新潟の美味しい日本酒おすすめランキング
「淡麗辛口の日本酒」という確固たる地位を築いた新潟の日本酒。
米処の日本酒は美味い!なんて言われる通り、今では新潟と言えば日本酒と思う人だって多いでしょう。
新潟の水はミネラル分の少ない超軟水であり、昼夜の寒暖差も少なく安定しているため、さっぱりとした味わいの辛口な日本酒が造られます。
そんなすっきり美味い新潟の日本酒の中でも「これだけは飲んでおきたい!」もしくは「新潟に行ったなら絶対に飲みたい!」新潟の美味しい日本酒のおすすめランキングを紹介していきましょう。
淡麗辛口だけでなく、様々なタイプのおすすめの日本酒を紹介しているので、購入の際の参考にしてみてください。
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新潟の日本酒を選び方のポイント
新潟のおすすめ日本酒は後述していますが、自分なりに新潟の日本酒を選んでみたい方もいるかと思います。
日本酒を飲み慣れている方はともかく、日本酒初心者の方が選びやすいように以下で簡単な選び方のポイントを紹介していきます。
銘柄で新潟の日本酒を選ぶ
日本酒初心者の方が新潟の日本酒を選ぶ場合は、まずは有名な銘柄をチェックするようにしてください。
日本酒を飲み慣れている方は製法や使用米などなど、選ぶポイントを心得ているかと思いますが、日本酒初心者だとなかなか難しいもの。
新潟の日本酒で有名な銘柄ですと、朝日酒造の「久保田」や八海醸造の「八海山」が挙げられます。
他にも人気がある有名な銘柄は多いので、各銘柄がどんな特徴があり、どんな口コミがあるかを確認すると、自分の好みの日本酒を選びやすくなります。
日本酒度を鵜呑みにしないで甘口・辛口を判断する
新潟の日本酒に限った話ではありませんが、日本酒を選ぶ際によく聞く日本酒度。
日本酒度がプラスだと辛口、マイナスだと甘口とされてますが、日本酒の味わいは酸度やアミノ酸、アルコール度数など、味わいに関わる要素が多いため、日本酒度で辛口・甘口を安易に判断しないようにしましょう。
例えば後述する有名な日本酒である「上善如水 純米吟醸」は、日本酒度が+5.0ですが口当たりが水のようにスルスル飲める日本酒として有名です。
日本酒度がプラスでも甘口に感じる日本酒もありますし、逆にマイナスでも辛口に感じる日本酒もあるのです。
しかし、日本酒度は日本酒に含まれる糖分がわかる数値なので間違っているというわけではありません。
あくまで「甘口・辛口の傾向がある」という程度の目安として確認するようにしましょう。
美味しい新潟の日本酒おすすめランキング:TOP10
淡麗辛口な日本酒はもちろん、新潟には様々な味わいの美味しい日本酒が非常に多くあります。
その中でも特におすすめできる美味しい新潟の日本酒をランキング形式で紹介していくので、購入の際の参考にしてみてください。
第1位:久保田 萬寿 / 朝日酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:五百万石
- アルコール度数:15%
- 日本酒度:+2.0
新潟の酒といえば久保田、その中でも純米大吟醸の最高峰「万寿」は新潟の酒を飲むなら避けては通れない存在です。
まさに極上の逸品。まるで「何を飲んだのか忘れるほどの喉通り」といえ、味を思い出すためにまた酒器へと注ぎ空けてしまう、魔性とも言える美味しさを持った銘酒です。
新潟の酒は純米よりも本醸造の方が”らしい”味がする、とも言われています。
吟醸酒として作られた「千寿」もまた、新潟の酒に久保田あり!という風格が感じられる美味しい日本酒です。低価格なのも魅力となっています。
第2位:八海山 純米吟醸 / 八海醸造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦、美山錦、五百万石など
- アルコール度数:15.5%
- 日本酒度:+4.0
新潟の日本酒といえば?と聞かれれば、おそらく「久保田」と「八海山」で半分に割れるでしょう。
「淡麗で辛口な新潟の美味しい日本酒」を全国に広めた先駆けと言えるのはこの八海山。
今最もおすすめなのは柔らかい印象の感じられる純米吟醸ですが、本当に美味しい八海山は醸造アルコールを添加した大吟醸だ!という人も少なくありません。
叶うのであれば、飲み比べながら新潟を心ゆくまで味わいたいものです。
第3位:〆張鶴 純 / 宮尾酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:五百万石
- アルコール度数:15%
- 日本酒度:+2.0
穏やかな香りと辛口でスッキリとした飲み口、旨味も少なく料理と合わせてグイグイ飲める本当に美味しい新潟の日本酒です。
これぞ新潟の日本酒!といえる銘酒。
舌にピリリとくる辛口感を求める人には特別本醸造で醸された「雪」をおすすめしますが、「新潟の味」を求めるのであれば舌への刺激は少ないのに、新潟の辛口が堪能できる純米吟醸の「純」がおすすめです。
