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はちみつアレルギーの原因や症状と検査について

はちみつアレルギーの原因や対策

健康・美容効果に優れたはちみつですが、はちみつがアレルギーの原因になる場合もあります。

厳密にははちみつに含まれる花粉や蜂の分泌物が原因なので、花粉アレルギーを持っている方は要注意。

何の花から採蜜したか確認することも重要ですし、はちみつのアレルギーについて理解し、しっかり対策するようにしましょう。

ここでははちみつのアレルギーの症状や注意点、対策などを紹介しています。

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食物アレルギーについて 

食物アレルギーについて

食物アレルギーとは、人間の体内にある「免疫」が無害なはずの食べ物に対して過敏に反応してしまうことです。

本来、免疫は病気を引き起こす細菌やウイルスなどの異物に反応します。

異物を体から追い出すために嘔吐したり、細菌を殺すために体温を上げるなど、体に有害なものに対抗する仕組みが免疫なのです。

しかし、免疫反応を調整する仕組みに問題があったり、内臓が未熟で特定の食べ物を消化・吸収できない場合に、無害な食べ物に対しても免疫が働いてしまいます

これが食物アレルギーです。

異物と認識された食べ物を排除するためにアレルギー反応が起こり、また腸から吸収した食べ物の成分が血液に混じって全身に運ばれることで、目・鼻・喉・皮膚など様々な場所でアレルギー症状が現れます。

食物アレルギーは、アレルゲンを食べた時だけではなく、アレルゲンを触ったり吸い込んだり、注射の成分として体内に取り入れた時にも起こる場合があります。

即時型アレルギー 

「食物アレルギー」という言葉を使う時は、ほとんどはこの即時型アレルギーのことを指します。

アレルゲンを食べたり体内に入れた直後から、最長でも4時間以内に症状が現れるので、食品とアレルギー反応の因果関係が見えやすく判別しやすいのが特徴です。

即時型アレルギーは、食べ物に対しIgE抗体が働いて起こります。

IgE抗体は、過去に摂取して体に「異物」と判定された物質に対し、二度と体内に入ってこないよう生産される抗体です。

特定のアレルゲンに結合するよう作られた特異なIgE抗体が、アレルゲンを発見すると即座に反応し、ヒスタミンの分泌を誘発したり炎症を起こします。

即時型アレルギーの症状は、皮膚、呼吸器、粘膜、消火器、循環器などに現れます。皮膚に現れる症状が最も多く、蕁麻疹や紅斑、むくみなどが代表的な症状です。

特定の食べ物を食べた後、咳、喘息発作、嘔吐、下痢、動悸、だるさなどが現れた場合も食物アレルギーを疑いましょう。

また、最も重篤な即時型食物アレルギーとしては、血圧が下がって意識が遠のいてしまう「アナフィラキシーショック」があり、最悪の場合は死に至ります。

即時型アレルギーは、様々な食品を食べた経験が少なく、体が多様な成分に慣れていない小児多い症状です。

同じ食品を何度も摂取し、徐々に体を慣らしていくとアレルギー反応が弱くなっていくこともあります。

遅延型アレルギー 

アレルゲンを摂取した翌日や2日後に体調が悪くなる、遅延型アレルギーという食物アレルギーもあります。

遅延型アレルギーは、アレルゲンと症状の因果関係が見えにくく、また、激しい症状が起こらないためなかなか本人も自覚できない場合が多くなっています。

遅延型アレルギーの発症には、igG抗体が関係しています。

igG抗体は、アレルゲンを発見して結合した後、血管を伝って全身を循環します。その中で体細胞に沈着し、炎症を起こすため全身で様々な症状が現れます。

遅延型アレルギーの症状としては、頭痛やだるさ、肌荒れ、筋肉痛、便秘、下痢、メンタルの不調などが挙げられます。

どれも食物アレルギー以外でも起こりうる不調で、また通院が必要なほど分かりやすい症状が出にくいこともあり、アレルギーに気づかずアレルゲンを食べ続けてしまうことも多いです。

