高カロリーだから太る?ドライフルーツダイエットとは?
ちまたではやっているドライフルーツダイエットについてリサーチしました。ドライフルーツは高カロリーだけどダイエットに効果があるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかなどについても調べてみました。
ドライフルーツダイエットのやり方やオススメの種類についても記載しています。一目でわかるようにそれぞれの種類のカロリーを表にまとめましたので、あわせてご覧ください。
スポンサーリンク
ドライフルーツダイエットとは?
ドライフルーツダイエットとは、「食物繊維が豊富」という特性を利用したダイエット方法です。ドライフルーツは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていて、ダイエット期間中の空腹を和らげたり、お通じをよくしてくれる効果があります。
ドライフルーツの食物繊維がダイエットに効果的!
水溶性食物繊維は水に溶ける性質を持っているため、水に溶けると体の中でゲル状変化します。消化するのに時間がかかるため、空腹を感じる時間が少なく腹持ちが良いとされています。また、動脈硬化や高血圧の原因ともいわれる悪玉コレステロールを除去してくれる健康面への効果もあります。
不溶性食物繊維は、切り干し大根や干し柿など繊維質なものが多く、よく噛んで食べなくてはいけない食品が多いのが特徴。良く噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止してくれます。水に溶けない性質なので、水分を含んで膨張し腸内の便の押し出してくれるため、便秘解消にもつながり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルも解決してくれます。
ドライフルーツの果糖で満腹感が持続!
ドライフルーツの甘みは果糖です。本来、砂糖やショ糖などの甘み成分は体の中に入ってくると血糖値を急激にあげ満腹感を感じさせますが、下降するのも早いのですぐお腹がすいてしまうという悪循環で食べ過ぎてしまうことも多く、1日の摂取量を超えた甘み成分は全て脂肪へと変わっていきます。
しかし同じ甘みでも果糖はゆっくり血糖値を上昇させるため満腹感が持続します。
ドライフルーツダイエットの方法
ドライフルーツダイエットは、他のダイエットと組み合わせてやるのが効果的。たとえば食事制限をする時、どうしても空腹が我慢できない事もありますよね。そんな時にドライフルーツをよく噛んで食べてください。空腹を緩和することができるので、食事制限のサポートをしてくれます。
また置き換えダイエットでも効果を発揮します。朝ごはんの代わりにドライフルーツを食べたり、おやつをドライフルーツにかえるなど方法は様々です。
手軽に持ち歩きやすいので、継続して行うダイエットの強い味方になってくれます。
ダイエットにおすすめなドライフルーツの種類
オススメのドライフルーツはプルーンです。一口サイズで食べやすいというのも良いのですが、なんといっても抗酸化作用が豊富なのが魅力です。体内の錆びつきを抑制してくれる効果がありますから、アンチエイジングや美肌にも効果的。
それぞれの果物ごとに色んな効果がありますので、いろんな種類を試してみるのも良いかもしれませんね。
ドライフルーツダイエットのメリット・デメリット
ドライフルーツダイエットのメリットは、美味しいので続けやすいという点と単価が安いのでコスパも良いという点です。
様々なダイエット方法の中には美味しくないプロテインを摂り続けなければいけないものや何万円もするサプリメントを摂る方法もありますから、ドライフルーツダイエットは比較的始めやすいというのもメリットかもしれませんね。
もとは果物ですから栄養価も高く、健康・美容・ダイエットと様々な効果があるのも魅力です。
逆にデメリットは1日の摂取量を守らないと、かえって肥満を促進してしまう点です。ドライフルーツは下記のとおり、乾燥させることで成分を凝縮するため、グラム当たりのカロリーはそのままの果物よりも高カロリーとなっています。
ドライフルーツのカロリー比較表
ドライフルーツ カロリー表(100gあたり) | |||
いちじく | 271キロカロリー | クランベリー | 323キロカロリー |
プルーン | 237キロカロリー | デーツ | 266キロカロリー |
あんず | 246キロカロリー | レーズン | 300キロカロリー |
バナナ | 287キロカロリー | トマト | 354キロカロリー |
マンゴー | 368キロカロリー | 乾燥なつめ | 287キロカロリー |
ドライフルーツダイエット中の摂取量
1日の摂取量は80gまで(あんずなら2個・レーズンなら片手分ほど)とされているのですが、美味しいドライフルーツを食べ始めると、気が付いたら摂取量をこえていたなんてこともよくありますので注意しなければなりません。
ドライフルーツダイエットの注意点
食べ過ぎ防ぐためにも1日分の量だけを別の容器に移すなどして、食べ過ぎを防止することがとても大切になります。
また、ドライフルーツは無添加・砂糖不使用のものをえらびましょう。売られているものには、表面に砂糖がまぶしてあるものや、シロップ漬けにされているものもあります。そんな商品をえらんでしまうと折角1日分を制限して食べても、カロリーがオーバーする危険性もあります。
ドライフルーツは無添加でも約一カ月は持ちますので本来は添加物は不必要なのですが、商品を良く見せるために漂白されていたり、もっと長期で保存させるために防腐剤が入ってるケースもあります。
基本的には商品の裏に記載されているハズですが、心配な方はホームメイドで作るのも良いかもしれません。