。それが"ふさおとめちゃん"と呼ばれる女性のキャラクターです。赤い和服を着ており、髪には菜の花の帯を付けています。
菜の花というのは千葉県の県花となっており、萌え要素を取り入れたデザインからファンがいるだけでなく、「ふさおとめ」が売りだされる頃にはお米屋さんなどにはポスターが貼られます。
ふさおとめの味
「ふさおとめ」の味と言えば、粘り気は比較的控えめであっさりとしており、粘りが強いお米が苦手な方におすすめです。食味に関しては近年の食味ランクにおいては「A'」の評価となっていましたが、平成29年ではランクをひとつ上げ「A」となっています。
しかしコシヒカリにも決して負けないという感想を持つ方もおり、千葉県という産地に合わせて作られた品種であることから、関東圏の方には特に評価が高くなっているお米と言えるでしょう。
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ふさおとめの産地
「ふさおとめ」は千葉県のみで生産されるお米です。千葉県自体は全国でも9番目の収穫量を誇る日本でも有数の米どころであると言えるでしょう。県内の稲作地域としては利根川を水源とする豊かな水資源を持つ北総地帯などが有名ですが、全域に渡り各地域に広がっています。
太平洋沿いに渡ってひろがる平坦な土地が特徴となる九十九里平野や、房総半島に広がる丘陵地帯などにも田畑は広まっており、その面積は千葉県全土の約60%を占めています。
その中でも「ふさおとめ」はコシヒカリ、ふさこがねに続く三番目の作付面積を持っており、全体の約10%程度となっています。豊かな土壌を持ち、太陽の光をしっかりと浴びて育つことができるすばらしい環境を持った地域の一つと言えるでしょう。
ふさおとめ売れ筋ランキング
これまで紹介してきた通り、「ふさおとめ」は全国では千葉県のみの生産となっているため、生産者もしくは販売元によって分かれているお米となっておりいくつかの種類が販売されています。
ここではそんな「ふさおとめ」に関して、Amazonで販売されている「ふさおとめ」の売れ筋を人気順に紹介していきます。
第1位:【精米】千葉県産 白米 ふさおとめ 10kg 平成26年産 <全農パールライス>
メーカー名 | 全農パールライス |
重量 | 5kg~10kg |
産地 | 千葉県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
口コミや評判
- 早速食べてみました。モチモチした食感がとても美味しくて買ってよかったです。大手スーパーなどと比較しても送料込みでこの値段は断然、お得です。重いお米を持って来ていただき、Amazonさんには大変、助かっております。ありがとうございます。私がこのレビューを書いている時点では新米、お米もつやつや、ふっくら、モチモチ、絶対、お奨めです!
- 値段の割には美味しいといえるお米だと思います。やや小粒な気もしますが、炊き上がりのツヤや食感、味や香りなど、値段の割に申し分ないと感じました。「安くてそこそこ美味しい」レベルのお米をお探しの方には、ぜひ一度お試し頂きたいと思います。販売元が全農パールライスであるという事も購入の決め手となりました。
- リピーターです。ネットでいろんなお米試しましたが、安くて、美味しくて、オススメです。今でも、他のお米もトライしてますが、結局リピしてます^_^値段も安いため、家計にも助かります。口コミが良かったので注文しましたが、なるほど~(⌒▽⌒)デス!
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)
第2位:【精米】千葉県産 白米 ふさおとめ 5kg 平成26年産 <神明>
メーカー名 | 神明 |
重量 | 5kg |
産地 | 千葉県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
口コミや評判
- かく言う私も、5年程前に近所のスーパーで見掛けた際にネタ半分で買ったのが初めてだったのですが、炊いてびっくりなにこれ美味しい!と驚いた記憶が残っています。
調べてみたら、食味評価AまたはA'(複数産地コシヒカリのブレンドした基準米比較で同等または優れる)の品種だと知って、成る程、さもありなん!と納得しました。
と言うか、その品質がこの価格で買える破格のお得さに再度の驚きです。 農家の皆さん、ありがとう。
あと、改めてパッケージのふさおとめちゃんをよく見たら、紅潮しててなかなか可愛いじゃないですか。 ごちそうさまです。- 初めて聞く名称で特に期待もせず注文してみたのですが、一粒一粒の輝きに、もっちり感、噛む毎に広がる甘み...
名立たる銘を持つお米と並ぶ美味しさでした。要チェックです。- 特に問題もなくおいしいと思いました。
普通に炊いて普通においしかったので良いかと思います。
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)
第3位:千葉県産 白米 ふさおとめ 5kg 平成26年産 <向後米穀>
メーカー名 | 向後米穀 |
重量 | 5kg |
産地 | 千葉県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
口コミや評判
- 千葉県産あきたこまちを続けようと思いましたが、まだこのお米を食べたことがなかったので、一度は試してみようと。正直、あまり味の違いはわかりませんでした(^^; 美味しいです。どっちも美味しいけど、あきたこまちのほうが若干お安いから、やっぱりあきたこまちにしようかな。次回は、また都合により注文できませんが、必ずまたお願いしますから。
(引用元:http://review.rakuten.co.jp/)