おすすめのクローバーはちみつと美味しい食べ方や特徴
公園や土手などで見かけることの多いクローバーは、四つ葉のクローバーを探したり花冠を作って遊んだりと、子どもの頃から触れ合うことの多い身近な草花の1つです。
四つ葉のクローバーは幸運を呼ぶモチーフとして好まれる方も多いのではないでしょうか。
そんなクローバーは、花として楽しむ以外にはちみつとして味わうこともできます。
クローバーはちみつは世界中で最も生産量の多いはちみつで、日本でも北海道を中心に生産されています。
今回はクローバーはちみつのおすすめと美味しい食べ方や特徴をご紹介していきます。
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クローバーはちみつとは?
クローバーはマメ亜科のシャジクソウ属に属する植物の総称ですが、一般的にはシャジクソウ属の1種であるシロツメクサのことを指します。
シロツメクサは漢字では「白詰草」と書き、英語ではホワイトクローバーと呼ばれています。
白詰草の詰め草とは昔オランダから献上されたガラス製品を梱包する際に、緩衝材として詰められていた草だったことが由来とされています。ヨーロッパ原産で日本には元々生えていない植物でしたが、明治時代以降に飼料用として普及し野生化しました。
花の咲く時期は春から秋までで、白い花が多いですが薄いピンク色を帯びた花を咲かせることもあります。葉は本来は3枚ですが4枚以上の葉になることもあり、4枚葉のものは四つ葉のクローバーと呼ばれ幸運の象徴として人気です。
シロツメクサはヨーロッパ原産ですが日本以外にも世界の色々な国で野生化しています。クローバーはちみつもカナダ、ニュージーランドなど多くの国で生産され、日本国内での主要な産地は北海道となっています。
日本ではレンゲ、アカシアなどのはちみつが有名ですが、世界的にはクローバーはちみつが最も有名です。
はちみつ人気の高いニュージーランドでもクローバーはちみつは定番となっています。
カナダでは最高級品とされることもあり、欧米で広く親しまれています。
クローバーはちみつの特徴
クローバーはちみつは爽やかな草原のような香りと、クセのない味わいで食べやすいはちみつとなっています。
製品による差はありますが、甘みはやや強めのものが多いとされています。
爽やかな香りとさらりとした滑らかさのおかげで甘みがやや強めの製品でも後味はさっぱりとしており、はちみつ独特のクセのある濃厚な甘さが苦手な方にもクローバーはちみつはおすすめです。
クローバーはちみつは成分中の糖におけるブドウ糖の比率が高いため、はちみつの性質の1つである結晶化が起こりやすいという特徴があります。
結晶化し白く固まってしまっても、溶かせば問題なく食べられるので安心してください。以下に溶かし方を記載します。
- 大きめの鍋に45度程度のお湯を沸かす
- クローバーはちみつを容器ごと鍋にいれ湯煎する
- はしやスプーンなどでかき混ぜながら時間をかけてゆっくりと溶かしていく
結晶化の状態にもよりますが、溶かしきるまでに1時間程度かかることもあります。
高温で湯煎するとクローバーはちみつ中に含まれる栄養素などが破壊される恐れがあるので、焦らずに45度程度の温度でじっくりと行ってください。
結晶が残った状態にしてしまうと残った結晶を核にしてまた結晶化が進んでしまうため、完全に溶けるまできちんと湯煎しましょう。
クローバーはちみつの効果・効能
クローバーはちみつには糖やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素などが含まれています。その中でも代表的なものをまとめて以下に記載します。
- 糖:ブドウ糖、果糖
- 有機酸:グルコン酸
- 酵素:ジアスターゼ、ホスファターゼ
- ビタミン:ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC
- ミネラル:ナトリウム、カリウム、亜鉛
- アミノ酸:プロリン
- ポリフェノール
はちみつはおよそ70パーセントほどが糖で構成されており、クローバーはちみつは他のはちみつと比べてもブドウ糖の含有率が高めとなっています。
ブドウ糖は脳のエネルギー源となるので、朝食に混ぜたり勉強や仕事の合間の栄養補給におすすめです。
また、ブドウ糖と果糖は単糖類という分解せずに吸収できる単純な構造の糖です。
そのため、体内に入ると速やかに吸収されてエネルギーに変換されます。
吸収が早いおかげで胃腸への負担も少なく、運動後や風邪で体力の落ちているときのエネルギー補給に効果的と言われています。
美肌に重要なビタミン、ミネラルも豊富に含まれ、ミネラルの1つである亜鉛は新陳代謝を活発にし肌の細胞の生まれ変わりを促す効果があると言われています。
古くなりくすんだ肌を生まれ変わらせ美しく若々しい肌へと導いてくれるので、美肌を目指す方にクローバーはちみつはおすすめです。
