簡単で臭いなし!冷蔵庫で作るぬか漬けの作り方
ぬか漬け作りには興味があるけど、面倒だし臭いが気になるって人も多いはずです。特に、忙しくて時間がないという人にとっては、ぬか漬け作りも中々難しいのかも知れません。
臭いや手間の問題がクリアできれば、ぬか漬け作りをチャレンジしてみたいという人には、冷蔵庫で作るぬか漬けがおすすめです。冷蔵庫でぬか漬けが作れるの?と思っている人に、メリットや手入れの方法を紹介しましょう。
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冷蔵庫で作るぬか漬けのメリット
常温で保存をする一般的なぬか漬けもいいのですが、冷蔵庫を使用して作るぬか漬けも悪くありません。
冷蔵庫で作るぬか漬けにはメリットもあり、初めて作ろうと思っている人にはピッタリの方法です。冷蔵庫を使用したぬか漬けのメリットには、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。
- 雑菌の繁殖をおさえることができるため、毎日かき混ぜる必要がない。
- 低温で菌の働きが遅くなり、塩分控えめのぬか漬けができる。
- 独特な臭いをおさえることができる。
- カビの発生をおさえることができる。
読んで分かるとおり、常温で作るぬか漬けに比べると、これだけのメリットがあります。だからといって、漬け上がりが美味しくないというわけではありません。手間隙掛けるのが苦手だったり、忙しかったりする人は是非、冷蔵庫ぬか漬けにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
冷蔵庫で作るぬか漬けの準備
常温で作るぬか漬けも、冷蔵庫で作るぬか漬けも、準備をしなければならないのは同じです。ここでは、冷蔵庫で漬けるときに必要な道具と、ぬか床選びのポイントを説明していきます。
- 蓋付き深型の容器(ホーロー、プラスチック、陶器を好みで)
- かき混ぜ用のしゃもじ(かき混ぜるときには、ぬかの飛び散りに注意)
- 市販の熟成ぬか床
- 自然塩
ぬか床を入れる容器は、本来であればタッパーのような形状の容器の中から選ぶのが良いのですが、冷蔵庫内のスペースの問題や手軽さでいうなら「ジップロック」のような密閉バッグでも作る事が可能です。
また、熟成ぬか床を選ぶポイントとしては、初めから美味しいぬか漬けを作ることができることと、手入れが簡単なことです。
手入れが簡単でなければ、手軽さを求めている人にとっては意味がありませんし、美味しくなければ、作っていてもモチベーションが下がってしまいます。
熟成ぬか床を選ぶときには、簡単で美味しい商品を探して購入するようにしましょう。以下に紹介する熟成ぬか床は、野菜を漬けるだけで簡単に作ることができるのでおすすめです。
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冷蔵庫で作るぬか漬けは、たったこれだけ揃えるだけで、簡単で美味しいぬか漬けができあがります。常温で本格的にぬか漬け作りを始めるのとは違い、道具や材料をたくさん選ぶ必要がありません。
こういったところも、冷蔵庫で作るぬか漬けの良いところかもしれません。
冷蔵庫で作るぬか漬けの作り方
手間がかかるぬか漬け作りだからこそ簡単に作りたい…冷蔵庫で作るぬか漬けはそんな人にはピッタリです。手間がかからず、本当に簡単にできる冷蔵庫ぬか漬けの作り方を、順を追って説明していきます。
- 市販の熟成ぬか床を容器に入れます。このとき、空気を抜くようにしてならすのがポイントです。(野菜を漬けるだけのタイプと、水が必要になるタイプがあります。)
- ぬか漬けに使用する野菜を用意し、洗って水気を拭き取ります。
- 野菜が芯まで漬かるように、用意した野菜の表面に塩をこすり付けます。
