バリラの特徴や評判とおすすめパスタランキング
日本では「マ・マー」や「オーマイ」などが有名ですが、世界No1はバリラ(Barilla)なんです。ご存知の人もきっと多いバリラのパスタ。日本のパスタと食感が似ていて、表面がつるつるしているのが特徴なんです。ですので日本人にはなじみやすい上に、どんなソースにも合うため世界中でも愛されています。
さらにバリラを使う人は幅広く、一般の家庭用として、そしてプロの料理人にも使われています。そんなパスタブランドバリラについてオススメの商品や特徴をご紹介します。
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バリラ(Barilla)とは?
バリラはパスタの本場イタリアの人達が3人に1人、このパスタを選ぶとされています。イタリア人は美食家があつまる国というだけともあり、そこで認められたということは本物のパスタ、とも言えるでしょう。バリラは年間300万トンの生産とともに、150カ国以上で販売される世界的なメーカーです。日本でも日本製粉がライセンス契約を結び「バリラ」ブランドを独占販売したことによってかなり浸透しています。
今では家庭の食卓から有名な料理店にまで使われており、幅広く愛されるバリラのバスタ。その人気は長い歴史の中でも常に保たれており、今もなおパスタシェアのトップを走ってるトップメーカーといえます。
1877年にイタリアの"美食の都”であるパルコでバリラは誕生しました。はじめはピエトロ・バリラがパンとパスタを扱う食品工場として誕生。そんな彼のこだわりは「とにかく品質にこだわる」こと。このこだわりを貫いたことで、今では定番なテフロン製のパスタ生産法、そして最も良質とされるデュラム小麦の開発、120種類以上のパスタを生み出したなどパスタ界に革命をもたらしてきました。今では4代目まで続き、会長のグイド、副会長のルカとパオロの3兄弟で経営されています。
バリラのパスタの特徴
バリラの特徴は大きく二つあります
- テフロン製によるツルツルな表面
- デュラム小麦によりコシのある食感
パスタというのはダイスという穴のあいた機械にパスタの生地を通りぬかせることで様々な形にかえることが可能です。
このダイス(穴)にはブロンズ製とテフロン製の二つがあります。ブロンズ製法はダイスに凹凸が出来ており、ざらついた仕上がりになります。バリラが採用しているのはこのブロンズ製と反対のテフロン製。ダイスが特殊で、この生産法により表面がつるっとしたパスタになります。
これがバリラの最大の特徴です。このツルツルな表面によって、口当たりが良い上に、ザラザラしている表面と比べてソースの吸収が少なく、アルデンテ(食感が長く残ること)が長い時間保つことが出来ます。特に水分の多いトマトソースとバリラは最強の組み合わせです。
また、バリラ独自のデュラム小麦は良質なたんぱく質により、最高品質を保っています。このたんぱく質はデュラム小麦のあら挽き粉と水を混ぜて機械に押し出すことでグルテンにかわっていきます。このグルテンに含まれる弾力性と粘り気がパスタの品質を大きく変化させているのです。バリラはこれらがしっかりと保たれているため、良いアルデンテ(歯応え)を長時間維持できる上にスプーンなしでも簡単にパスタを巻くことが出来ます。
バリラのパスタに対する良い評価や口コミ
最も好評なのは食感。オイルのさらっとしたパスタにも、クリーム系の少し重めなパスタにも、どんなパスタでも食感を保つことが万能さんなうえ、もちもち・ぷりぷりとした食感が味わえるところが人気です。
また、特殊な小麦によりアルデンテ(歯応えがある)を簡単に保てるため茹で方にはあまりコツがいらず、扱いやすいところも好評です。
バリラで最も人気の重さが5kgの業務用。どんなソースにも合うため多く持っといて無駄にすることはないし、簡単・短時間で調理できる、そしてこの業務用は量に対して低価格なうえに本場イタリアの食感が楽しめる、ということからコスパに対しても定評があります。
バリラのパスタに対する悪い評価や口コミ
どんなパスタに対しても合う分、個性を出したい、ソースの乗りをさらに良くしたい、となるとバリラだと少し弱いです。
また、日本でイタリア料理のブームがあった1980年代にバリラは、小麦を生産していたとされるウクライナでの震災によって原子力発電所が爆発、放射線が漏れた影響により、食の安全が疑われました。今でもその余波は少なくとも残っています。
バリラのおすすめパスタランキング:TOP5
バリラはどんなソースにも合うのが特徴です。その中でも特にオーソドックスに使える人気の商品や、このソースとの相性が特に最高!バリラのパスタそれぞれの特徴も紹介します。
>>ソースに合わせたパスタの太さの選び方について詳しくはコチラ
第1位:スパゲッテイNo.5(1.7mm) / スパゲッティーニ
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最も人気のこの商品。このパスタはあらゆるソースとバランスがとることができ、バリラの「どんなパスタでもアルデンテを残すことが出来る」という特徴が最大限に活かされた商品です。また、オーソドックスで簡単に調理できることから初心者からプロの料理人まであらゆる世代の人に使われる商品です。
No5は1kgで購入されることが定番です。長期的に保存できるため、ファミリーで食べてシェアしたり、一人暮らしの方でも最後まで使いきることができます。味や使い勝手の良さ、保存性の高さの評価が高いことから、一番人気の高い商品となっています。バリラの中では標準的な太さですがボロネーゼやトマトソースなどちょっと重めなソースとマッチします。
第2位:スパゲッティNo.3(1.4mm) / フェデリーニ
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茹で時間が短い分、簡単に調理しやすく、扱いやすいのが特徴のひとつ。細いめんは茹でる時間が短いので、短時間で調理でき、人気です。オイルパスタなどのさっぱりした味は日本人にもピッタリなため、口の中があまり重たくなってほしくない、と言う人はこれがオススメです。少し細い太さだと、ソースが吸収されやすいですが、そこはバリラのアルデンテ(歯応えがある)を上手く活かした人気のパスタです。
第3位:グルテンフリーパスタNo.5(1.7mm) / スパゲッティー
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最近新しいフードスタイルとして注目されているグルテンフリー。体調改善やダイエットなどで注目されいます。もちろんそのような方にもお勧めですが、「グルテンアレルギーでパスタをたべられない...」というひともこのモデルであれば心配ありません!!黄とうもろこし、白トウモロコシ、米粉のバランスを上手くとりいれているため、本物のパスタと変わらない味を楽しめます。
第4位:スパゲッティNo.7(1.9mm)/ スパゲッティ
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最も太いパスタ。太いパスタである分、濃厚なクリームパスタとの相性が抜群。また、食感もほかの太さと比べてあるため、もちもち・ぷりぷりが楽しめるため、「いつものパスタは飽きたわ」という人にオススメしたいモデル。太い麺ほどパスタ各社の特徴が出やすいため、バリラ商品が好きな方はこちらを試してみましょう。
第5位:タリアテッレ
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バリラの発祥の地”パルマ”が認めた本場のパスタ。美食の都と言われるほどのパルマで認められたということは、相当な味わいなはず。イタリアではフェットチーネと呼ばれるそうですが、それよりも幅と厚みは若干薄いんだそう。パスタ上級者になった方はこのタリアテッレで本格的な味を楽しみたましょう。伝統的な味を楽しめるタリアテッレはパルマのお隣、ボローニャの発祥地・ボロネーゼとの相性が良いです。