おすすめのラベンダーはちみつと美味しい食べ方や特徴
ラベンダーは香りの良さから、部屋の香りを良くするポプリや芳香剤、香水など様々なものに利用されるハーブです。
花としての美しさにも注目が集まり、ラベンダーの名産地で有名な北海道の富良野は全国から観光客が訪れる名所となっています。
香りや花畑の美しさで有名なラベンダーですが、はちみつの採取できる蜜源植物の1つです。
香りの良さが特徴的なラベンダーはちみつはヨーロッパで人気があり、南フランスではお菓子作りにもよく利用されています。
今回はそんなラベンダーはちみつのおすすめと美味しい食べ方や特徴をご紹介します。
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ラベンダーはちみつとは?
ラベンダーはシソ科のラヴァンドラ属の植物の総称で、地中海沿岸やインド、北アフリカなどを原産とする植物です。
高温多湿の環境を苦手とする種が多く、日本では北海道の富良野地方で栽培されておりラベンダー畑は観光資源として重要な役割を担っています。
開花時期は4月頃から7月頃にかけてで、紫色の花や品種によっては白やピンクの花を咲かせるものもあります。
ラベンダーの名を冠した色のラベンダー色は薄い紫色となっており、紫色のラベンダーの花が最も定番です。
香りの良さから精油を目的に栽培されることが多い植物で、日本でも昭和の頃に香料の原料として北海道の富良野で栽培されました。
現在は香料を目的としての生産は衰退しましたが、花畑の美しさが話題を呼びラベンダーの花畑は夏の北海道を代表する観光地となっています。
ハーブとしてのラベンダーはハーブティーや料理の風味付け、お菓子の香り付けなど様々な用途で使用されてきました。
ラベンダーはちみつの特徴
香りの良いラベンダーの花から採取されたラベンダーはちみつは、豊かな花の香りがすることが特徴です。
食べると口の中にラベンダーの花のような心地よい香りが広がります。
味わいはしっかりとした甘みがありますが、ハーブ特有のさっぱりとした後味なので食べやすいはちみつです。
綺麗な琥珀色に上品な香りと豊かな甘みで、香りの良いはちみつが好きな方におすすめです。
製品によっては少し酸味のあるものもありますが、きつい酸味ではなく甘さの中にほのかな酸味が感じられる爽やかな味わいとなっているものが多いです。
花の香りとほのかな酸味から、桜餅のような味わいと表現されることもあります。
ラベンダーはちみつの効果・効能
はちみつには主成分の糖以外にも様々な栄養素などが含まれており、栄養価の高さから健康や美容への効果が注目されています。
はちみつに含まれる成分の中でも代表的なものを、以下に簡単にまとめます。
- 糖:ブドウ糖、果糖
- 有機酸:グルコン酸
- 酵素:ジアスターゼ、ホスファターゼ
- ビタミン:ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC
- ミネラル:鉄、カリウム、亜鉛
- アミノ酸:プロリン
- ポリフェノール
ブドウ糖と果糖は分解を必要とせずに体内で吸収できる単糖類という種類で、胃腸への負担を抑え速やかに吸収されエネルギーとなります。
特にブドウ糖は脳のエネルギー源となるため、仕事や勉強の合間の栄養補給にも利用できます。
肌荒れの改善に効果的なビタミン、ミネラルなどに加え、アンチエイジングに効果があるとされている抗酸化作用を持つポリフェノールもはちみつには含まれています。
肌のトラブルを改善し、美しく若々しい肌を目指す方におすすめです。
また、ラベンダーの香りにはリラックス効果や睡眠の改善にも効果があると言われています。
ラベンダーはちみつもその香りの良さから心を落ち着けてくれる効果が期待でき、眠る前にホットミルクに入れて飲むと睡眠の質を改善してくれるとされています。
食べる以外にもお風呂に少量のラベンダーはちみつを入れることで、香りによる癒し効果だけでなくはちみつの持つ保湿効果で肌の乾燥を防ぎしっとりと潤う肌へと導いてくれる効果が期待できます。
優雅なバスタイムを過ごしたい方にもラベンダーはちみつはおすすめです。
ラベンダーはちみつの美味しい食べ方
ラベンダーはちみつはそのまま食べる以外にも、香りをいかしたアレンジをすることで様々な楽しみ方ができます。
シンプルにトーストにかけるだけでも、豊かな香りで高級感を演出してくれます。
飲み物との相性がいいとされており、紅茶に入れるとハーブティーのような風味に仕上げてくれます。
ホットミルクに入れても香りが負けないので、花の香りのする優しい味わいが楽しめます。
