太る?痩せる?はちみつのカロリーとダイエット方法
はちみつは甘味が強いイメージが多く、カロリーが高いと思っている方は多いのではないでしょうか?
実ははちみつは砂糖よりも甘味が強いにも関わらず、砂糖よりもカロリーが低い甘味料なんです。
GI値が砂糖よりも低いので太りづらく、栄養価にも優れた甘味料として活用すべき食品です。
ここでははちみつのカロリーについて紹介します。
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はちみつのカロリー
はちみつのカロリーは100g当たり294kcalです。
はちみつは最も一般的な甘味料である砂糖よりもカロリーが低く、甘味度が砂糖よりも強いので使用する量も少なく済む優秀な甘味料です。
はちみつの種類によっては砂糖よりも個性的なため、使用する料理を選ぶ必要が出てくる場合もありますが、クセがほぼないはちみつの種類もあります。
はちみつは上手に使用すると健康的でダイエットにも効果的です。
はちみつの大さじ1杯・小さじ1杯のカロリーの目安
- はちみつ大さじ1杯(21g):約62kcal
- はちみつ小さじ1杯(7g):約21kcal
はちみつは液体なので砂糖と比べると重さが違います。
同じ1杯でもはちみつの方が量が多くカロリーが高いことになるので、摂取する場合は注意してください。
はちみつの大さじ1杯・小さじ1杯の糖質の目安
- はちみつ大さじ1杯(21g):約16g
- はちみつ小さじ1杯(7g):約5g
砂糖と比べると同じ量でも糖質の量は少なく、カロリーも少ないです。
はちみつの方が、同じ甘さを出そうとしても糖質量を抑えることができます。
はちみつと砂糖のカロリー比較
はちみつと砂糖のカロリーを比較してみましょう。
- はちみつ(100g)のカロリー:294kcal
- 砂糖(100g)のカロリー:384kcal
このように、砂糖と比べても低カロリーとなっています。さらに、はちみつの甘みは砂糖よりも強いです。
そのため砂糖と置きかえるだけでカロリーを抑えることができるのです。
ただし、置きかえるときには注意が必要です。
はちみつは液体なので同じ大さじ1杯で比べると、必然的にカロリーも多くなってしまいます。
「はちみつは砂糖に比べ1/3の量で大丈夫」なのだ、と知っておくとよいですね!
- 砂糖大さじ1杯当たりのカロリーは約35kcal
- はちみつ大さじ1/3杯当たりのカロリーは約21kcal
砂糖の1/3の量なのでカロリーも抑えられ、さらにビタミンやミネラルといった豊富な栄養素をとることができます。
はちみつはGI値が低い
はちみつはGI(グリセミック・インデックス)値が甘味料の中でも低いです。
GI値が低いと血糖値の上昇が抑えられ、インスリンの分泌を抑えることができます。つまり脂肪が付きづらくなります。
カロリーとGI値が低く甘味が強いという素晴らしい特徴を持っているので、ダイエットをしている方にぜひおすすめできる甘味料であると言えます。
はちみつを使ったダイエットについて
ダイエットとは一般的に、食事制限をすることと、運動をすることが考えられると思います。
今回は食事制限に的を当ててご紹介したいと思います。
食べすぎの防止
はちみつは上手に取り入れるとダイエット中の食べ過ぎ防止に役立ちます。
ダイエット中は、炭水化物(糖質)が不足するため、以下のような症状が出ます。
- 成長ホルモンの分泌が鈍る
- 飢餓感が増し、イライラ、ドカ食いの原因になる
そこで、はちみつがおすすめです。
はちみつで適度な糖分を補給することで飢餓感がやわらぎ食べ過ぎの防止になるのです。
はちみつは砂糖よりも甘みが強い甘味料です。
同じ甘さを出そうとするとはちみつを使った方が少量で済みますし、カロリーが砂糖よりも低いのでダイエット向きなのです。
体脂肪が付きづらい
はちみつは消化吸収がゆっくりな食材です。
そのため、血糖値が上昇しにくく体脂肪として蓄積されずにエネルギーとして消費されます。
逆に血糖値を上昇させるスピードが早ければ早いほど、インスリンの分泌が多くなってしまい、結果として脂肪を作り太ってしまうことになります。
寝る前に食べる?はちみつダイエットの効果と方法
みなさんは、寝る前にはちみつを食べると痩せると言ったら信じられますか?
以下ではちみつを使った簡単なダイエット方法と、注意点をご紹介します。
寝る前にはちみつを食べるだけ
はちみつダイエットのやり方は簡単です。
寝る1時間前に大さじ1杯程度はちみつを摂るだけです。そのまま食べてもいいですし、お湯などに溶かして飲んでもOKです。
このダイエット法を考案したイギリスの薬剤師:マイク・マッキネス氏は10年間、肝臓の生態・機能を研究し、はちみつダイエットを考案した人物です。
寝る1時間前にはちみつをスプーン1杯程度摂取することによって、質の良い睡眠を誘い、それが脂肪燃焼につながることをつき止めました。
脂肪燃焼に繋がる理由は成長ホルモンの分泌にあります。
成長ホルモンは副交感神経が優位になっている睡眠時間に多く分泌されます。
肝臓や筋肉、脂肪などの様座なな臓器で行われている代謝を促進させるのが成長ホルモンの役割です。
成長ホルモンを分泌するにはエネルギーが必要になります。そのために、肝臓に蓄積されたブドウ糖を使ってエネルギーにするのです。
寝る前にはちみつを摂ることで、寝ている間の成長ホルモンの分泌がスムーズに行われ、体脂肪がしっかり燃焼するというわけです。
また、成長ホルモンはぐっすりと眠っている時に多く分泌されるという特徴があります。
逆に、浅い眠りの時にはあまり分泌されません。寝る前に大さじ1杯のハチミツを摂ると、質の良い睡眠を誘います。
というのも、はちみつには「トリプトファン」が豊富に含まれているからです。
トリプトファンは体内でセロトニンに変化します。セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促進するため、はちみつは熟睡効果があると言われているのです。
質のよい睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌を促し、脂肪が燃焼されます。
ダイエット以外にも効果がある
はちみつは、ビタミンB群を始め、ミネラルやアミノ酸など美容にいい栄養素がたくさん含まれています。
ダイエットしていると、栄養不足で肌荒れになってしまうこともありますが、栄養豊富なはちみつを摂ることでカバーできます。
さらに、薄毛対策にも効果を期待できます。
薄毛になる原因はいろいろとありますが、成長ホルモンが大きく関わっていると言われています
寝る前のはちみつで成長ホルモンがしっかり分泌されるようになれば、健康な髪が生える可能性があります。