紅茶の人気茶葉【アッサム】の魅力と特徴
インドの紅茶として世界中に広く浸透している非常に人気の高いアッサムティーは、コクのある強い味わいと芳醇な香りが人気で、日本国内でも不動の地位を確立しています。そこで今回は紅茶の人気茶葉【アッサム】の魅力と特徴について紹介していきます。
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紅茶の茶葉【アッサム】とは?
1823年にインド北東部に存在するアッサム地方に交易開拓しにきたイギリス人が、野生の茶樹を発見しチャノキの変種として登録されアッサム地方で茶栽培が開始されました。アッサム茶の取れるアッサム平原は、世界でも有数の雨量の多い地域なのが特徴で、4~5月ごろに摘み始められ11月までの期間にアッサム茶が制作されています。
アッサムの茶葉の特徴
茶葉の色は黒褐色で整った形状の紅茶茶葉が多いのがアッサムの特徴です。コクのある強い味わいで芳醇な香りをもっていて、水色は赤褐色に近い色合いです。
アッサムは4~5月頃に摘んだ茶葉を早摘みのファーストフラッシュと呼び、6~7月頃に摘んだ茶葉をクオリティーピークのセカンドフラッシュと呼びます。 良いアッサム茶は、特有のパンチが効いた強いコクと深く濃い褐色が特徴的で、ミルクティーに非常に良く合う紅茶として人気を獲得しています。
アッサムの茶葉がおすすめのブランド
フォートナム&メイソン/アッサム |
現在の価格はコチラ |
上質な紅茶を生み出すロンドンの老舗百貨店フォートナム&メイソン (Fortnum & Mason)通称フォートナムズのアッサムは、強めの紅茶が好きな人なら欠かせないおすすめ品です。
朝食にミルクティーを飲むのであれば、この紅茶茶葉の右に出る紅茶はいないでしょう。特にTGFOPと言うグレードのアッサムは、ゴールデンチップを多く含んだ上級茶葉であり、一日中、時間を問わず、最高のアッサムを楽しめる茶葉として人気を獲得しています。
美味しい紅茶【アッサム】の魅力
アッサムのおすすめの飲み方
ストロングティーとして有名な茶葉ですから、ストレートで飲むのも良いでしょう。ティースプーンに軽く一杯の茶葉を1度沸騰させた85~90℃前後のお湯で2分半から3分程浸せば、まるでコンサート後の感動の様な余韻のあるアッサムとなります。 しかし折角なので、その力強くも繊細な香りと味をミルクティーで生かすものおすすめ。
ミルクティーはアッサム茶葉!と言うのが定番になってる程ですからその味は絶品です。おそらくミルクティーに最も合う茶葉として、世界中が認める紅茶がアッサムです。アッサム通には、牛乳で煮出してチャイにするのが好きという人も結構多い紅茶です。
アッサムが好きな人はこの紅茶もおすすめ
中国のキーマン茶は発酵度数が強く香りも独特でアッサム茶が好きな人にはおすすめです。安徽省祁門県の附近で作られるキーマン茶(祁門茶)はキームン香という独特の香りを持ち、まるでローズティーの様に甘く、強い味わいが特徴的な紅茶です。
アッサムとはまた毛色のちがうストロングティーであり、中国古来から愛される紅茶で品質が上がる程に味の濃度が増し、香りの良いんも強く長くなるのが特徴です。しかし粗悪なお茶も多いため購入するときはしっかりした所で買う事がポイントです。安いキーマン茶の場合、煙臭くて渋くまったく美味しくない紅茶の場合もあります。