便利な保存食!オリーブオイル漬けのおすすめレシピ
食材はオイルに漬けておくと、長期間保存ができることをご存知ですか?
輸入食材のショップに行くと、沢山の種類のオイル漬けが棚に陳列されていますよね。オイル漬けの歴史は実は長く、おつまみとしてそのまま食べても美味しいですし、料理にも使えてとっても便利なんです。
皆様も余った食材を使って、オリジナルのオイル漬けを作ってみませんか?注意点を守って頂ければ、一年以上保存が効くものも!
今日はおすすめのオイル漬けのレシピをご紹介いたします。
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オイル漬けが長期間保存できる理由
まずはオイル漬けにすることで長い間食品の保存が効く理由をご説明致します。
オイルで食材を包み込むことで空気を遮断し、酸化を防ぎます。そして更に油に浸すことで食材の水分の流出を抑え、微生物の繁殖も防ぐことができます。その結果、長期間保存することが可能になります。
オイル以外にも、ぬか漬けやアルコール漬けなど様々な保存食の作り方がありますが、保存食の歴史は長く、先人の知恵として現代にも続く手法です。
中でもオイル漬けは食材にオリーブオイルの風味が加わる上に、オイル自身にも食材の味がうつることでお互いに美味しくなるという素晴らしい方法です!
保存が出来る上に味も美味しいですし、ご家庭にストックしておくととても便利なアイテムになりますね。
可愛いメイソンジャーで保存すると見た目もおしゃれなので、キッチンが華やかになりますよ。
作り方は注意点さえ守ればとっても簡単なので、気軽にオイル漬けを作ってみましょう。
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どんなオリーブオイルがオイル漬けに最適?
長期間保存をすること、またオイルの風味が食材にうつることを考えると香りが高いエクストラバージンオリーブオイルをおすすめ致します。
食材は酸化をすると風味が劣化してしまいますし、漬けているオイルもそのまま使いたいので、酸化が最も進んでいないこのタイプが最適です。
保存の際の注意点
保存容器を必ず煮沸し消毒しましょう。微生物が入らないようにする注意が必要です。洗剤で洗えば綺麗になると思いがちですが、目には見えないウィルスや菌は多数あります。
特に保存を目的とする場合は、保存容器の清潔さは確実に行わないと食中毒になる可能性もありますので注意して下さいね。
保存容器の消毒方法
【材料】
- 大きめの鍋
- 保存容器
- 菜箸もしくはトング
- キッチンペーパー
- 水 適量
【やり方】
- 鍋で水を沸騰させ、保存容器を10分程煮ます。パッキンや蓋は熱湯で変形する可能性があるので、状況を見て早めに取り出しましょう。
- 保存容器を取り出し、キッチンペーパーを敷いた上に逆さまに置き、乾かします。この時は火傷に注意して、菜箸やトングで持つようにしましょう。
この方法で確実に容器を消毒をし、安全な保存食を作りましょう。
オリーブオイル漬けおすすめレシピ
ご家庭にあると便利なオイル漬けをご紹介致します。
工程は材料を用意し、オイルに漬けるだけととっても簡単です。ここでご紹介する他にも、キノコや牡蠣などお好きなものをオイル漬けにしてみてくださいね。きっと新しい味に感動しますよ。
そしてお手製のオイル漬けはなるべく半年~1年以内に使い切るようにしましょう。
チーズとハーブのオリーブオイル漬け
【材料】
- エクストラバージンオリーブオイル…保存容器1杯分
- チーズ(プロセスチーズ、クリームチーズ、スモークチーズなどお好きなもの)…適量
- にんにくスライス…適量
- 塩…適量
- ハーブ(オレガノ、バジルなどお好きなもの)… 適量
【作り方】
- チーズをキューブ状にカットし煮沸消毒した容器に入れ、オイルをチーズがかぶさるまで入れます。
- にんにくスライス、塩、ハーブも一緒に漬け一週間ほど寝かせます。
【食べ方】
そのままはもちろん、パンやクラッカーに乗せて食べてるのもおすすめです。
パンにチーズを乗せてトーストし、溶けたチーズを楽しむ食べ方が個人的に好きですね。サラダのトッピングにもぴったりです。
万能!にんにくのオリーブオイル漬け
【材料】
- オリーブオイル…適量
- にんにく…適量
【作り方】
- にんにくをみじん切りにして保存容器に入れ、にんにくが浸るくらいまでオリーブオイルを入れます。
- 冷蔵庫に入れて一晩付けます。
【食べ方】
フランスパンに塗ってガーリックトーストにしたり、チキンソテーのソースにしたりと万能なアイテムです。
にんにくが安売りしていたら沢山買って作ってみましょう。お好みで唐辛子を入れてピリ辛にしても美味しいですよ。
オイルにはにんにくの香りがうつって美味しくなっているので、炒め物用の油として使用したり、ドレッシングにしたりと様々な方法でお使い下さい。
ドライトマトのオリーブオイル漬け
【材料】
- オリーブオイル…適量
- ミニトマト…お好みの量
【作り方】
- ミニトマトをよく洗い、半分に切ります。
- オーブンの鉄板にクッキングシートを敷き、ミニトマトの切り口を上にして並べ、120℃のオーブンで20分焼きます。焼き上がり後に表面に浮かんだ水分を拭き取ります。この工程を4回行ってください。(※使用するオーブンによって加熱の時間が変わりますので、様子を見ながらカラカラにさせてください。多少身がぷりっとしていてもOKです。)
- ミニトマトとオリーブオイルを保存容器に入れ、一週間ほど寝かせて完成です。※市販のドライトマトをご使用の場合は、オイルとトマトを漬ける工程だけ行ってください。
【食べ方】
オイルを吸ったトマトがとてもジューシーです。ピザ、パスタのトッピング等、イタリア料理に沢山使えます。
お好みで乾燥したバジルを一緒に漬けておくと、香りの良いオイル漬けになります。