クローバーはちみつの美味しい食べ方
クセがなくさっぱりとした後味のクローバーはちみつは、そのままでも食べやすいはちみつです。
上品な香りとしっかりとした甘みは砂糖の代わりとしても使いやすく、紅茶やコーヒーとの相性もいいとされています。
はちみつの食べ方の定番であるトーストやヨーグルトにかけても、ふくよかな甘みとフローラルな香りで華やかな食卓を演出してくれます。
甘みの足りない果物にかけてもいいですし、ヨーグルトに果物を入れクローバーはちみつをかけると美味しいだけでなく栄養面でも効果的です。
ご自宅で果実酒を作る方は、クローバーはちみつを加えるとまろやかな甘みの感じられる仕上がりになります。
定番の梅酒以外にも、ビワやユズ、リンゴなどの果物で果実酒を作る際にクローバーはちみつを入れると上品な味わいが楽しめます。
強すぎない爽やかな自然の香りと、やや強めの甘みながらも後を引かないすっきりとした後味からパン、乳製品、スイーツなど色々な食品と相性がいいです。
色々なものにかけられるはちみつをお探しの方にクローバーはちみつはおすすめです。
おすすめのクローバーはちみつ:厳選5種
クローバーはちみつを選ぶ際は、蜜源がクローバーのみのものを選ぶようにしましょう。
他の花の蜜が混ざっていると香りが薄かったり味わいが劣る可能性があるので、蜜源の植物はしっかりとチェックしてください。
なお、1歳未満の乳幼児はボツリヌス菌への耐性が備わっていないため、クローバーはちみつを含めはちみつは厳禁とされています。
小さなお子さんのいる家庭では取り扱いに気をつけてください。
赤ちゃんがはちみつを食べられる時期と危険性について詳しくはコチラ
ナルセ養蜂場 / 北海道産クローバーはちみつ
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北海道の幕別町ではちみつ屋を営むナルセ養蜂場から販売されている北海道産のクローバーはちみつです。
初夏の北海道の牧草地で、一面に咲くクローバーの花から採蜜されています。
優しい香りでマイルドな味わいのなかにほのかな酸味があり、トーストやヨーグルト、ハーブティーなどに合わせやすいはちみつです。
クローバーはちみつを初めて食べる方におすすめの食べやすい製品となっています。
かの蜂 / カナダ産ホワイトクローバー蜂蜜
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カナダの広大なクローバー畑で採取されたクローバーはちみつです。
こちらのはちみつはクリーム状に結晶化しているのが特徴で、練乳のような見た目をしています。
溶かさずにそのままパンや果物につけるとクリーミーな味わいが楽しめます。
原産国のカナダでは最高級品とされており、欧米で人気のあるはちみつとなっています。
イチゴなどの果物と相性がいいので、はちみつを果物と一緒に味わいたい方におすすめです。
明治屋 / ニュージーランド産純粋クローバーはちみつ
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豊かな自然が残るニュージーランドの地に咲くクローバーの花から採蜜されたクローバーはちみつです。
上品な風味とあっさりとしたまろやかな味わいで、日本人好みのはちみつとなっています。
ニュージーランドは環境保護に厳格な国で、はちみつの品質管理にも厳しいことで有名です。
安心して食べられる安全なクローバーはちみつをお探しの方におすすめの製品です。
山田養蜂場 / クローバー蜂蜜(カナダ産)
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カナダの提携養蜂場で厳しい品質基準の下に製造されたクローバーはちみつです。
白いクローバーの花を思い起こさせる爽やかな香りと優しい甘みが特徴的なはちみつとされています。
クセのないマイルドな味わいなのでパンやヨーグルトにたっぷりとかけても合いますし、贅沢に果実酒作りに使用するのにも向いています。
色々な食べ方を楽しみたい方におすすめです。
みつばちの郷 / 北海道産クローバー蜂蜜
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北海道で牧草として広く利用されているシロツメクサから採蜜されたクローバーはちみつです。
草原のような自然の香りと淡白な甘さの中に、ほのかなスパイシーな風味が感じられるはちみつとなっています。
ヨーグルトやハーブティーと相性がいいとされています。
幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーを連想させ縁起がいいので、ブライダルやギフト用のクローバーはちみつをお探しの方にもおすすめです。