つがるロマンの特徴や評判を徹底分析
その名の通り青森県で生産されているお米であり、それまでは耐冷性に特化したものが多く、味はイマイチとされた青森県産のお米のイメージを一気に変えたともいわれるのがこの「つがるロマン」です。
あきたこまちの影響を色濃く継いだ特徴を持っており、和食との相性が良いことから人気の高いお米であると言えるでしょう。ここではそんな「つがるロマン」の特徴や評判、産地について紹介していきます。
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つがるロマンの特徴
つがるロマンは、青森県でのみ生産され、父はあの有名な「あきたこまち」、母は「ふ系141号」によって交配され誕生したお米です。平成9年に初出荷と比較的歴史の浅いお米です。
あきたこまちは、日本で最も有名なお米と言えるコシヒカリを父に持っていることから、「つがるロマン」はコシヒカリの孫に当たるお米となります。青森県で生産される美味しいお米として有名になってほしいという願いが込められて生産が開始されました。
青森県は非常に寒い地域として知られている通りで、お米の生産に関してもどちらかと言えば、味よりも耐冷性、そして収穫量を優先して作られるものが多かったため、あまり美味しいという印象がありませんでした。
しかしつがるロマンはそうした常識を覆し、コシヒカリの味わいやあきたこまちの耐冷性を持つことに加え、病気にも強いという大きな特長を持って生れ、青森県で生産されるお米のレベルをアップさせたと言っても過言ではないでしょう。
つがるロマンの味
つがるロマンの味としてよく言われているのは、父である「あきたこまち」の要素を色濃く受け継いでいるということでしょう。旨みと甘味の強さはしっかりと受け継ぎつつも、よりあっさりとした味わいが特徴と言えるでしょう。
普段「コシヒカリ」を食べ慣れている人にとっては、ちょっと物足りなさすら感じる方もいらっしゃるでしょう。粘りも強すぎないので、食べ心地はふっくらとしており好きな方は非常に好きなお米と言えるでしょう。
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つがるロマンに合わせたいおかず
上記で紹介したとおり、非常にあっさりとした味わいが特徴となっている「つがるロマン」は、魚や煮物といった和食との相性が非常に良いお米であると言えるでしょう。脂っこい食べ物に飽きた方などには非常におすすめのお米と言えます。
合わせるおかずとしておすすめしておきたいのは、魚の塩焼きや刺身を中心とした海産物です。魚の味付けが薄かったとしても、魚が持つ本来の味わいを引き出してくれるでしょう。
また素材の味を引き立てるという意味では、炊き込みご飯にも非常におすすめです。粘りが強すぎないのでベチャっとしないところも相性の良さを実感できる部分となります。反対に味の濃いおかずを合わせると、ごはんの風味や香りをあまり感じることができないでしょう。
つがるロマンの産地
つがるロマンの産地は青森県に限定されていますが、産地としては、「中弘南黒産」と「青森中央産」に分かれています。そのうちここ最近三年連続で食味ランクA評価を受けているのが、「中弘南黒産」のつがるロマンです。
この地域は周りを山々に囲まれた盆地となっており、それらの山々からミネラル分などを多く含んだ豊かな水が流れ込みます。これによってより良質なつがるロマンが作られる環境が整っていると言えるでしょう。
また、本来は寒い地域として知られるこれらの場所でも、お米の生育期である5月~10月は比較的日照時間も長くお米を作るのにも十分な環境が整っている地域となっています。
さらにそうした寒冷地域ならではのメリットとして、お米の生育の際に悪影響となる害虫の発生が少ないという点も挙げることができます。これにより農薬の量が少なくすみ、化学肥料を極力抑えたお米作りが可能となっているのです。
つがるロマン、各産地ごとの特徴と食味ランク
産地名 | 29年度ランク | 28年度ランク | 27年度ランク |
青森県 津軽産つがるロマン | A | A | A |
※日本穀物検定協会のデータを基に作成
青森県 中弘南黒産つがるロマン
青森県の岩木山をのぞむ地域の一つである、津軽中央地帯などの気象条件などに恵まれた地域でのみ作付されたお米です。厳選されたつがるロマンは、さっぱりとした味わいを楽しませてくれるでしょう。
メーカー名 | 米処 中村屋 |
重量 | 5kg~ |
産地 | 青森県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
- 美味しいお米です。
発送はタイミング良く頂けましたが、ダンボールで到着するかと思いきや、米袋に入って到着し、少しビックリ。
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)