シャンパンボトルのサイズや種類
シャンパンのボトルにはたくさんのサイズがあり、フルボトルを基本に小さいサイズのボトルや特大サイズのボトルなど容量によって多くの種類があります。
サイズの呼び名は地方によって呼び方が違ったりする場合もありますし、大きさによって適しているシーンなどもあります。
ここではサイズによるシャンパンボトルの種類についてまとめてあるので、シャンパンを用いるシーンとして購入する際の参考にしていただければと思います。
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シャンパンボトルのサイズと呼び名
シャンパンのボトルのサイズはたくさんの容量の種類があり、地方によって呼び名も変わります。
中には知られている呼び名もありますが、初めて聞く名前もあるでしょう。
地域ごとにシャンパンボトルのサイズの呼び名を分けた一覧を用意したのでチェックしてみてください。
フランス/シャンパーニュ地方におけるボトルサイズの呼び名
名称 | 読み方 | 容量 | 通常ボトル換算 |
quart | キャール | 200/187ml | 1/4本分 |
demi | ドゥミ | 375ml | 1/2本分 |
bouteille | ブートゥイユ | 750ml | 1本 |
magnum | マグナム | 1500ml | 2本分 |
jéroboam | ジェロボアム | 3000ml | 4本分 |
réhoboam | レオボアム | 4500ml | 6本分 |
mathusalem | マチュザレム | 6000ml | 8本分 |
salmanazar | サルマナザール | 9000ml | 12本分 |
balthazar | バルタザール | 12000ml | 16本分 |
nabuchodonosor | ナビュコドノゾール | 15000ml | 20本分 |
フランス/ボルドー地方におけるボトルサイズの呼び名
名称 | 読み方 | 容量 | 通常ボトル換算 |
quart | キャール | 200/187ml | 1/4本分 |
demi | ドゥミ | 375ml | 1/2本分 |
bouteille | ブートゥイユ | 750ml | 1本 |
magnum | マグナム | 1500ml | 2本分 |
double magnum | ダブルマグナム | 3000ml | 4本分 |
jéroboam | ジェロボアム | 4500ml | 6本分 |
inperial | インペリアル | 6000ml | 8本分 |
salmanazar | サルマナザール | 9000ml | 12本分 |
balthazar | バルタザール | 12000ml | 16本分 |
nabuchodonosor | ナビュコドノゾール | 15000ml | 20本分 |
イギリスにおけるボトルサイズの呼び名
名称 | 読み方 | 容量 | 通常ボトル換算 |
quart bottle | キャールボトル | 200/187ml | 1/4本分 |
harf bottle | ハーフボトル | 375ml | 1/2本分 |
normal bottle | ノーマルボトル | 750ml | 1本 |
magnum | マグナム | 1500ml | 2本分 |
jeroboam | ジェロボアム | 3000ml | 4本分 |
rehoboam | レオボアム | 4500ml | 6本分 |
methuselah | メトセラ | 6000ml | 8本分 |
salmanazar | サルマナザール | 9000ml | 12本分 |
balthazar | バルサザール | 12000ml | 16本分 |
nebuchadnezzar | ネブカドネザル | 15000ml | 20本分 |
その他のボトルサイズと呼び名
名称 | 読み方 | 容量 | 通常ボトル換算 | 一言メモ |
marie jeanne | マリエジェンヌ | 2250ml | 3本分 | フランス/ボルドー地方、イギリスのみ |
salomon | サロモン | 18000ml | 24本分 | 近年作られるようになったサイズ |
souverain | スーヴラン | 26250ml | 35本分 | 近年作られるようになったサイズ |
primat | プリマ | 27000ml | 36本分 | 近年作られるようになったサイズ |
melchizédec | メルキゼデック | 30000ml | 40本分 | 近年作られるようになったサイズ。重量50kg以上、グラス約500杯分 |
シャンパンボトルのサイズによるおすすめのシーン
シャンパンはボトルのサイズによって適しているシーンやおすすめのシーンがあります。
シャンパンの魅力である泡を楽しむため、基本的にシャンパンは開けたら飲みきるお酒です。
そういう理由から、飲む人数などによって適切なサイズを選ぶことはシャンパンの楽しむ方法のひとつとなっています。
ここではシーンに合わせて適しているシャンパンのボトルのサイズを紹介していくので、購入の際の参考にしてみてください。
名称はフランス/シャンパーニュ地方の呼び名となっています。
自宅でひとりでシャンパンを楽しむ時のボトルサイズ:キャール、ドゥミ、ブートゥイユ
自宅などでひとりでシャンパンを飲む人に向いているサイズとしては「キャール」、「ドゥミ」がちょうど良い容量なのでおすすめです。
がっつり飲みたい人ならフルボトルである「ブートゥイユ」にすれば十分満足できるでしょう。
シャンパンは泡が大事なので開けたら飲みきるのが基本です。
大きめのシャンパンにして余らせてしまうと、後日飲むにしても泡がなくなってしまってシャンパン本来の良さが薄くなってしまいます。
お酒の強さに自信があるという人以外はマグナム以上のシャンパンは避けるようにした方がいいかもしれません。
恋人や友人とシャンパンを楽しむ時のボトルサイズ:ブートゥイユ、マグナム
ふたりで楽しむ場合だと「ブートゥイユ」、お酒に強いのであれば「マグナム」が満足できるでしょう。
普通に飲む程度でもブートゥイユが物足りなく感じる人もいるようなので、どの程度飲めるのかでどちらか選ぶのがおすすめです。
しかし、時間をかけてゆっくり飲みたいならマグナムは避けた方がいいかもしれません。
時間が経つほどシャンパンの魅力である泡がなくなっていくので、ゆっくり飲みたいならマグナムよりもブートゥイユを2本用意するのがベストです。
パーティーなどでシャンパンを楽しむ時のボトルサイズ:ブートゥイユ、マグナム
人数にもよりますが、各自乾杯の1杯程度なら「ブートゥイユ」で事足りると思います。
ビールで乾杯もいいですが、1杯目はシャンパンで乾杯というのもおしゃれでしょう。
1杯目だけでなく、シャンパンを楽しみたいならマグナム以上を選ぶことをおすすめします。
人数がいれば飲みきるまで時間もかからないので、泡が失われていくこともないでしょう。
「ブートゥイユ」を適した人数分用意するのもいいかもしれませんが、普段はあまり見ないマグナムのような大きいサイズのシャンパンを用意すると華やかさもあるので、雰囲気の盛り上げにも一役買ってくれるでしょう。
イベントなど大人数でシャンパンを楽しむ時のボトルサイズ:ジェロボアム以上
大きなイベントごとでシャンパンを飲むなら「ジェロボアム」以上がおすすめです。
10人以上いたとしても乾杯の最初の1杯だけでも十分足りますし、あとはどの程度飲むかによって「レオボアム」、「マチュザレム」などサイズを上げていきましょう。
特に大人数なら最大の大きさを誇るメルキゼデックにしてしまうのもありです。
普通に生活していたらまず目にすることがない特大サイズのシャンパンなので、ネタ的要素も強いですが大盛り上がりすること間違いなしです。