遅延型アレルギーは大人になってから発症することも多く、好物を食べ過ぎたことが原因でアレルギーになってしまう場合もあります。

その日の体調による場合もある

食物アレルギーは、アレルゲンを食べた時に毎回必ず現れるものではなく、その日の体調により症状が出たり出なかったりする場合もあります。

特に睡眠不足や風邪気味で体力が落ち、免疫が弱まっている時は、通常より食物アレルギーが出やすいです。

また、免疫細胞の8割は腸に存在しているため、胃腸が弱っていたり腸内環境が悪くなっている時もアレルギー症状が出やすくなります。

アレルギーと思われる症状が出た時には、その時の体調や、直近に何を食べたのかきちんと把握しておくのが大切です。

はちみつアレルギーの原因 

はちみつアレルギーの原因 

はちみつは、体の免疫力を上げ食物アレルギーを改善する効果があるとされています。

しかし反面、はちみつ自体がアレルゲンとなる場合もあります。

その理由について、こちらの項目で解説して行きます。

はちみつの含まれる花粉

はちみつは、花粉症の改善に効果があるとされています。

花粉アレルギーの原因は、IgE抗体が喉や鼻から花粉症を追い出そうとして発生させるヒスタミンです。

ヒスタミンは体内に入った花粉を排除するため、涙や鼻水を多く分泌したりくしゃみを誘発します。

はちみつに含まれる花粉を、日常的に少しずつ体内に入れることで体を花粉に慣れさせ、ヒスタミンの分泌量を減らしていけるというのがはちみつが花粉症に効果がある理由です。

しかし、重度の花粉症の方ははちみつに含まれる微量の花粉にも体が反応し、ヒスタミンを分泌してしまいます。

体は飛散してくる花粉とはちみつに含まれる花粉を区別できないため、はちみつを食べると花粉症に似たアレルギー症状が現れてしまうこともあるのです。

採蜜した花の種類による 

はちみつは花の蜜から作られるものなので、その花を持つ植物にアレルギーがある場合に、はちみつを食べてアレルギー症状が出る場合もあります。

例えば、そばアレルギーの人がそばの花から作られたはちみつを食べると、アレルギー症状が出ます。

アレルゲンとなる食品で、はちみつの原料になる植物はそば、りんご、ごま、アカシアなどが挙げられます。

この他にも花をつける植物にアレルギーがある方は、はちみつを購入する際にどんな植物の蜜からできたはちみつなのかを確認するようにしましょう。

また、はちみつは採蜜した花による種類が非常に多いです。

どんな種類のはちみつがあるのかについて、事前に知っておくと対策しやすいです。

はちみつの種類についてはコチラ

蜂の分泌物 

はちみつに含まれる蜂の分泌物がアレルゲンとなることもあります。

特に蜂に刺されたことがある人は要注意です。

これらにアレルギーがある人は、はちみつを除去食としたほうがいいでしょう。

ローヤルゼリー 

ローヤルゼリーは、働き蜂たちが花粉やはちみつを食べて体内で合成する乳白色のクリーム状の物質です。

女王蜂となる幼虫や、成虫になった女王蜂の餌となるもので、タンパク質、脂肪、糖類、ミネラルなど栄養豊富で希少なものです。

女王蜂の体を他の蜂の3〜4倍まで大きく育てたり、寿命を他の蜂の30〜40倍まで伸ばしているのもこのローヤルゼリーの効果とされ、人間用の健康食品としても注目されています。

ローヤルゼリーへのアレルギーは、ローヤルゼリーに含まれる少量の蜂毒が引き起こします。

アナフィラキシーショックや喘息、出血性大腸炎など深刻な症状が出る場合もあるため、特に蜂に刺されたことがある人は注意が必要です。

プロポリス

プロポリスは蜂ヤニとも呼ばれ、ミツバチが樹脂や木の芽などから集めた樹脂製混合物です。

巣の隙間を埋めるパテのように使われるもので、蜂の巣がそのまま用いられたはちみつに多く含まれます。

抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用などが認められていて、サプリメントや皮膚病の治療薬として用いられます。

プロポリスは樹脂など植物由来の成分のため、植物にアレルギーのある方や花粉症の方は注意が必要です。

また、他の蜂の分泌物と同様、蜂毒にアレルギーがある方はアナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性もあります。

