飛露喜(ひろき)のおすすめの日本酒の種類
幻の酒と呼ばれるほど人気が高い日本酒銘柄である飛露喜。
しかし、その人気とは裏腹に誕生には苦難の連続があったことを知る人はそう多くはないでしょう。
ここでは飛露喜のおすすめの日本酒を紹介しつつ、飛露喜を造る廣木酒造の歴史などについて解説していきます。
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飛露喜のおすすめの日本酒の種類
飛露喜にはいくつか日本酒に種類がありますが、その中でもおすすめの日本酒を厳選して3種類紹介していきます。
飛露喜 特別純米 無濾過生原酒
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商品詳細
- 使用米:山田錦、五百万石
- アルコール度数:16.5%~19%未満
- 精米歩合:50%
飛露喜の原点である日本酒で、飛露喜の名前を世に広めた種類が「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」です。
丸い甘味と透明感のある新鮮なマスカットのような香りが特徴となっており、生原酒でありながらも飲みやすい日本酒となっているのが特徴です。
飛露喜には様々な日本酒の種類がありますが、初めて飛露喜を飲む方はスタンダードであるこちらの日本酒をおすすめします。
飛露喜 純米吟醸
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商品詳細
- 使用米:山田錦、五百万石
- アルコール度数:16%~17%
- 精米歩合:50%
真っ黒なラベルに銀色で飛露喜を描かれたボトルが印象的な飛露喜の純米吟醸。
黒ラベルと呼ばれるこの日本酒は、やや淡麗な口当たりながらも後から口の中にお米の甘味や旨味がしっかりと広がる特徴を持っています。
後味がすっきりとしているので食中酒としても楽しめる人気のある種類です。
飛露喜 純米大吟醸
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商品詳細
- 使用米:山田錦
- アルコール度数:16%~16.5%
- 精米歩合:40%
飛露喜の日本酒の中でも最上級となっているのがこちらの純米大吟醸です。
上品でフルーティーな吟醸香を楽しむことができ、やや淡麗な口当たりですが心地よい酸味と甘みのバランスが良いのが特徴です。
酸味がやや目立ちますがクセがないので飲みやすい日本酒の種類となっています。
飛露喜の日本酒の特徴
白ワインのような日本酒を造りたいとのコンセプトから生まれた飛露喜。
甘みや旨味、酸味、香りのバランスに優れている日本酒なのが特徴となっており、クセのない味わいの日本酒となっているので飲みやすい日本酒としておすすめできます。
透明感がありながらもお米の甘味や旨味をしっかりと味わうことができるので、飲み飽きない日本酒としても評価されています。
飛露喜の日本酒の特徴を味わうのにおすすめの飲み方は冷酒です。
飛露喜を造る廣木酒造とは?
幻の日本酒とまで言われるほど人気のある日本酒である飛露喜を造っているのは廣木酒造。
飛露喜自体の歴史はまだ浅いですが、廣木酒造は江戸時代中期に創業した300年以上の歴史を誇る老舗酒造です。
地元の福島・会津では飛露喜ではなく「泉川」という銘柄で日本酒を造っていましたが、杜氏が高齢化したことによって先代である父と酒造りを始めることになります。
しかし翌年に先代が亡くなり、サラリーマンをしていた現杜氏である廣木健司氏が酒造を継ぐこととなります。
一時期廃業を考えるも母と2人で酒造りをスタート。
良い酒を造れるはずもなく廃業を考えていた矢先のテレビ取材の依頼が契機となります。
「自分が酒造りをしていた記録として」と取材を受け、放送後に都内の地酒専門店から応援するとの電話が入り、のちの飛露喜となる「泉川 特別純米 無濾過生原酒」が認められることとなります。
日本酒の人気銘柄「飛露喜」について
飛露喜という銘柄が生まれたのは実は最近の1999年。
廣木酒造は泉川という銘柄で日本酒を造っていましたが、上述した「泉川 特別純米 無濾過生原酒」は味わいが泉川と違っていたため、改名することとなります。
喜びの露がほとばしるという意味の「飛露喜」と命名されています。
飛露喜の日本酒の種類にある「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」は飛露喜の原点となっている日本酒です。
飛露喜の日本酒に興味を持った方は、まずは「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」から飲んでみることをおすすめします。