おすすめのリンゴ花はちみつと美味しい食べ方や特徴
リンゴはそのまま食べるだけでなくジュースやアップルパイなど様々な形で食べられ、多くの人から愛されている果物です。日本では代表的な産地の青森をはじめ、北海道や長野など各地で栽培されています。
そんな身近な果物のリンゴからも、はちみつが採取できるということをご存知でしょうか。リンゴ花はちみつはリンゴの香りが特徴的なフルーティーな味わいで、生産量の少ない貴重なはちみつです。
今回はリンゴ花はちみつのおすすめと美味しい食べ方や特徴をご紹介していきます。
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リンゴ花はちみつとは?
リンゴはバラ科リンゴ属に属する落葉高木樹です。
果物として広く流通しているのはセイヨウリンゴという種で、他に中国から持ち込まれたとされている「ワリンゴ」という種もあります。
リンゴの漢字表記の「林檎」は本来はワリンゴのことを指しますが、一般的にはそこまで厳格に区別されずセイヨウリンゴにも林檎という表記が使用されています。
リンゴの花の開花時期は4月の下旬から5月の中旬頃にかけてで、5枚の白い花びらをもつ花を咲かせます。
開花期間が10日程度と短いためはちみつを採取できる期間が短く、リンゴ花はちみつは希少なはちみつとなっています。
日本でのリンゴ栽培は青森県が1位で、全国の生産量の60パーセントに近い量を生産しています。
2位の長野県も全国の生産量の20パーセント近くを生産しており、青森県と長野県が日本のリンゴ栽培の代表的な土地です。
リンゴは青森県と長野県、北海道でも市町村の花や木に制定され、町と人にとって身近な植物となっています。
リンゴ花はちみつの特徴
リンゴ花はちみつはリンゴのような香りが特徴的なはちみつです。
食べると口の中に甘く爽やかなリンゴのような香りが広がります。
リンゴの香りが好きな方や、香りのよいはちみつを好まれる方におすすめです。
味わいは優しい甘みとほどよい酸味があり、フルーティーな風味が楽しめます。
クセのないすっきりとした味わいとリンゴのような香りから、はちみつの独特の風味が苦手な方にも食べやすいはちみつとなっています。
リンゴにはふじ、紅玉、ジョナゴールドなど様々な品種があります。
品種によってリンゴの味にも違いがありますが、リンゴ花はちみつの場合は蜜源となる品種の違いによる味わいの差は、それほど大きくないとされています。
製品による味の違いはもちろんありますが、これはリンゴ花はちみつに限らず他の植物を蜜源とするはちみつでもあることなので、製品ごとの味の違いを楽しむのもはちみつの楽しみ方の1つと言えるでしょう。
リンゴ花はちみつはリンゴのような香りと甘酸っぱい味わいが特徴なので、フルーティーなはちみつを好まれる方におすすめです。
リンゴ花はちみつの効果・効能
はちみつには主成分で全体のおよそ70パーセントほどを占める糖と、およそ20パーセントほどを占める水分以外にもたくさんの栄養素などが含まれています。
はちみつを構成する代表的な成分を簡単にですが以下にまとめます。
- 糖:ブドウ糖、果糖
- 有機酸:グルコン酸
- 酵素:ジアスターゼ、ホスファターゼ
- ビタミン:ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC
- ミネラル:鉄、カリウム、亜鉛
- アミノ酸:プロリン
- ポリフェノール
糖はブドウ糖と果糖が大部分を占めていますが、少量のオリゴ糖も含まれています。
オリゴ糖には腸内の善玉菌を増やす効果があるとされています。
善玉菌が増え腸内環境が改善されることで、便秘を解消へと導く効果が期待できます。
また、はちみつに含まれる有機酸のグルコン酸にも腸内の善玉菌を増やす効果があると言われています。
便秘を改善し腸内の老廃物をきちんと排出することで美しい肌へと導く効果も期待できるので、リンゴ花はちみつは便秘からくる肌トラブルに悩む方におすすめです。
はちみつには夏バテの解消に効果があるとされているビタミンB1をはじめ、たくさんのビタミンやミネラルが含まれています。
ブドウ糖と果糖という単糖類で構成されているので、体内でスムーズに吸収されエネルギー源となります。
リンゴ花はちみつははちみつの持つ健康や美容への効果だけでなく、爽やかなリンゴの香りでリラックス効果も期待できます。
慌しい日々の中でも健康と美容に気を配り、癒しを求める方にもリンゴ花はちみつはおすすめです。
リンゴ花はちみつの美味しい食べ方
甘く爽やかなリンゴの香りとフルーティーな味わいのリンゴ花はちみつは、クセも少ないのでそのままでも美味しく食べられるはちみつです。