- ぬか床を平らにし、野菜を完全に埋め込んで漬けていきます。このときに掘り起こして野菜を入れてしまうと、ぬかに空気が入り、漬物の発色が悪くなる原因となりますから、気をつけましょう。
- 後は冷蔵庫に入れて保存するだけです。
冷蔵庫で作るぬか漬けは、本当に手間がかからないのが良く分かったと思います。熟成ぬかと容器と野菜を買う手間はあるかもしれませんが、それさえ用意してあれば、誰でも簡単に美味しいぬか漬けを作ることができます。
ぬか漬けを冷蔵庫内で漬け込む目安期間
冷蔵庫でぬか漬けを作るときには、常温で作るよりも2~3倍の時間がかかるといわれています。ただ、この2~3倍というのは目安であって、野菜の切り方や大きさ、その人の味の好みによって漬ける時間は変わってきます。
例えばきゅうりを常温で漬けた場合、すぐにでも食べたい人は、3時間くらいの漬け時間でぬか床から取り出して食べる人だっています。漬ける人は1日は普通に漬けています。
このことから考えると、早く取り出して食べる場合、きゅうりを冷蔵庫で漬けたときの目安期間は、半日~1日くらいで十分だと思われます。これがナスの場合だと、常温で漬けると半日~1日くらい漬けるので、冷蔵庫だと1~3日程度で問題ないでしょう。
漬ける期間に関しては、作っている人がどれくらいの期間で取り出したいのかと、その人の好みもありますから、正解の期間というのはありません。一番良いのは、目安となる期間で一度漬けてみて、そこから自分なりの正解を探し出すのが、間違いない方法ではないでしょうか。
冷蔵庫で作るぬか漬けの手入れ方法
ぬか漬けを冷蔵庫で漬ける場合でも、手入れを怠ってはいけません。ぬか床を長持ちさせるためにも、かき混ぜは必要不可欠な手入れ方法です。
しかし、常温で漬けるのと違い、冷蔵庫の場合は毎日かき混ぜる必要がありません。とはいえ、あまりかき混ぜない期間が長過ぎるのも良くないので、毎日かき混ぜないにしても、2日に1回くらいはかき混ぜるようにしましょう。できれば毎日でもいいくらいです。
野菜を出し入れした後には、ぬか床内の空気を抜くために、表面を平らにならします。その後、カビの発生を防ぐため、容器に付いてしまったぬかを綺麗な布巾で取り除きましょう。最後は蓋を閉めることを忘れずに。
臭いに関しては、常温で漬けるのとは違い毎日かき混ぜることもないので、そんなには気にならないでしょう。冷蔵庫に入れているときにも、きちんと蓋さえ閉めていれば、冷蔵庫内がぬかの臭いで充満することもありません。
冷蔵庫以外で臭いをおさえる方法
ぬか漬けを冷蔵庫に保存しておけば、臭いをおさえることができます。それ以外でも、隔離されている場所であれば、臭いが気にならなくなります。ここでは、冷蔵庫以外で臭いをおさえる方法を紹介します。真夏の保存に関しては、クーラーボックス以外は冷蔵庫で保存した方が無難です。
地下室
隔離された地下室であれば臭いも気になりません。温度を調節しておけば問題ないので、ぬか床にも最適な空間を作ることが可能です。ただ、そのように都合の良い地下室が自宅にある人は少ないでしょう。
ダンボール冷暗所
丈夫なダンボールを冷暗所代わりにする方法です。ぬか漬けを作っている容器が、そこまで大きいものでなければ問題なく作ることができます。温度調節のために保冷材を入れておくのがポイントです。
シンクの下
シンクの下は、そこまで高温になることはありません。保存スペースがあればシンク下を冷暗所にすることも可能です。保冷材を使用することで、温度を調節することができます。
クーラーボックス
クーラーボックスであれば完全に隔離されるので、臭いが気になることはありません。大きめの保冷材を入れておけば、冷蔵庫には劣るもののヒンヤリした空間を作ることができるので、ぬか床の保存には最適です。
小さ過ぎると容器と保冷材が入らないので、大きなクーラーボックスが向いています。