自宅で作れる!ヨーグルトメーカーの味噌レシピ
日本の伝統的な調味料で食卓に欠かせない調味料である味噌。自作するのはとても大変なイメージがありますよね。しかし、ヨーグルトメーカーを使用することによって手軽に手作り味噌を楽しむことができます。
ここではヨーグルトメーカーを使用した味噌作りと、手作りした味噌のアレンジを詳しく紹介していきたいと思います。
食卓に欠かせない調味料だからこそ手作りし、安心で安全な味噌で料理をより楽しく美味しいものにしましょう。
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ヨーグルトメーカーを使った味噌の作り方
日本の伝統的な調味料である味噌も発酵食品の代表的な存在です。本来味噌を手作りするの非常に手間がかかります。樽で長期間熟成させている映像を誰しも見たことがあるのではないでしょうか。
しかし、発酵食品の強い味方であるヨーグルトメーカーを使用すれば簡単に味噌を自作することができます。日本人の食卓に欠かせない調味料だからこそ、安心安全な手作りにこだわってみるのも良いのではないでしょうか。ただし、全てのヨーグルトメーカーで味噌作りが出来ることは保証されていません。
ヨーグルトメーカーでの味噌作りはあくまで発酵の工程をヨーグルトメーカーで行うということで、発酵前工程は自身で行う必要があります。その点は留意しておきましょう。
また、お使いのヨーグルトメーカー、あるいはこれから購入予定のヨーグルトメーカーが味噌作りに対応しているものであることを確認した上で、味噌作りを行いましょう。推奨機器としては温度設定がしっかりと行えるもの、タイマー機能がついているものが望ましいでしょう。
これからヨーグルトメーカーの購入を検討されている人は、味噌を作る際の設定温度は60℃、かかる時間は8時間程度というのを目安にヨーグルトメーカーを選ぶと良いかもしれません。
必要なもの
味噌作りに必要な材料は以下の通りです。また、調理器具として、ヨーグルトメーカー以外にもミキサーかフードプロセッサーが必要なので用意しておきましょう。
- 米麹 200g
- 塩 30g
- 乾燥大豆 300g
- ぬるま湯 200ml
手順
必要なものを準備したら早速作り始めましょう。手順は以下の通りです。
- STEP1:まずは大豆をよく洗い、3倍の量の水に浸しておきます。12時間ほどしっかりと浸しておきましょう。この工程は前日の夜に済ませておくと良いでしょう。
- STEP2:水を捨て大豆を弱火で煮て柔らかくします。圧力鍋の場合は大豆が浸るくらいの水を入れ、20分~60分程度煮てください。
- STEP3:煮えたら煮汁200mlを別容器に移します。使用する鍋や大豆の種類によっては煮る時間が異なります。目安としては、指で簡単に潰れる程度に柔らかくなっていれば完了です。
- STEP4:大豆が熱いうちにペースト状にすり潰します。フードプロセッサーかミキサーを使用すれば簡単に工程を終わらせることができます。これらの器具を使用する際もきちんと消毒済みのものを使用してください。
- STEP5:ヨーグルトメーカー付属の容器を消毒し、丁寧にほぐした米麹、すり潰した大豆、煮汁、塩を入れてよく混ぜます。
- STEP6:ヨーグルトメーカーにセットし、温度を60℃、時間を8時間にセットします。
- STEP7:発酵が終わったら全体をかき混ぜ、冷蔵庫で保管してください。出来上がった味噌をもう1度すり潰すと滑らかな味噌になります。
- STEP8:冷蔵庫で保管している間も発酵は進んでいます。1日1回は全体をかき混ぜましょう。
ポイント
味噌作りを失敗しないためにはまず、材料の分量をしっかりと量ってください。特に減塩を意識して塩を減らしてしまうと塩分率が下がり、仕上がりが酸っぱくなってしまいます。
また、混ぜる際はしっかりと全体が混ざるように意識してください。丁寧に混ぜることによりムラのない美味しい味噌になります。
手作り味噌のアレンジ方法
手作りした味噌はさらにアレンジを加えることでより幅広く楽しむことができます。ここでは、手作り味噌を使用した豆板醤の作り方を紹介したいと思います。
手作りの豆板醤は市販のものよりもマイルドで、様々な料理に使用することができます。
必要なもの
以下の分量は小さめのタッパー2つ分の量です。そらまめは冷凍のものでも構いません。
- そらまめ 200g
- 塩 40g
- 唐辛子の粉 40g
- 味噌 大さじ2
- にんにく 2粒
- 米麹 15g
手順
必要なものを用意したら作り始めましょう。味噌を作り終わった後のヨーグルトメーカーをそのまま使用して豆板醤作りをすると消毒の手間を省くことができます。
- STEP1:そらまめとニンニクを煮て柔らかくします。この工程を味噌作りの発酵が終わる頃合に済ませておくと時間のロスがなくておすすめです。
- STEP2:柔らかくなったそらまめとニンニクを潰します。ビニール袋に入れて潰すと洗い物がなく、お手軽です。
- STEP3:残りの材料をしっかりと混ぜ合わせます。ムラがないように注意しましょう。
- STEP4:ヨーグルトメーカーにセットし、60℃で8時間に設定します。
- STEP5:発酵完了後はしっかりとかき混ぜて冷蔵庫で保管してください。
ポイント
家庭用なのでそらまめの薄皮は取らなくても美味しく出来上がりますが、より口当たりの良い豆板醤にしたい場合は薄皮を取ってください。また、そらまめの煮汁を混ぜて発酵させると柔らかな仕上がりになります。
家庭に塩麹がある場合は米麹ではなく、塩麹を使用して作るのもおすすめです。塩麹を使用する場合は塩の量の加減をしてください。