蜜蝋

蜜蝋とは、ミツバチの巣を構成している主な成分である蝋を精製したものです。

化粧品・蝋燭・医療・食用など用途が幅広く、古来から人の生活に欠かせないものでした。

蜜蝋にアレルギーがあると、皮膚の赤みや痒み、咳、くしゃみ、鼻水、血圧の低下など様々な症状が現れます。

蜂の子

蜂の子は、スズメバチやミツバチ、アシナガバチの幼虫を指します。

日本では古くから食用にされていて、甘露煮や佃煮、炊き込みご飯など地方により違った調理方法で親しまれています。

蜂の子アレルギーで発症しうるアレルギーには、食物アレルギー・蜂毒アレルギー・甲殻類アレルギーの3種類があります。

まず、牛乳や卵、小麦などタンパク質にアレルギーを持っている方は、同じくタンパク質が豊富な蜂の子でもアレルギーを起こす可能性があります。

また、他の蜂の分泌物と同様、蜂の子にも微量の蜂毒が含まれるため、アナフィラキシーショックを起こす可能性も考えられます。

さらに、見逃されがちなのは甲殻類アレルギーで、エビやカニに含まれるタンパク質と同じトロポミオシンという物質が蜂の子にも含まれています。

また、喘息や花粉症などの疾患がある方も、蜂の子でアレルギーを起こす可能性があります。

蜂毒 

はちみつを摂取することによるアレルギーではありませんが、蜂毒アレルギーというものがあります。

蜂毒とは、その名の通りハチが自分の身を守るために「毒嚢」という器官に溜めている毒性の物質のことです。

ハチに刺されたときに痛みや腫れ、かゆみを引き起こす成分で、蜂毒にアレルギーがない場合には刺されても数日で治ります。

しかし、蜂毒にアレルギーがある人は嘔吐や寒気、呼吸困難など重篤なアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

蜂毒アレルギーは、過去に一度以上ハチに刺されたことがある人の5人に1人が持っていると言われるアレルギーです。

今までハチに刺されたことがない人は、基本的に心配ありません。

蜂毒にアレルギーがあると、はちみつをはじめとしたハチに関係する食品に何らかの理由で蜂毒が混入していた場合も、アナフィラキシーショックが起こる危険があります。

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はちみつアレルギーの症状

はちみつアレルギーの症状

はちみつのアレルギー症状についてご紹介します。

主な症状は以下の項目の通りですが、過度のアレルギー反応には注意が必要です。

蜂毒の項目でご紹介したように、アナフィラキシーショックなど重篤なアレルギー症状が起こる可能性もあります。

口の周りなどの皮膚の痒み、腫れ、湿疹 

はちみつアレルギーの症状として最も代表的なものは、口の周りの皮膚などの痒み・腫れ・湿疹です。

皮膚症状は食物アレルギーに最も多い症状で、自然に収まるのを待ったり、皮膚科で処方される抗ヒスタミン薬で治すことができます。

口の中の違和感

口の周りの皮膚症状と同じようなことが、口の中や喉などの粘膜で起こることもあります。

喉が腫れたりイガイガするなどの違和感は、花粉症の方が特に発症しやすいアレルギー症状です。

こちらも治療する場合は抗ヒスタミン薬を用います。

くしゃみ、咳、鼻水

粘膜の腫れや痛みから、咳や鼻水が症状として現れることもあります。

また、重度の花粉症の方は、はちみつに含まれる花粉に体が過剰反応してヒスタミンを分泌し、花粉症のような症状が現れている場合もあります。

腹痛、下痢 

はちみつのアレルギーとして、腹痛や下痢が起こることもあります。

ただし、はちみつの主成分である糖には消化できる量に個人差があるため、アレルギーではなく糖を消化しにくい体質が原因ではちみつを食べた時に腹痛や下痢が起こるケースもあります。

