おすすめのレンゲ花はちみつと美味しい食べ方や特徴
はちみつにはたくさんの種類がありますが、レンゲ花はちみつの特徴はご存知ですか?
日本人にとって馴染み深いはちみつのひとつであり、クセがないはちみつなので様々な活用方法が存在します。
ここではレンゲ花はちみつの特徴や効果、おすすめの商品を紹介しているので、ぜひはちみつ選びの参考にしてみてください。
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レンゲ花はちみつとは?
レンゲ花はちみつは「はちみつの王様」と呼ばれるほどはちみつの中でも定番となっており、日本人にとっても最も馴染み深いはちみつです。
レンゲは中国原産のマメ科ゲンゲ属の越年草です。レンゲという名前で知られていますが和名は「ゲンゲ」といい、他に「レンゲソウ」という名前でも呼ばれています。
花の形が蓮に似ていることが蓮華(レンゲ)、蓮華草(レンゲソウ)という呼び名の由来とされています。
8月から9月頃に田んぼに種を蒔き、翌春に花を咲かせると収穫せずそのまま畑の土にすきこみ肥料とする緑肥として広く植えられていました。
化学肥料の普及と共に、近年ではレンゲ花畑は減少してしまいました。
真っ直ぐと伸びた茎の先端に輪生状に外側に向かってひとまとまりの花を咲かせ、紅紫色の可愛らしい花が一般的ですが、白色やクリーム色の花を咲かせることも稀にあります。
レンゲ花はちみつは西日本を中心に生産されており、岐阜県が産地として有名です。
しかし、現在はレンゲ花畑の減少とともに生産量が低下し、中国産のレンゲ花はちみつが日本市場でも広く販売されています。
レンゲ花はちみつの特徴
上品なコクとまろやかな口当たりが特徴となっており、クセがないので日本人向けのはちみつと言えるでしょう。
普段あまりはちみつを食べない方でも食べやすい種類です。
綺麗な淡い黄金色をしていますが、寒い季節になると白い粒粒のようなものが生じることがあります。
これははちみつの性質である「結晶化」によるものです。
レンゲ花はちみつはブドウ糖の含有量がやや多めなので、花粉の含まれている栄養価が高い質の良い製品を選ぶと冬の保管状況によっては結晶化がみられることもあります。
結晶化してしまってもきちんとした手順で溶かせば問題なく食べられます。
万人受けするはちみつなので、はちみつ特有のクセが苦手な人にもおすすめできるのがレンゲ花はちみつの特徴です。
レンゲ花はちみつの効果・効能
レンゲ花はちみつの主な成分は糖と水分となっており、糖は全体のおよそ70パーセント、水分はおよそ20パーセントほどを占めています。
他に栄養素などが含まれていますが、種類が多いので簡単に以下にまとめて記載します。
- ビタミン
- ミネラル
- アミノ酸
- 有機酸
- 酵素
- ポリフェノール
これらの中でも特にビタミンとミネラルがニキビ予防やシミ、シワの抑制など美肌に効果があるとされています。
美容成分としてはちみつを含むヘアケア製品や化粧品なども販売されているので、体の内側からも肌ケアをしたい方にレンゲ花はちみつはおすすめです。
またレンゲ花はちみつはブドウ糖が多めに含まれており、ブドウ糖は体内で迅速にとりこまれエネルギーに変換されるので、素早い栄養補給が可能です。
さらにブドウ糖の他に含まれている主な糖の果糖は、ブドウ糖よりも長い時間をかけて体内にとりこまれます。そのため短時間の栄養補給だけでなく、長い時間効率よく動きたいときの栄養補給にも効果があると言われています。
体内で吸収される時間が短いことは胃腸の負担の軽減にも繋がるとされており、胃腸の調子が悪いときや年齢とともに消化器の衰えを感じてきた方にもレンゲ花はちみつはおすすめです。
レンゲ花はちみつの美味しい食べ方
クセのないまろやかな味わいのレンゲ花はちみつは、そのままでも食べやすいはちみつです。
まろやかな甘みと優しい香りを加えてくれるので、ヨーグルトやパン、シリアルなどにかけるのも相性がいいです。
砂糖の代わりに調味料として料理に使用したり、お菓子作りにも適しているとされています。
はちみつはたんぱく質の凝固を防ぎお肉を柔らかくする効果が期待できるので、肉料理にレンゲ花はちみつを加えるのもおすすめです。
レンゲ花はちみつはチーズとの相性が良い
レンゲ花はちみつは食べやすいはちみつですが、淡白な味わいに物足りなさを感じる方もいるかと思います。