食品やスイーツとの相性もいいので、何かにかけて食べるのにも向いています。
はちみつの食べ方の定番のトースト、ヨーグルトなどとの相性もよく、ほのかなリンゴ風味を与えてくれるのでシンプルなパンやヨーグルトも華やかな味わいとなります。
ヨーグルトは整腸作用もあるので、同じく整腸作用のあるはちみつと合わせることで美味しいだけでなく便秘の解消にも効果的です。
クセのない味わいなので、ホットケーキやアイスなどにかけても美味しくいただけます。
リンゴ花はちみつを飲み物に入れる場合
紅茶に入れるとアップルティーのような香りと、はちみつの上品な甘みで優雅なひと時を過ごせます。
フルーティーな風味なので、フレッシュジュースを作る際に砂糖の代わりとしても使用できます。
料理にも調味料として入れたり、肉料理に使用すると臭みを消しお肉を柔らかく仕上げてくれます。
おすすめのリンゴ花はちみつ:厳選5種
それではおすすめのリンゴ花はちみつ厳選5種をご紹介していきましょう。
リンゴ花はちみつは生産量が少ない貴重なはちみつで、秋頃には売切れてしまう製品も少なくありません。
初夏に採蜜された後その年のはちみつが販売されるので、タイミングを逃さないよう気をつけましょう。
なお、1歳未満の乳幼児はボツリヌス菌への耐性が備わっていないため、リンゴ花はちみつを含めはちみつの摂取は危険です。
小さなお子さんのいる家庭では十分に注意してください。
花九曜印 / りんご蜜
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信州の特産品を取り扱う原田商店のオリジナルブランド「花九曜印」から販売されているリンゴ花はちみつです。
国内有数のリンゴ産地でもある長野県で生産されており、余分な調整がされていない純粋なはちみつとなっています。
リンゴの花の風味をいかしたフルーティーな香りとコクのある甘みが特徴で、ミルクティーやチーズとの相性もよいとされています。
濃厚な味わいの製品なので、少量の使用でもしっかりとリンゴの風味を感じたい方におすすめです。
岩木山養蜂 / りんごはちみつ
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リンゴの生産量第1位を誇る青森県産のリンゴ花はちみつです。
津軽富士の異名を持つ青森県最高峰の山「岩木山」の麓にて採蜜されており、青森の自然の恵み豊かなはちみつとなっています。
ほのかなリンゴの香りと優しい酸味、強い甘みで、リンゴの味を凝縮したかのような味わいの製品となっています。
養蜂家の方が味と品質に責任を持って生産しており、生産者の顔の見える信頼できるリンゴ花はちみつをお探しの方におすすめです。
津軽甘熟りんご研究会 / りんごの花の蜂蜜
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青森県の岩木山の麓で採蜜されたリンゴ花はちみつです。
安心と安全にこだわり、豊かな自然と清らかな水、澄んだ空気という自然環境で採取されたはちみつを使用しています。
リンゴの独特の甘酸っぱい味わいが特徴的で、パンやヨーグルトとの相性がよいとされています。
チューブタイプの容器に入っているので、使いやすいリンゴ花はちみつをお求めの方におすすめです。
ハニーサラ / 信州 りんご 蜂蜜
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長野県の千曲市でリンゴ畑の脇に巣箱を置き採蜜されたリンゴ花はちみつです。
フルーティーでクセがなく、さっぱりとした爽やかな甘みのはちみつとなっています。
加熱処理は行わず不純物は漉して取り除き、加糖も行われていないのでリンゴ花はちみつ本来の香りと味わいが楽しめます。
また、加熱処理による栄養素の破壊の恐れも無いため、栄養価の高いリンゴ花はちみつをお探しの方にもおすすめです。
信州蜂蜜本舗 / りんごの蜂蜜
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長野県松本市の蜂蜜専門店、信州蜂蜜本舗から発売されているリンゴ花はちみつです。
信州りんごの花から採取されたはちみつは人の手を加えずに巣箱の中でミツバチ達によって熟成されており、自然な味わいとなっています。
ほんのりとしたリンゴの風味と爽やかな甘さで、トーストやヨーグルト、紅茶などと相性がよいとされています。
信州蜂蜜本舗では松本みつばちプロジェクトというまちづくり活動も行われており、信州を応援したい方におすすめのリンゴ花はちみつです。