はちみつアレルギーを対策する時の注意点

はちみつアレルギーを対策する時の注意点

こちらの項目では、はちみつアレルギーへの対策方法や、その場合の注意点を開設していきます。

はちみつを摂取しない

元も子もない方法ですが、はちみつアレルギーの疑いがある場合にははちみつを食べないのが最も安全です。

はちみつにアレルギーがある場合は、はちみつを食べた時だけではなく、化粧品などの成分として含まれるはちみつに触れた時も症状が起こる可能性があります。

はちみつアレルギーへの対策方法は、はちみつを食べない・触らないということが第一に挙げられます。

製品の場合、原料にはちみつが含まれているかチェックする

はちみつ自体だけではなく、お菓子などの製品に含まれたはちみつにも注意が必要です。

特にお菓子類にははちみつを使用した商品が多いため、必ず原料をチェックするようにしましょう。

原材料の表示義務について

アレルギー症状を引き起こすと認められている食品のうち、特に発症者が多く症状が重篤な7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)には表示の義務があり、それに準ずる20品目は表示が推奨されています。

はちみつはそのどちらにも含まれていないため、表示の義務はありません

極端な事を言えば、もしはちみつを含んでいる食品の原材料欄にそのことを表示しなくても、法的な問題はないのです。

しかし、包装されている加工食品には原材料表示の義務があり、ほとんどの場合は義務外の食品や添加物についても記載されているため、過剰な注意は必要ないでしょう。

ただし、包装されていない対面販売のパンや惣菜、包装面積が30㎠以下の小さな菓子などは原材料表示の義務がないため、表示がない場合は販売元に確認するなどの対策が必要となります。

