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ギルビーの歴史や特徴とおすすめのジン

ギルビー(GILBEY'S)のジン

ジンというとその独特な香りが苦手で敬遠される方もみえます。実際にストレートやロックで飲む方はその香りを楽しみたいという方も少なくありません。

しかし全てのジンがこの独特の香りがあり飲みにくいわけではないことをご存知でしょうか?ジンの銘柄は多く、それぞれが特徴を持たせて独自のレシピで開発しているため、飲みやすいジンも存在しているのです。こちらではそんな銘柄の1つであるギルビーの歴史や特徴とおすすめのジンをご紹介していきます。

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ギルビー(GILBEY'S)とは?

ギルビー(GILBEY'S)とは?

それではまずギルビーについてご紹介しておきましょう。ギルビーは東京都中野区中野に本社を置く、ビールや発泡酒を製造する事業子会社・キリンビール株式会社が販売するブランドの1つです。しかし大元はギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生したイギリスの酒造メーカー・ディアジオの傘下となっているW&Aギルビー社のブランドとなっています。

ギルビーはジンをはじめとするスピリッツやリキュールを販売するブランドとして運営されています。

>>人気の高いジンの定番銘柄まとめはコチラ

ギルビーの歴史

ギルビーは元々、1857年にウォルター・ギルビーとアルフレッド・ギルビー兄弟がロンドンのソーホーにてW&Aギルビー社を設立し、南アフリカからワインを輸入・販売することからビジネスが開始されました。

アイルランドやスコットランドで順調に業績を伸ばしていき、1772年には社屋を豪華なオフィスに改修し、地下にウイスキーのボトリングやワインセラー付の大型倉庫を建設しました。さらに100年経った1872年、ジンの発展の契機ともされた連続蒸留器の急速な進歩に伴い、イギリスで純度の高いドライジンが拡大していきました

それに伴いギルビー社でもカムデンタウンにジンの蒸留所を建設し、ギルビー家秘伝のレシピを用いて、同社オリジナルのドライジン「ギルビージン」を完成させました。現在ギルビーブランドとして取り扱われるジンがこの時に誕生したのです。

経営陣が創業者の息子たちに引き継がれ、1895年にはギルビージンの販売をさらに強化し、「ギルビー家秘伝レシピのロンドンドライジン」として世界向けに名を売っていきました。さらにギルビーの商品が1908年の英仏博覧会におけるスペインロイヤルのグランプリを含め数々の賞を受賞することとなり、名実ともにイギリスのリーディングカンパニーとしての地位を確立していきました。

やがてギルビー社は英国ディアジオ社の傘下に入り、世界50カ国でギルビージンやギルビーウォッカが販売されるようになりましたが、日本ではキリンビール株式会社が2007年に輸入及び国内販売権を取得し、販売を開始しました。

ギルビーのジンの特徴

ギルビーではアルコール度数37.5%と47.5%の2種類のジンを取り扱っています。その特徴は何といってもその香りにあります。ジュニパーベリーをはじめアンジェリカルートやコリアンダー、レモングラス、シナモンなど12種類ものボタニカル(香味植物)を使用した柑橘系の香り豊かなジンに仕上がっています。

これは歴史でもご紹介した通り、ギルビーの創業者であるギルビー兄弟の家に代々伝わる秘伝のレシピから作られているオリジナルジンになります。味も清涼感のある口当たりの良い味わいとなっており、ジンが苦手な方でも口にできるほど飲みやすい商品となっています。

その人気は凄まじく、2006年には日本のスピリッツ市場の7割をこのジン、そして同ブランドのウォッカが占めたほどです。そのためジン、ウォッカともに国内2位の売り上げを記録しています。

しかし、現在は他の商品の台頭と、生産国が日本からフィリピンに移ってしまったこともあり品質が落ちているとの声も耳にします。フィリピンはジンの消費量が非常に多いため、生産国がそちらに移っても不思議ではないですし、ビフィータージンもフィリピンに工場があります。ただ、オランダやイギリスで生産されているものと比べてしまうと、味は落ちると評価される方もみえます

生産国のこともあってか、価格は手頃となっており、カクテルとして飲む分には非常に美味しく飲めるのも特徴の1つです。豊富なボタニカルのおかげで、香りも楽しめるカクテルが作れると、ギルビージンを購入される方もみえるほどです。ストレートで飲むには向いていないかもしれせんが、ソーダ割りやカクテルなどに使用するには適していると言えるでしょう。

ギルビーのおすすめジン

ギルビーのおすすめジン

それでは最後にギルビーのおすすめジンをご紹介していきましょう。とは言っても先述通り、その種類は2種類のみとなります。それぞれのジンの特徴などをもう少し細かくご紹介していきます。

>>ジンの上手な選び方とポイントについて詳しくはコチラ

ギルビージン 37.5%

現在の価格はコチラ

ギルビージンの中でも度数が低めのジンになります。特徴でもご紹介しましたが、12種類ものボタニカルを使用していることにより、柑橘系の芳醇な香りを醸し出すドライジンとなっています。容量は375mlと750mlがあり、赤色で描かれたラベルがついた透明な瓶が特徴的であり、手に持てばずっしりと重い商品となっています。

ギルビージン 47.5%

現在の価格はコチラ

こちらはギルビージンのアルコール度数が高い商品となっています。47.5%は市場に出回るジンの中でも高めのアルコール度数です。製造方法は37.5%と同じですが、蒸留時の水分を調整することで、アルコール度数が高めになっています。

容量は750mlのみですが、価格は市場全体から見れば安めとなっています。こちらは透明の瓶に緑色のラベルとなっており、一目でアルコール度数が見分けられるようになっています。

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