おすすめの純米大吟醸酒(日本酒)ランキング
日本酒に詳しくない人でも知っている種類である「純米大吟醸酒」という言葉。
非常にコストがかかる日本酒の種類で、コストがかかる分味わいは格別。
しかし純米大吟醸酒と一口に言っても非常に多くの日本酒があり、どれが美味しいのかわからない方も多いはず。
そんな方向けにここではおすすめの純米大吟醸酒をランキング形式で紹介していきます。
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日本酒の「純米大吟醸酒」とは?味や香りの特徴
米と米麹、水だけで造られており、精米歩合が50%以下なので、口当たりが柔らかく雑味が少ない味わいになっているのが特徴です。
吟醸香もあるのでフルーティーな香りの日本酒が多く、比較的飲みやすい部類に入る日本酒が純米大吟醸酒の特徴です。
ただ、造るのにコストがかかるので価格が高い事が多く、基本的にどの銘柄でもランクの高い日本酒の種類として取り扱っています。
ただ、味や香りについてはあくまでそういった傾向があるという目安として捉えてください。
酒造によって個性は様々ですし、味や香りの感じ方には個人差があります。
「純米大吟醸酒」と「大吟醸酒」の違い
純米大吟醸酒と大吟醸酒の違いは、醸造アルコールを使用したかどうかにあります。
純米大吟醸酒は名前からもわかる通り、「米と米麹、水」を原料としています。
対して大吟醸酒は「米と米麹、水、醸造アルコール」を原料としています。
一般的には大吟醸酒よりも純米大吟醸酒の方がランクが上とされることが多いため、純米大吟醸酒の方が価格が高く美味しいとされています。
しかし、純米大吟醸酒や大吟醸酒の特徴は吟醸香ですが、日本酒の香り成分は水よりもアルコールに溶けやすいため、醸造アルコールを使用している大吟醸酒の方が吟醸香を楽しみやすくなっています。
日本酒としてどちらが美味しいと断言できるわけではないので、自分の好みで選んでみてください。
美味しい純米大吟醸酒おすすめランキング:TOP10
日本酒には非常に多くの銘柄があり、美味しい純米大吟醸酒も当然多くあります。
その中でも特におすすめできる美味しい純米大吟醸酒をランキング形式で紹介するので、購入の参考にしてみてください。
第1位:鍋島 純米大吟醸 愛山
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商品詳細
- 使用米:愛山
- 精米歩合:45%
- アルコール度数:16%
お米の旨味や甘味に特徴がある酒造好適米「愛山」を使用した純米大吟醸酒が「鍋島 純米大吟醸 愛山」です。
非常に飲みやすいですが甘みや旨味がしっかりあり、華やかでフルーティーな吟醸香も楽しむことができます。
鍋島の日本酒はどれも非常に人気が高く手に入れづらいですが、その中でもぜひ飲んでいただきたい1本として第1位にランクインしています。
第2位:旭酒造 / 獺祭 純米大吟醸50
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商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:50%
- アルコール度数:16%
数ある日本酒の銘柄の中でも特に有名な「獺祭」。
飲みやすく美味しい獺祭の中でもコスパに優れている日本酒が「獺祭 純米大吟醸50」です。
獺祭で最もスタンダードな種類の日本酒となっており、初めて飲むならまずはこの日本酒からがおすすめ。
純米大吟醸酒のおすすめを挙げるなら絶対に外せない1本となっています。
第3位:出羽桜酒造 / 出羽桜 一路 純米大吟醸
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:45%
- アルコール度数:15%
2008年のIWCでチャンピオン・サケを受賞した経歴を持つ純米大吟醸酒が「出羽桜 一路 純米大吟醸」です。
アルコール度数がやや低いのもあり非常にスムースな飲み口となっており、フルーティーな吟醸香ももちろん楽しむことができます。
旨味や甘味などの日本酒感と飲みやすさのバランスに優れており、純米大吟醸酒をしっかりと味わいたい方におすすめできる商品となっています。
第4位:廣木酒造 / 飛露喜 純米大吟醸
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:麹40%、掛50%
- アルコール度数:16%
飛露喜の日本酒の中でも最上級に位置しているのが「飛露喜 純米大吟醸」です。
淡麗で酸味が特徴となっていますが決して飲みづらくなく、甘みやフルーティーな香りなどのバランスに優れた純米大吟醸酒となっています。
美味しいだけではなく非常に人気が高いので手に入れるのが難しい銘柄ではありますが、飲み飽きないと言われるほど優れた日本酒です。
第5位:木屋正酒造 / 而今 純米大吟醸
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:40%
- アルコール度数:16%
「過去に囚われず未来に囚われず 今をただ精一杯生きる」意味を持つ「而今」。
レアな日本酒の代表格ですが、美味しさもまた別格です。
