夢つくしの特徴や評判を徹底分析
日本で最も有名なお米と言える「コシヒカリ」の良質な味わいと、「キヌヒカリ」の高い耐倒伏性という、双方の良い部分を掛け合わせた品種として非常に注目された福岡を代表するお米の品種の一つがこの「夢つくし」です。
関東ではあまり聞かない方も多いかもしれませんが、福岡県ではなじみが深く、普段から食べているという方も多いでしょう。ここでは、そんな「夢つくし」の特徴や評判、産地について紹介していきます。
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夢つくしの特徴
「夢つくし」は福岡県で生まれ、現在も福岡県でしか生産されていないお米です。育成は平成5年から始まり、福岡農林試験場で行く際が行われ、10年近くじっくりと時間かけで作られました。
福岡県のオリジナル米であるため、福岡県内では非常に有名なお米となっています。関東圏ではなかなかその知名度は決して高いとは言えず、特徴についても知らない方がほとんどではないでしょうか。
名前の由来は、夢や希望を意味する「夢」と、九州の地名であった筑紫からとられた「つくし」に、気持ちを「つくす」という意味の言葉を合わせ「夢つくし」となっています。
有名な米同士の交配
その特徴としてまず挙げておくべきは、交配でしょう。父は日本でも最も知名度が高いと言っても過言ではないお米である「コシヒカリ」、母はこちらも関西地方を中心に非常に有名な「キヌヒカリ」です。
まさしくエリート同士の交配によって生まれたお米であり、双方が持つメリットを見事に受けついだお米となっていると言えるでしょう。
夢つくしの味
コシヒカリほどではないキヌヒカリのほどよい粘り気に、コシヒカリのしっかりとした歯ごたえを加え、まさしく良いトコ取りを実現したと言えるでしょう。柔らかで包み込むようななんとも言えない食べ心地は絶品です。
決して主張しすぎないほど良い甘味があり、見た目の光沢も非常に美しく良質な味わいが特徴と言えるでしょう。口に入れた際の特徴的な香りは一度食べると一気にファンになると言う方も少なくありません。
日本穀物検定協会の米の食味ランキングにおいても、平成24年から3年連続でAランクを獲得するなど高い評価を得ていると言えるでしょう。
れんげ米
「夢つくし」の特徴を語る上で外すことが出来ないのが、このお米が"れんげ米"であるということでしょう。れんげ米とは、お米をつくる場所にあらかじめれんげ畑を作ります。これにより自然の窒素が発生し、有機肥料として利用が可能な非常に豊かな土壌が生まれます。
れんげを利用することで、通常の米作りに比べて少ない化学肥料によって育成が可能となり、身体にやさしいのはもちろんのことながら、芳醇な香りとふっくらとしたお米が出来上がります。
夢つくしの産地
夢つくしの有名な産地と言えば、やはり筑後川流域となるでしょう。九州では最も大きい河川であり、日本でも有数の川である筑後川の下流域には、広大な水田地帯が広がっています。
利根川、吉野川と並んで日本三大暴れ川と言われており、筑紫次郎という名前で呼ばれることもあります。阿蘇山を水源とする豊かな水資源は、稲作をするのにも最適な環境が出来ており、夢つくしもその恩恵をしっかりと受けていると言えるでしょう。
比較的広大な土地があるため、夢つくしの作付面積としても広い面積を有しており、25年度版の品種別作付割合においては全国でも上位15番以内に入る面積を持っています。
夢つくし売れ筋ランキング
福岡のオリジナル米として、地元では有名な夢つくしですが、ここまで述べてきた通り生産地は基本的には福岡県内のみとなっています。そんな夢つくしは生産者、もしくは販売元によっていくつかの種類があります。
ここではそんな「夢つくし」に関して、Amazonで販売されている夢つくしについて、売れ筋順に紹介していきます。
第1位:【精米】福岡県産白米 夢つくし <神明>
メーカー名 | 神明 |
重量 | 5kg~ |
産地 | 福岡県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
第2位:【精米】福岡県産 夢つくし (白米) <米問屋 こめよし>
メーカー名 | 米問屋 こめよし |
重量 | 5kg~ |
産地 | 福岡県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |
第3位:福岡県産 特別栽培米(レンゲ栽培) 白米 夢つくし <株式会社 関西米穀>
メーカー名 | 株式会社 関西米穀 |
重量 | 5kg~ |
産地 | 福岡県 |
原産国 | 日本 |
現在の価格はコチラ |