第4位:菊水 ふなぐち 一番しぼり 本醸造生原酒 / 菊水酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:国産米
- アルコール度数:19%
- 日本酒度:-2.0
言い方は悪いかもしれませんが「新潟で一番美味い安酒」といえばコレ!とにかく期待せずに騙されたと思って飲んで欲しい銘酒です。
冷やでスカッと味わえば、甘みと濃厚な旨味、新潟らしい辛口感に思わず唸ることでしょう。
近所のスーパーやコンビニでこんな美味い日本酒が手に入るのかと驚くかもしれません。
この系統の味わいでもう少し穏やかな日本酒が飲みたいという人は、菊水の「四段仕込み」もおすすめです。
第5位:越乃景虎 龍 / 諸橋酒造
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商品詳細
- 使用米:五百万石
- アルコール度数:15%~16%
- 日本酒度:+5.0
良質な新潟米を超軟水で仕込んだ越乃景虎、純米大吟醸や大吟醸といった高級なランクが美味いのは当たり前。
だからこそ敢えて、この普通酒である「龍」をおすすめします。
普通種といえば最も低い安酒ですが、穏やかで淡麗な喉越し、辛口特有の飲み口にも関わらず舌で辛さを感じることのない丁寧な醸造、さすがは酒の国新潟だ!と思える絶品の日本酒です。
いくら美味しい日本酒でも、数年に一度しか買えない価格じゃ意味がありませんよね!だからこそのコレなのです!
第6位:上善如水 純米吟醸 / 白瀧酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:五百万石、越路早生など
- アルコール度数:14%~15%未満
- 日本酒度:+5.0
先に伝えておきますが、上善如水は「旨い酒」ではなく「新潟の美味しい日本酒」です。
新潟の酒というのは”淡麗で辛口”これを極限まで突き詰めることで生まれた純米吟醸はまさに水の如し!
不要な甘みや旨味も省くことで、水よりも飲みやすい酒であり、スルスルと喉をとおり日本酒の香りがふわりと漂う、まさに清純派な新潟の美味しい日本酒です。
比較的手に入りやすいので見つけたら飲んでみてほしいおすすめの一本。
第7位:緑川 純米 / 緑川酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:五百万石
- アルコール度数:15%~16%未満
- 日本酒度:+4.0
冷や常温で飲めば、純米酒ならでわの濃厚なコクを味わうことができ、ぬる燗にすれば優しく癖のない飲みやすい味わいへ。
抑えめな香りと風味が淡白な料理とよく合い、米の旨味は個性の強い料理にも添い遂げられます。
本醸造酒のように飲み飽きしない味に、純米吟醸のような洗練された美味しい日本酒です。
純米を飲むと一段上のランクも、一段下のランクも飲んでみたくなる、新潟のお酒にハマる入り口といってもよいおすすめの銘酒。
第8位:雪中梅 本醸造 / 丸山酒造場
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:五百万石、山田錦
- アルコール度数:15.7%
- 日本酒度:-3.5
「新潟は辛口の日本酒だ!」といっても辛口の日本酒しかないわけではありません。
疲れた体には甘いものが効くように、新潟の人等を癒し続けた甘口の日本酒といえば「雪中梅 本醸造」です。
醸造アルコールを添加して甘みを出した日本酒を中心に醸造する酒蔵が産み出した人気の日本酒であり、新潟の甘口日本酒なら胸を張って最も美味しいおすすめの逸品と紹介できる日本酒です。
第9位:越乃寒梅 特撰 / 石本酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:山田錦
- アルコール度数:16%
- 日本酒度:+8.0
プレミア日本酒として全国にその名を轟かせる新潟の銘酒「越乃寒梅(こしのかんばい)」。
うまい酒は水のように飲めるという辛口日本酒の信念を貫き、ベタ甘な三倍醸造酒が主流だった時代にも流行に流されず本物志向の辛口日本酒を醸し続けてきました。
ふくらいみのある旨味と、引き際のキレの良さ、そして戻ってくるような味わい、越乃寒梅のなかでも特選吟醸酒を飲まずして、新潟の日本酒を語れません。
第10位:鶴齢 純米大吟醸 / 青木酒造
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 使用米:越淡麗
- アルコール度数:15%~16%未満
- 日本酒度:±0
新潟の酒はもう散々飲み倒してきたよ!という人であれば、鶴齢の純米大吟醸はおすすめランキング1位になるでしょう。
その理由は「新潟の日本酒でありながら淡麗ではない」という酒質。
新潟の日本酒たちが淡麗と言われながらも内に秘めていた旨味やコクを前面に押し出した味わいです。
芳醇な香りとインパクトのある旨味は、自分の中にできてしまった新潟の酒の固定観念や偏見といった鎖を全て壊してくれます。
まさに日本酒好きにおすすめしたい本当に美味しい新潟の日本酒といえる銘酒です。