紅茶コーディネーターの資格を取得するには
紅茶に対する本格的な知識が身につく資格、それが「紅茶コーディネーター」です。取得後は、教室や専門店開業などプロとしての活動もできます。
そんな紅茶コーディネーターの資格について取得方法など紹介していきます。
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紅茶コーディネーターの資格とは
紅茶コーディネーター資格試験の内容
紅茶好きの方が、さらに専門的な知識をつけたい、もっと踏み込んだ紅茶の世界を知りたいと思うことはごく自然のことでしょう。そんな方におすすめなのが、この「紅茶コーディネーター」の資格です。この資格は、日本創芸学院が認定を行っている民間の資格となっており、紅茶のいれ方や知識、紅茶の種類の見極めや、テイスティングなどを学ぶことができます。
国家資格ではないので、取得後に即何かに直結するというわけではありません。しかし何かしら紅茶に関わる仕事をすることを考えるようであれば、紅茶に対する熱意であったり知識欲などがしっかりあるということは、資格を持つことによって後ろ盾になってくれると考えることが出来るでしょう。
もしも将来的に紅茶教室を開いてみたいと考える方にとっては、取得しておいても損はない資格と言えるのではないでしょうか。
紅茶コーディネーター資格の受験方法と受験料
紅茶コーディネーターの資格は定期的なレポート課題によって合否が決まります。まずは通信講座に申し込みをして、紅茶コーディネーター資格講座を受講しましょう。そこから教材が到着し学習計画を参考にしながらプランを立てます。
テキストやビデオはついてくるので、それを見ながら学習を進めていきましょう。各単元が終わるごとにレポートの提出があります。レポートの提出回数は学科が5回と、実習が1回です。
もしも分からない点などがあった場合には、何度でも質問することが可能なうえ、紅茶輸入のノウハウや紅茶専門店の開業に関しても個別指導が受けられます。オリジナルのテキストとビデオ、さらには実習用のセットが付いてきます。 ティーポットやテイスティングカップ、回転ストレーナーや世界の紅茶5種セットも付きます。
これらがすべてついて受講料は62,000円となっています。おおよその取得目安期間が9か月となっていますので、月謝として考えるとそこまで高くない値段設定となっています。
>>日本紅茶協会の紅茶インストラクターについてはコチラ
>>日本創芸学院の紅茶インストラクターについてはコチラ
紅茶コーディネーター資格の為の勉強方法
紅茶コーディネーター資格の為にセミナーへ参加
紅茶コーディネーター資格講座を受講している方は、資格取得の講座とは別にスクーリングセミナーに出席できる可能性もあります。これは2013年の9月に開催されたものでしたが、紅茶コーディネーター資格講座の主任教授である磯淵先生による特別スクーリングセミナーというものがありました。ここでは紅茶の魅力と選び方・楽しみ方として、テキスト以上の知識などをじかに学べる場として用意されたものです。
紅茶のマーケットに関することや最新情報だけでなく、茶葉のセレクトから淹れ方、使い方までを実際に目の前で体験できる貴重な機会です。資格取得とは直接的に関係ないと言えるかもしれませんが、紅茶が好きな方にとっては非常に貴重な体験になったのではないでしょうか。
またこのセミナーが開催された翌日には、さらに紅茶教室・専門店の開き方という講座が同じく磯淵先生によって行われました。こちらでは淹れ方以外にも、実際に教室を開くために知っておくべき事や、つい買いたくなってしまう紅茶の商品開発の裏側までをレクチャー。
普段知ることが中々出来ない内容のセミナーが開かれています。こうした場を活用するのも紅茶好きの方にはかなりおすすめと言えるでしょう。
紅茶コーディネーター資格の為に読む本
紅茶好きの方が、その知識をより専門的なものに、そしてより深く紅茶を知ることを目指す場として、紅茶コーディネーターの資格を取得することは非常におすすめです。 この資格を取得するために特別に読まなくてはいけない本があるわけではありませんが、当講座の主任教授である磯淵先生の本は非常におすすめできます。紅茶の専門的な知識から、普段の雑談に使えるものまで紅茶好きにとってはたまらない内容の本ばかりと言えるでしょう。