紅茶に含まれる素敵な効果や効能について
味わいや香りを楽しむ飲み物として世界中の人から愛されている紅茶ですが、実は健康や美容など様々な効果があるのをご存じですか?美味しい上に体にも良い影響がある素晴らしい飲み物が紅茶なんです。
ここではそんな紅茶に含まれる素敵な効果や効能についてまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
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紅茶が持つ効果や効能
紅茶がもたらす効果や効能は非常に幅広く、主に以下のものが挙げられます。
身体を気遣うことができる健康面のサポートや、美容やダイエットなど女性にも嬉しい効果を期待できます。以下でそれぞれの効果について詳しく紹介していきます。
紅茶のリラックス効果
実際に紅茶を飲んでいてリラックス効果を実感している人は多いのではないでしょうか。紅茶にはリラックス効果を得られる成分がありますし気のせいではありません。
疲労回復・ストレス緩和
紅茶にはコーヒーほどではありませんがカフェインが含まれています。カフェインには疲労回復やストレス緩和、覚醒作用、中枢神経の興奮、強心作用、抗喘息作用、利尿作用などが挙げられます。これに加えてカフェイン単体で摂るよりも紅茶で摂る方が効果が柔らかいので、適度な疲労回復やストレス緩和が見込めます。
アロマテラピー効果
紅茶の香りによって脳を刺激され、α波が出ることによってリラックス効果を得ることができます。
紅茶の香り成分にはゲラニオール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコールなどが挙げられますが、他の茶葉などとブレンドすることによって、さらにアロマテラピー効果を高めることも可能です。
紅茶の健康促進効果
紅茶には健康をサポートする作用もあるので、紅茶を美味しく楽しみながらも身体を気遣うことができます。
有害成分の排出
残留農薬や環境ホルモンなどを、紅茶ポリフェノールへの吸着とカフェインの利尿効果によって体外に排出しやすくなると考えられています。現在はまだ効果について不明な部分が多いですが、効果については例もありテスト段階となっています。
ミネラル補給
体内の新陳代謝に必要なミネラルを紅茶から摂取することができます。特にカリウムが豊富に含まれており、体内のナトリウム(塩分)を排出しやすくしてくれるので脳卒中予防にも繋がります。
ビタミン補給
紅茶にはビタミンB1やB2、ナイアシンが含まれています。糖質を効率よくエネルギーに生成してくれる作用やナイアシンによって二日酔い対策をすることができます。他にも粘膜や皮膚の健康維持にも効果を発揮することができます。
紅茶のダイエット効果
砂糖を入れすぎなければ紅茶はヘルシーな飲み物であり、紅茶に含まれてる成分はダイエットに有効といわれているので以下で効果を紹介していきます。
減量効果
紅茶には利尿作用があり、ミネラル、特にカリウムが豊富に含まれているので体内の余分な水分・塩分を体外に排出してくれるので、むくみや減量を対策することができます。
脂肪燃焼効果
紅茶に含まれているカフェインには脂肪の燃焼を促進する作用があり、紅茶カテキンには糖分分解酵素があるのでダイエットに非常に適した飲み物であるといえます。紅茶はダイエットに適した飲み物ではありますが、砂糖やミルクの入れすぎには十分注意してください。
紅茶の美容効果
抗酸化作用
美容や健康を脅かす活性酸素を除去してくれる紅茶フラボノイドやテラフラビンが含まれています。テラフラビンには活性酸素を抑える作用が緑茶カテキンと同等以上あります。
活性酸素を除去することによってメラニン色素の増殖や老人性シミなどの肌のトラブルを抑えることができます。
美白成分
紅茶には世界的に認められた美白成分であるハイドロキノンが含まれています。皮膚病の治療に用いられたり、化粧品の材料にも広く使われている成分です。
歯垢・虫歯予防
紅茶カテキンやテラフラビンには歯垢を予防する効果があります。それだけでなく紅茶に含まれているタンニンにはフッ素が含まれており、フッ素によって歯のエナメル質を強化することができます。
紅茶には抗菌・殺菌作用もあるので、歯を強くしつつ虫歯の原因になる歯垢や菌から守ってくれるので虫歯対策も期待することができます。
口臭予防
紅茶カテキンには消臭効果もあるので、紅茶を飲むことによって口臭対策をすることもできます。
紅茶の病気の予防・抑制効果
紅茶には健康のサポートを含めて病気の予防や抑制の効果も期待できます。幅広い病気の予防・対策ができるので以下で紹介していきます。
生活習慣病の予防
紅茶カテキンや紅茶フラボノイドには抗酸化作用や血中コレステロールの抑制の作用がある為、生活習慣病対策をすることができます。血糖上昇抑制や動脈硬化対策にもなるので積極的に飲むようにしましょう。
癌の予防
紅茶の主成分であるポリフェノールは血管にガン細胞が接着するのを阻害する効果が期待されています。緑茶カテキンよりもエビデンスは少ないですが、現在でも各種ガンの部位や進行状況の試験が数多く行われており、紅茶を飲むことによってある程度ガンを予防できると考えられています。
抗菌作用
ボツリヌス菌への殺菌効果が緑茶よりも優れていることがわかっており、コレラ菌などの一般的な食中毒の細菌に対しても殺菌効果があることが確認されています。乳酸菌やビフィズス菌などの良い菌には影響を及ぼすことがないので、腸内環境にも優れた効果を発揮します。
エイズ対策
エイズは接触によって感染するので感染を防止することは紅茶ではできませんが、エイズは潜伏期間が長いため、感染者のエイズの発症を遅らせる可能性があるとされています。
放射線被爆対策
エイズと同じように放射線の被曝も発症までの期間が長く、広島・長崎の放射線の被爆者でお茶を愛飲している人のガン発生率が非常に低いという調査結果もあります。他にも火星探査宇宙飛行士の放射線対策飲料としてお茶が推薦されている点からも放射線対策に紅茶が何らかの効果があると考えられています。