日本酒のカロリーと太りづらい飲み方
「お酒=太る」というイメージは強いかと思いますが、日本酒のカロリーがどれくらいかご存知ですか?
実は日本酒は特別カロリーが高いお酒というわけではなく、太ってしまう原因は一緒に摂る食事やおつまみにあります。
ここでは日本酒のカロリーを詳しく解説しつつ、日本酒の太りづらい上手な飲み方を紹介しています。
太りたくない方やダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。
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日本酒のカロリーは100mlで103kcal前後
日本酒のカロリーは100mlで103kcal前後となります。
日本酒には普通酒や純米酒、吟醸酒など様々な種類があるので多少差はありますが、高くても110kcal弱ほどとなっています。
日本酒は一合という単位で飲むことが多いかと思いますが、日本酒一合のカロリーは約185kcal前後と覚えておきましょう。
日本酒の種類別のカロリー一覧表
日本酒は原料や製法によって若干カロリーに差が出ます。
もちろん銘柄などによって違いがあるので、参考程度に知っておきましょう。
日本酒の種類 | 含有カロリー(100ml) |
普通酒 | 109kcal |
本醸造酒 | 107kcal |
純米酒 | 103kcal |
吟醸酒 | 104kcal |
純米大吟醸酒 | 103kcal |
日本酒と他のお酒とのカロリーの比較
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上記の表が各種の酒類に含まれるおおよそのカロリーです。
もちろん銘柄や種類によって違いますのでその点はご了承ください。
他のお酒と比較すると日本酒が高カロリーに見えてしまうかもしれませんが、あくまでこれは100ml当たりのカロリーです。
通常ビールを100mlだけ飲むケースはないでしょうし、お酒によって飲む量は変わってきます。
ビールのようにアルコール度数が低いお酒は1杯の飲む量が多いですし、逆にウイスキーのようにアルコール度数が高いお酒は1杯の飲む量は少ないです。
カロリーだけに着目せず、お酒によって飲む量が違うことを考慮すると、どのお酒も大幅にカロリーに差が出てくることはないと考えて問題ありません。
日本酒と「エンプティカロリー」について
日本酒に限らず、お酒に含まれるカロリーというのは「エンプティカロリー」といって、糖質脂質よりも優先的にエネルギーとして使われ体外に放出されていくので太りづらいとされています。
お酒を飲むと顔や体が熱くなったという経験をしたことがある方も多いでしょう。
それはお酒のエンプティカロリーが、すぐに熱として放出されている影響であると言われています。
日本酒の太りづらい飲み方
日本酒に含まれるカロリーというのは、そこまでダイエットに影響を与えるものではないと分かったとしても、やはり日本酒が原因で太ったと感じる方がいるかもしれません。
実は日本酒を飲むことによってダイエットに影響を与えているのは、一緒に食べる食事やおつまみです。
日本酒を飲む時は食事やおつまみの食べ過ぎに注意
日本酒が原因で太ってしまう人に共通する点、それは食事やおつまみの食べ過ぎです。
日本酒を飲む方は経験があるかと思いますが、日本酒を飲むことによって食事が美味しく感じることは多々あるでしょう。
食べ物によってはそれを食べることによって日本酒が飲みたくなったり、逆に日本酒を飲んでいると食べたくなってしまうものがある場合もあります。
実際に日本酒には食欲を増進させる作用もあると言われています。
結果的に暴飲暴食をしてしまい、カロリーだけでなく、脂質、糖質のとりすぎによって太ってしまうということに繋がってしまうのです。
これが日本酒で太ってしまう方の典型的なパターンと言えるでしょう。
日本酒が原因で太らないための3つのポイント
日本酒はダイエットを直接的に阻害するわけではないこと、日本酒が原因で太ってしまう方の特徴をお分かりいただけたかと思います。
ここでは日本酒が原因で太らないための具体的な方法を3つ紹介します。
- 日本酒を空腹状態で飲まないようにする
- 日本酒と一緒に食べるものは低カロリーなものを
- 日本酒を熱燗で飲むようにする
日本酒を空腹状態で飲まないようにする
日本酒を飲む時はなるべく空腹は避けるようにしてください。
空腹時に日本酒を飲むことによって、普段よりも酔いやすくなってしまいます。
酔ってしまうことによって判断が鈍ってしまいますし、日本酒による食欲増進の影響も受けてしまいます。
結果的に食欲をおさえることができずつい食べ過ぎてしまうということに繋がります。
日本酒を飲む時は、なるべく先に食事を軽くすませる方が良いでしょう。
日本酒と一緒に食べるものは低カロリーなものを
日本酒を飲むことによって食欲が増進すると、あれもこれも食べたくなってしまうかもしれません。
そんな時は低カロリーの食事・おつまみを意識的に食べるようにするとよいでしょう。
冷奴や枝豆、するめなど、日本酒に合うヘルシーなおつまみとして人気があります。
日本酒を熱燗で飲むようにする
日本酒の飲み方は「冷や」か「熱燗」がありますが、ダイエットを気にしている方は熱燗で日本酒を飲むのがおすすめです。
人間の体は冷えを感じると脂肪をためやすい状態となってしまいます。
さらに食事を一緒にしてしまうことで、普段よりもより太りやすい状態で食事をすることになってしまうのです。
まずは自分の体を温めてから日本酒を飲んだり、日本酒は熱燗で飲むというのが太らないためのポイントです。