レモネードやフレッシュジュースとの相性もいいので、甘みが足りないときに入れると優しい香りとまろやかな甘みを与えてくれます。
忙しい朝なら、お湯でラベンダーはちみつを溶くだけの簡単な飲み物もおすすめです。
風邪のひきはじめや体の冷えているときには、ショウガを少し加えると体の中から温めてくれます。
南フランスでは伝統的にお菓子作りに利用されてきた歴史があり、焼き菓子作りの際にラベンダーはちみつを加えると香ばしいお菓子へと仕上げてくれます。
市販の安価なアップルパイやタルトなども、オーブンで温めなおしラベンダーはちみつをかけると香り豊かで深い味わいが楽しめます。
ラベンダーはちみつは華やかな香りが特徴ですので、ハーブティーや香りのよいお菓子などが好きな方におすすめです。
おすすめのラベンダーはちみつ:厳選5種
それではおすすめのラベンダーはちみつ厳選5種をご紹介していきましょう。
ラベンダーはちみつは液体のもの以外にも、結晶化したものも販売されています。
品質的には問題ありませんが、結晶の舌触りが苦手な方は確認しておくことをおすすめします。
なお、1歳未満の乳幼児はボツリヌス菌への耐性が備わっていないため、ラベンダーはちみつを含めはちみつは厳禁です。
赤ちゃんがはちみつを食べられる時期と危険性について詳しくはコチラ
GINZA HONEY LAB / フランス産ラベンダー蜂蜜
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南フランスのラベンダー畑で採蜜されたラベンダーはちみつです。
食べると口の中にラベンダーの爽やかで華やかな香りが広がる、香り豊かなはちみつとなっています。
さっぱりとした甘みと上品な酸味のバランスのいい味わいとなっているので、甘すぎるはちみつが苦手な方にもおすすめのラベンダーはちみつです。
アピディス / アピディス蜂蜜(ラベンダー)
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フランス産のラベンダーはちみつです。
アピディス社はフランスのブルゴーニュ地方に拠点を構える、老舗のはちみつメーカーです。
創業から100年以上の歴史を誇り、長い歴史の中で培った養蜂技術を駆使しはちみつが作られています。
乾燥したラベンダーの束のようなフルーティーな香りとなっています。
程よい酸味の感じられる味わいとなっており、すっきりとした後味のラベンダーはちみつです。
料理やお菓子作り、パン作りにも向いているので、幅広く使える製品をお探しの方におすすめです。
BREZZO / ラベンダーはちみつ(フランス)
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イタリアの養蜂農家BREZZO社から販売されているラベンダーはちみつです。
ラベンダー栽培の盛んな南フランスのプロヴァンス地方で採蜜されたはちみつを使用しています。
淡いベージュ色をしており、さらさらとした結晶が含まれていることが特徴です。
軽やかな舌触りと花畑のような香りが楽しめます。
紅茶などの飲み物と合わせてもいいですし、熟成されたチーズとの相性もよいとされています。
さらりとした舌触りが楽しいラベンダーはちみつなので、結晶を含むはちみつのクリーミーな優しい甘みを好む方におすすめです。
モリエ養蜂 / ラベンダーはちみつ
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フランスのローヌアルプ地方のオーガニック認証養蜂家によって生産されたラベンダーはちみつです。
日本の有機JASに相当するABラベルが表示されており、環境とミツバチに優しい生産方法で作られています。
芳醇な香りと上品な甘みと酸味が楽しめる、華やかでリッチな味わいのはちみつとなっています。
ホットミルクやホットティーなど、温かい飲み物と相性がいいとされています。
オーガニック認証の製品なので、食の安全に気を配る方におすすめです。
オールビー / スペイン産 ラベンダーのはちみつ
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スペイン産のラベンダーはちみつです。
蓋を開けるとラベンダーの花のようなフローラルな香りが広がり、口に含むと甘さの中にほんのりスパイシーな風味が感じられる味わいとなっています。
ハーブティーやホットミルクに入れると香りの良さが引き立ち、気持ちを落ち着かせてくれます。
飲み物に砂糖を入れて飲む習慣のある方には、砂糖の代用品としておすすめしたいラベンダーはちみつです。