そういった方はチーズと合わせることをおすすめします。
チーズのコクと塩気とレンゲ花はちみつの柔らかい甘味で味のバランスを取ることができます。
チーズにレンゲ花はちみつをかけてそのまま食べるだけでなく、チーズトーストにしてからはちみつをかけたりと、アレンジしやすいのもポイントです。
クセがなく万人受けする味わいなので、料理はもちろん砂糖の代わりとして活用しやすいのがレンゲ花はちみつの魅力でしょう。
おすすめのレンゲ花はちみつ:厳選5種
それではおすすめのレンゲ花はちみつ厳選5種を紹介していきましょう。
選ぶ際のポイントとしては、国産のものが品質と安全性において良いとされていますが現在では希少となっています。
外国産のものでも日本のメーカーが現地で生産の管理を行っている製品もあるので、品質が保証されているものを選ぶといいでしょう。
なお、1歳未満の乳幼児はボツリヌス菌への耐性が備わっていないため、レンゲ花はちみつに限らずはちみつは厳禁となっています。
小さなお子さんのいるご家庭では十分に注意してください。
赤ちゃんがはちみつを食べられる時期と危険性について詳しくはコチラ
かの蜂 / 国産九州レンゲ蜂蜜
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九州で採蜜された国産のレンゲ花はちみつです。
加熱処理が行われていないため、栄養素が破壊されることなく豊富に含まれています。
爽やかな花の香りと上品な甘みの食べやすい味わいとなっています。
巣の中ではちみつの水分が飛び、完熟状態になってから採蜜された完熟蜂蜜にこだわって生産されています。
懐かしさが感じられる自然な味わいで、昔ながらの国産のレンゲ花はちみつを求める方におすすめです。
森羅万象堂 / 蜂蜜 れんげ
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熊本で半世紀の実績を持つ養蜂園にて採蜜されたレンゲ花はちみつを使用した製品です。
自然豊かな熊本の里山に咲くレンゲの花から採れたはちみつはビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、特にカリウムを多く含むとされています。
品質管理にも気を配り、定期的な糖度測定・残留農薬の検査が行われています。
また、調味料や保存料、添加物も使用されていないため安心して食べられる安全なレンゲ花はちみつです。
こちらの製品には水飴や果汁も加えられていないので、国産の純粋なレンゲ花はちみつを好まれる方におすすめとなっています。
五十川養蜂園 / 国産はちみつ レンゲ
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岐阜県の大垣地方で採取されたはちみつを使用したレンゲ花はちみつです。
はちみつの王様と呼ばれるに相応しい、あっさりとしながらも上品でコクのある味わいとなっています。
岐阜県は日本のレンゲ花はちみつの本場と言われるほど有名な産地です。
日本人には馴染み深い食べやすい定番の味となっているので、国産のレンゲ花はちみつを初めて食べる方におすすめです。
近藤養蜂場 / 日本のはちみつ 国産れんげ
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明治42年創業の大分県にある近藤養蜂場のレンゲ花はちみつです。
こちらの養蜂場では転地養蜂という手法で、蜂とともに日本を旅し採蜜されています。
毎日を蜂と共に過ごし、はちみつだけでなく蜂のことも大切に考えた製品が作られています。
淡く美しい色と柔らかな花の香りで、クセがなく食べやすい味わいになっています。
ヨーグルトやトーストにかけたりと、レンゲ花はちみつの風味を楽しむ食べ方が好きな方におすすめです。
クインビーガーデン / 九州産 れんげはちみつ
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南九州のレンゲ畑で採蜜されたはちみつを使用したレンゲ花はちみつです。
「自然の恵みをピュアな姿で」をモットーに作られ、ブレンドされていない純粋なレンゲ花はちみつそのものの味わいが楽しめます。
上品な風味とまろやかなコクが感じられる自然な味わいのレンゲ花はちみつなので、優しい自然な甘みのはちみつをお探しの方におすすめです。