もはや定番!アボカドのぬか漬けの作り方
ぬか床に野菜を漬けると美味しいのはわかりますが、アボカドはどうでしょうか?知らない人はアボカドなんて…って思うかもしれませんが、アボカドのぬか漬けはとっても美味しいと評判です。
そこで、この記事ではアボカドぬか漬けの作り方を紹介していきます。作り方だけではなく、栄養や健康効果まで解説していくので、少しでも興味があったら実践してみてください。
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アボカドぬか漬けはどんな味?
アボカド自体の味は少し癖があります。特に青臭いと感じることが多く、それが苦手な人もいます。
ただ、ぬか漬けにするとなると話は違ってきます。ぬか床の状態にもよりますが、酸味とコクがありとっても濃厚です。このためお酒にも良く合うので、お酒のお供にも良い食材です。
食べる人によっては、豆腐よりも濃厚とかチーズみたいだとかいう人も存在します。美味しいという評価がたくさんあるアボカドは、ぬか漬けにするにはピッタリの食材かもしれません。
アボカドぬか漬けの作り方
様々な料理で使われることがあるアボカドですが、ぬか漬けにすることもできます。普段からぬか漬けを作っている人は知っているかもしれませんが、意外というよりは定番となりつつあります。
アボカドのちょっと癖のある味が功を奏して、ぬか漬けとの相性もバッチリです。様々な料理やお酒にも合いますから、一度はチャレンジしてみたい食材です。
アボカドぬか漬けを作る手順
- 皮つきのまま食べる場合には皮に塩をふり、農薬を落とすため良く洗います。
- アボカドを2つに割って種を抜き、切った表面を下にしてぬか床に漬けていきます。
- 冷蔵庫に入れ、1~2日くらい漬け、柔らかくなっていたら食べ頃です。
冷蔵庫ではなく、常温保存で漬けた場合は、冷蔵庫で漬けたときの半分くらいの時間で漬けることができます。皮をむいて好みの大きさにスライスするのが、オーソドックスな食べ方です。
熟しているアボカドをぬか漬けにすると、原型を維持できることが少ないです。このため、ぬか床から取り出しやすく食べやすいのが好みの人は、熟していないアボカドがおすすめです。
ぬか漬けするアボカドの皮は剥くべき?
アボカドを漬けるときは、皮つきでも皮なしでもどちらでも問題はありません。漬ける時間は、漬ける人の好みによって変化をもたせるのが良い方法です。基本的に皮なしは、4~5日くらいは漬けた方が良いといわれています。
また、皮つきを漬けるときには、ぬか床に全部入れてしまうと取り出すのが大変になるので、上に乗せるくらいにすると良いでしょう。作り方は、基本的に普通のぬか漬けと変わらないので、一度試してみてはどうでしょうか?
アボカドのぬか漬けの賞味期限
アボカドを漬けてぬか床から取り出したら、なるべく早く食べてしまいましょう。取り出してから24時間以内が美味しく食べることができるといわれています。作り過ぎた場合でも2~3日以内で食べなければ、かなり劣化してしまうでしょう。
どうしても保存しておかなければならない場合には、冷蔵室や野菜室に保存するのが良い方法です。冷蔵庫に保存したからといって安心はせずに、できる限り食べきることを目標にしてください。
アボカドぬか漬けの栄養素とその効果
アボカドは栄養の優等生といわれるほど栄養価が高く、世界で一番栄養価の高い食べ物としてギネスブックに記録されています。アボカドぬか漬けに豊富に含まれる代表的な栄養素を以下にまとめていきます。
- カリウム…ナトリウムの排泄を促してくれます。
- ビタミンE…抗酸化作用があり代謝率を高めてくれるほか、老化防止に役立ちます。
- ビタミンB1…糖質の代謝を助けてくれます。
- ビタミンB2…脂肪燃焼効率をアップしてくれます。
- ビタミンB6…新陳代謝を促してくれます。
- ナイアシン…脂質の代謝を促してくれます。
- コエンザイムQ10…活性酸素から体を守り、老化防止や美肌効果に力を発揮します。
見てわかる通り、中でもビタミンB群が豊富です。ビタミンB群は、ぬか漬けにすることによって栄養価が何倍にも増えますから、ぬか漬けの恩恵を十分に受けることができます。
このビタミンB群は糖質や脂質の代謝を促してくれるので、肥満防止のほか、肌荒れを防止してくれる効果が期待できます。
また、カリウムも多く含まれており、ナトリウムの排泄を促してくれます。このためアボカドは、塩分濃度が高いぬか漬けの食材として、相性が良いといえるでしょう。
アボカドぬか漬けの美容効果とは?