はちみつは食べるだけでなく、触ってもアレルギー症状が出る可能性がある

前の項目で少し触れましたが、はちみつは食べるだけではなく触ってもアレルギー症状が出る可能性があります。

特にはちみつには美容効果があるとされていて、石鹸や洗顔料、スキンケアアイテムなどの化粧品に含まれているケースもあります。

アレルギーを持っている人でも反応の過敏さは人それぞれですが、はちみつアレルギーがある方は化粧品の購入時にも原材料をチェックした方がいいでしょう。

化粧品以外には、ヘアケア商品や芳香剤、蝋燭などにもはちみつやはちみつ由来成分が含まれている場合もあります。

マヌカハニーでもアレルギーになる可能性がある 

マヌカハニーは、豊富な栄養素や抗菌効果で免疫機能を高め、アレルギーを治す効果があると言われています。

しかし、マヌカハニーもはちみつである以上、アレルギーを引き起こす可能性はあります。

健康効果の高いマヌカハニーだからといって、アレルギーが起こらない訳ではないことを理解しておきましょう。

マヌカハニーがどんなはちみつなのかについてはコチラ

赤ちゃんと乳児ボツリヌス症について

はちみつは健康に良い食品ですが、1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えてはいけません

アレルギー症状とは違いますが、はちみつに含まれるボツリヌス菌が赤ちゃんの体内に入ると「乳児ボツリヌス症」という中毒症状を起こしてしまいます。

消化器官の未熟な赤ちゃんの腸内ではボツリヌス菌が繁殖しやすく、成長して毒素を出す事で便秘などの症状が現れます。

初期症状のうちに病院で適切な治療を受ければ完治することが多いですが、重症化すると呼吸困難や呼吸停止などの重篤な症状に発展し、最悪の場合は死に至ります。

赤ちゃんにははちみつは絶対に食べさせず、また誤飲を防ぐため触らせることもないよう注意しましょう。

赤ちゃんのはちみつに対する危険性について詳しくはコチラ

はちみつの代用品

はちみつの代用品

はちみつにアレルギーがある場合、残念ながらはちみつを食べることは諦めなければいけません。

そんな方向けに、はちみつの代用として使用できる甘味料についてご紹介します。

メープルシロップ 

メープルシロップは、「植物から採れた甘味料」という点がはちみつと共通しています。

風味は少し異なりますが、甘みや栄養価ははちみつに近く、色や質感も似ているため代用品として最適と言えるでしょう。

はちみつが欠かせないパンケーキのシロップとして代用するなど、風味が重要で見た目や質感がはちみつに近いものを求めたい時におすすめです。

水飴

水飴は、質感がはちみつに似ています。

はちみつレモンや、喉に良いとされるはちみつ大根を作りたい時など、はちみつのような粘りのある質感で他の素材の水分を引き出したい時に役立ちます。

水飴は味にクセもないため、多くの食材と相性がいいのも特徴です。メープルシロップではクセが強すぎるという場合の代用品としておすすめです。

オリゴ糖

オリゴ糖は、はちみつに比べてやや粘りが少なく、甘みもあっさりとしています。

そのためはちみつの味や質感を重視したい時には不向きですが、オリゴ糖にははちみつを上回るほどの健康効果があります。

オリゴ糖は腸内細菌の餌となる成分のため、腸内環境を整えて免疫機能を向上させます。

健康効果の高い甘味料という視点ではちみつの代用品をお探しの場合には、オリゴ糖がおすすめです。

砂糖+みりん 

はちみつは、焼き魚や煮物など、料理の照りを出す時にも使います。

そんな場合は、砂糖とみりんで代用するのがおすすめです。

照りを出す効果があるみりんだけでは甘さが少し物足りないため、砂糖で補います。料理のレシピにはちみつが載っている場合は、砂糖とみりんで代用しましょう。

ちなみに、はちみつの甘さは砂糖の約1.3倍です。みりんと砂糖ではちみつと同じだけの甘さを得たい場合には、重量で1.3倍程度を基準にやや多めの量を使いましょう。

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はちみつとアレルギー検査について

はちみつとアレルギー検査について

自分がはちみつにアレルギーを持っているかどうか確信が持てない場合は、アレルゲン特定検査を行いましょう。

アレルゲン特定検査は、病院の皮膚科やアレルギー科で受けることができます。

アレルゲン特定検査では、患者の血液を採取し、抗体の量を種類別に測定します。

ある食品にアレルギーがあると、血液中にそのアレルゲンにのみ反応して結合する特異な抗体が見られます。

その量を検査項目ごとに0〜7でレベリングすることで、どの食品に対して強いアレルギー反応を示すのかを知ることができるのです。

このレベルがそのままアレルギー症状の強さに直結するというわけではありませんが、この検査を受けることで自分がどの食品や成分でアレルギー症状が出る可能性があるかを知ることができます。

アレルゲンが特定されることで、当然ですがそのアレルゲンを避けやすくなります。

「アレルギーかどうかわからない」という状態では多少の症状は我慢してアレルゲンを摂取してしまうこともありますが、「アレルギーだ」という確信を持つことでしっかりと該当の食品を除去でき、不要な体の不調を避けることができます。

また、子供がアレルギー体質の場合は、親がアレルゲンを把握することで食餌の計画が立てやすくなります。

子供はまだ免疫機能が出来上がっていないためにアレルゲン物質が多いこともあり、医師と相談しながら徐々に免疫をつけて症状を軽減していくことも可能です。

IgG抗体について

IgG抗体は、人体の中に最も多い抗体で、乳児の体の中で最も早期に作られ始める抗体でもあります。

IgG抗体の検査では、主に遅延型食物アレルギーの検査をすることができます。

該当のアレルゲンと直接結合し、結合したまま血管などを通って全身に回りながら体組織に沈着、体の様々な箇所でゆっくりと炎症を起こすのがIgG抗体の特徴です。

IgG抗体の炎症のプロセスには数時間〜数日かかり、また症状の幅も広いため自己判断ではアレルゲンの特定が難しく、検査をして初めて自分がアレルギーを持っていることを知る人も多いです。

はちみつのアレルゲン特定検査は、このIgG抗体検査で行います。

他には乳製品や卵、肉類、魚類、ナッツ、穀物、フルーツ、野菜、スパイス、甘味料など幅広い食品のアレルゲン特定が可能です。

IgE抗体について

igE抗体は、皮膚のすぐ下のマスト細胞や、血液中の白血球に付いた形でアレルゲンとの反応を待っています。

特定のアレルゲンと出会うとすぐに結合して炎症を起こすため、IgE抗体が引き起こすアレルギーは「即時型アレルギー」と呼ばれています。

igE抗体のアレルゲン特定検査では、ハウスダストや花粉、細菌、動物など食物以外のアレルギー判定もできます

食品の項目では、牛乳、卵、ナッツ、穀類、フルーツ、甲殻類など、90種類ほどの食品アレルゲンの特定が可能です。

アレルゲン特定検査の費用

費用は30,000円〜50,000円ほどが相場で、検査項目が増えると価格も上がります。

保険適用となる項目は測定方法等によって異なるため、検査を受けるときはどの項目を調べるのかを医師と相談して決定しましょう。

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