山田錦を使った甘味と酸味のバランスに優れた日本酒となっており、深みのある味わいがありながらも嫌な後味がない飲みやすい日本酒です。
而今の中でも最上級となっている純米大吟醸酒、ぜひ一度は飲んでみたいおすすめの逸品です。
第6位:高木酒造 / 十四代 超特選 純米大吟醸
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:35%
- アルコール度数:16%
幻の日本酒の筆頭である十四代の純米大吟醸酒が「十四代 超特選 純米大吟醸」です。
入手困難な銘柄なので手に入れるのは大変ですが、その美味しさはまた格別。
兵庫県特A地区の山田錦を35%まで磨いており、大吟醸仕込みの中から醪を選抜し、独自の殺菌技術によって貯蔵し熟成させています。
手に入れるのは容易ではありませんが、もし機会があるなら一度飲んでみていただきたいおすすめの純米大吟醸酒です。
第7位:旭酒造 / 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
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商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:23%
- アルコール度数:16%
「磨き二割三分」と名付けられた純米大吟醸は、日本最高峰の磨き歩合、精米歩合23%の山田錦から作られる純米大吟醸です。
日本酒のわかる人でも唸るような味わいですが、日本酒を飲み始めたばかりの人が飲めばその驚きはすごいものでしょう。
飲みにくさを一切感じることがなく、柔らかな旨味と共にあっという間にあけてしまうでしょう。
日本酒度は辛口ですが、味わいの評価としてはむしろ甘口。
まろやかでフルーティーな香りと口いっぱいに広がる日本酒特有の旨味。
価格は高いですが、これから数年はこの純米大吟醸を超える日本酒は出ないのではないかと思えるほどの美味しさの純米大吟醸酒となっています。
第8位:朝日酒造 / 久保田 萬寿
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商品詳細
- 使用米:五百万石
- 精米歩合:50%
- アルコール度数:15%
正直、あまりにも有名な日本酒すぎるため、紹介するべきかどうか迷いましたが、もし「ちょっとミーハーな気がして飲んでいない」という人がいるなら、その人に飲んでいただきたいという思いから紹介させていただこうと思います。
非常に高価な日本酒です、久保田の日本酒の中でも最高ランクであり、それは純米大吟醸の中でも最高ランクであると言えます。ですから美味しくないわけがありません。美味しいからこそ「ミーハー」であり、美味しいからこそ「有名」なのです。
こんなに高価な日本酒が美味しくなくて売れるわけがありません。個人的にも初めて美味しいと思った日本酒であり、一升瓶を開けたその日に飲み干してしまった初めての日本酒です。まだ純米大吟醸と大吟醸の違いもわからない頃でしたが、その美味しさは知識のいらない美味しさという事なのです。
まるで「何を飲んだのか忘れてしまう」ほどにスルリと喉を通り、思い出すためにまた飲む、そうしてついには飲み干してしまう、魔法にかかったかのように進む、本当に美味しい純米大吟醸です。
第9位:関谷醸造 / 蓬莱泉 純米大吟醸 空
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商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:麹40%、掛45%
- アルコール度数:15%~16%未満
関谷酒造の看板銘柄である蓬莱泉、山田錦3日間かけて磨き、1年以上かけて低温でじっくりと熟成させる、それによって生み出された純米大吟醸の「空」は、まさに飲んで理解できる「空の境地」というのはいささか詩のような話ですが、芳醇な香りと丸みのある舌触りは純米大吟醸の金字塔といって過言ではない美味しさです。
ちょっと日本酒に詳しい人であればその作りの良さは口に含んだ瞬間に感じます、落ち着いた味わいと喉通りの良さ、そして引き際は可憐な余韻が刹那的に漂います。ここで紹介している純米大吟醸の中でも、とくに繊細な味わいを持っている日本酒であり、美味しい純米大吟醸として胸を張って紹介できる銘酒です。
第10位:清水清三郎商店 / 作 雅乃智中取り
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:50%
- アルコール度数:16%
上述した「雅乃智」のさらに上の味わいとなっている作を楽しめるのが「雅乃智中取り」です。
「中取り」とは、醪を搾った際の最初に出る「荒走り」と最後の「責め」を除いた安定したクリアな味わいを楽しめることができ、一般的に1番良い部分とされています。
作の特徴である透明感のある味わいはもちろんですが、純米大吟醸ならではの華やかな香りや甘味、コクをバランスよく楽しめる逸品です。
作の特徴をしっかりと味わえる種類の日本酒なので、初めて作を飲む方におすすめです。
2018年の「SAKE COMPETITION」の純米大吟醸部門で第3位、金賞を受賞しています。