アボカドは栄養価が高いだけではなく、美容効果も期待できる食材です。アボカドぬか漬けを食べることによる美容効果には、どのようなものがあるのでしょうか?
- 美肌効果
- ダイエット効果
- アンチエイジング効果
アボカドに多く含まれるビタミンB1は糖質の代謝率を高め、ビタミンB2は脂肪燃焼効率をアップし、ナイアシンは脂質の代謝率を高めてくれる働きを持ちます。
この3つのビタミンB群が持つ脂肪燃焼や代謝率アップといった働きは、ダイエットと大きな関係があり、ダイエット効果が十分に期待できるといって良いでしょう。また、ビタミンB6には、皮膚を再生してくれる機能がありますから、美肌効果も期待できます。
美容効果といえば、アンチエイジング効果のことも忘れてはいけません。アボカドには美容成分としても知られるコエンザイムQ10を多く含みます。活性酸素が増えすぎると細胞の老化が早まります。この老化をおさえてくれるのが、抗酸化作用に優れるコエンザイムQ10なのです。
コエンザイムQ10を多く含んだアボカドぬか漬けは、アンチエイジングと美肌を求めている人にとって、最適な漬け物といえるでしょう。
アボカドぬか漬けの健康効果とは?
世界一の栄養価を誇るアボカドは、健康効果が高いことでも知られています。アボカドの健康効果にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
- 便秘解消
- 動脈硬化予防
- 生活習慣病予防
アボカドには100gあたり5.3gの食物繊維が含まれています。この量は、果皮やドライフルーツを除く青果の中ではトップクラスです。食物繊維はお腹の調子を整えてくれる栄養素として有名ですが、そのほかにも大腸がんを予防してくれるともいわれています。
アボカドの健康効果はそれだけにとどまらず、生活習慣病の予防にも貢献してくれます。アボカドに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれる働きがあります。このため、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。
また、アボカドには不飽和脂肪酸一種のオレイン酸が含まれています。オレイン酸は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げてくれる働きがあるので、動脈硬化や脂質異常を防いでくれる効果が期待できます。
アボカドぬか漬けはこんな人におすすめ!
アボカドぬか漬けは美容・健康効果が高く、誰にでもおすすめできます。特に、不摂生な生活をしていて生活習慣病が気になる人にはおすすめです。
味や食感もほかの食材に比べると変わっているので、いつもとは違ったタイプのぬか漬けにチャレンジしたい、という人にもピッタリの食材です。
色々な料理とお酒に合うアボカドのぬか漬け
アボカドぬか漬けは色々な料理に合うといわれています。食卓に花を添えるためにも、アボカドぬか漬けと、それに合った料理を並べてみるのも一興です。アボカドぬか漬けには、どのような料理とお酒が合うのか見ていきましょう。
日本酒・ビール・ワインとの相性
日本酒、ビールは味の濃いものがおつまみにあると、美味しく飲むことができます。ワインに関しても、クリームチーズのようなアボカドぬか漬けはピッタリです。お酒が好きな人に、アボカドぬか漬けは自信を持っておすすめできます。
白米との相性
白米は、料理とはいえないかもしれません。しかし、酸味と塩味が利いたアボカドぬか漬けは、アボカドぬか漬けだけあれば良いというくらい、白米との相性もバッチリです。
白米が好きな人は、アボカドぬか漬けがあれば何杯でも食べてしまうかもしれません。白米が好きで、シンプルなメニューが好みの人にはおすすめです。
サラダとの相性
サラダに関しては、ドレッシングなどの味つけをしない方が、美味しくて健康的です。濃厚な味のアボカドぬか漬けと、味なしの生野菜を一緒に食べれば、バランスの良い塩味が生野菜を包み込んでくれます。
アボカドぬか漬けとサラダは別々の容器でも良いのですが、アボカドぬか漬けを細かく切って、調味料としてサラダにふるのも美味しくておすすめです。
カレーライスとの相性
カレーライス自体は味が薄くなく、濃厚な味のアボカドぬか漬けが合うの?って思う人もいるかと思います。
カレーライスの定番ともいえる福神漬けやラッキョウは、カレーライスだから実力を発揮できます。福神漬けもラッキョウも癖があり、味も濃いのにカレーライスとの相性はピッタリです。
そんな感覚でアボカドぬか漬けをカレーライスに添えれば、また違った味を楽しむことができます。普段からカレーライスに福神漬けやラッキョウを添えている人に、アボカドぬか漬けはおすすめです。
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