美味しいパスタのゆで方とアルデンテに仕上げるコツ
お店で食べるパスタは大好きだけど、家でゆでたパスタって芯が残っていたり水っぽかったりしてしまって上手くゆでられない…そんな経験はありませんか?このページではアルデンテといってパスタの理想のゆで上がり状態にするコツを紹介しています。
パスタって一人分をゆでるだけでも大きな深鍋を出してたくさんの水を使わなきゃいけないから面倒…と思われている方に朗報です!フライパンで作る「蒸しパスタ」とシリコンスチーマーで簡単に作れるパスタをご紹介します。一人暮らしの方やズボラな人でも作れる方法なのでぜひ実践してみてください。
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パスタの美味しいゆで方
美味しくパスタをゆでるためにはゆで時間・塩加減・パスタの量が重要です。ゆで方ひとつでパスタの美味しさが左右されます。理想のパスタは食べるときにアルデンテ(イタリア語で歯ごたえがあるという意味)であることです。美味しいパスタのゆで方のコツをマスターしていきましょう。
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美味しいパスタの基本的なゆで方は以下の5ステップです。
- 大きめの鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら塩を加える。パスタ100gにつき水1リッター、水1リッターにつき塩5g~10gを使用。
- 沸騰しているお湯にパスタを入れる。入れるときは放射状に広げていれ、お湯のなかに沈み込んだらパスタ同士がくっつかないようにかき混ぜる。
- ゆでている間の火加減はお湯が吹きこぼれない程度に沸騰していてパスタがゆらゆらと揺れる程度。
- 本来のゆで時間より早めに1本引き上げて指先でちぎってみるか食べてみてゆで加減をチェックする。
- ざるにあけて水気をきり、熱々を手早くソースとあえて盛り付ける。
では、ゆで時間や材料について、上手にゆでるポイントを詳しく見ていきましょう。
パスタをゆでる時の道具と材料
パスタの材料(2人分)
- パスタ:200g
- 水:2ℓ
- 塩:大さじ2(30g)
パスタを茹でる道具
- 鍋
- 菜箸(パスタサーバー)
- キッチンタイマー
- パスタメジャー(はかり)
- ざる
パスタ100g(1人分)なら2リットルの水に塩大さじ1と1/3杯(20g)、200g(2人分)以上なら3リットルの水に塩大さじ2杯(30g)が目安です。たっぷりのお湯を使うことでパスタ同士がくっつくことを防ぎます。また、お湯の量が多いとパスタを入れてもお湯の温度が変わりにくいため沸騰させたまま美味しくパスタをゆでることができます。
材料だけではなく、道具にもこだわることでパスタはより美味しく茹でることができます。美味しいパスタを作るコツはたっぷりのお湯を使ってゆでることです。お湯がたくさん入る深鍋を使いましょう。
菜箸やパスタサーバーはゆでているときにパスタがくっつかないようにかき混ぜたり、パスタのゆで加減をみるときに必須です。パスタサーバーをお持ちの人は少ないと思いますが、これがあるとゆであがったパスタを簡単にざるに上げることができます。選ぶ時の注意点はゆでる鍋の高さよりも長いものを使うことです。短いものを使用すると鍋の底まで届かずやけどの恐れがあります。
キッチンタイマーはゆで時間の管理に必要ですね。タイマーを使えば「ゆですぎてしまった!」なんてことも防げます。
パスタの量によってお湯や塩の量が変わってくるのではかりで正確にパスタの量を量りましょう。パスタメジャーはパスタを通すだけで人数分の量がわかるのであるととても便利です。ペットボトルの口を使って一人分量る方法も紹介していますのでぜひお試しください。
最後にざるはゆであがったパスタのお湯を切るのに使いましょう。ざるを使わないと水っぽくなってしまい、びちゃびちゃとしたパスタになってしまいます。
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1人前のパスタの量
食事内容に合わせた1人前のパスタの量を紹介していきましょう。
ロングパスタ(乾麺の状態)
- パスタだけ食べる場合:90~100g
- パスタだけを食べる場合(軽めの食事として):70~80g
- パスタ以外の料理も食べる場合:60g
ショートパスタ(乾麺の状態)
- パスタだけ食べる場合:60~70g
- パスタ以外の料理も食べる場合:50g
よく結束してある量りいらずの便利なパスタが売られていますが、これは100gであることが多いです。1人分(100g)を簡単に量るときはペットボトルの口を使用すると便利です。ペットボトル口に通るパスタの量がほぼ100gになります。量りがない場合はこの方法が便利ですね。
パスタをゆでる時の塩加減
パスタをゆでる時の塩って少々ってよく書いてありますが、実は塩を入れるのは「パスタに下味をつける」という目的があるからなんです。塩でしっかりと下味がついたパスタをソースや具材と混ぜると味に一体感が出ます。それではどれくらいの量を入れるのか?1人前ゆでるのに1Lのお湯に対して1%、つまり10gの塩を入れるというのが基本となっています。お湯2Lに対しては20gといった具合にお湯の量に比例させて塩を入れましょう。
パスタのゆで時間
パスタは1.1㎜から2.2㎜まで様々な太さのものがあります。ゆで時間は表にあるように細いパスタは2分、太いパスタは12分といったようにパスタの太さによって変わってきます。また、ショートパスタはリボン型からマカロニのような形まで様々で厚みや長さが種類によって異なります。こちらも小さなものは8分、太く大きいものはゆで時間が20分もかかります。パスタにあったゆで時間でゆでて美味しいパスタを作りましょう。以下の表はパスタのゆで時間の目安です。
>>ソースに合わせたパスタの太さの選び方について詳しくはコチラ
ロングパスタのゆで時間 | |
太さ | ゆで時間 |
1.1㎜ | 2分 |
1.2㎜ | 3分 |
1.3㎜ | 4分 |
1.4㎜ | 5分 |
1.5㎜ | 6分 |
1.6㎜ | 7分 |
1.7㎜ | 8分 |
1.8㎜ | 10分 |
1.9㎜ | 11分 |
2.0㎜ | 12分 |
2.1㎜ | 13分 |
2.2㎜ | 14分 |
ショートパスタのゆで時間 | |||
種類 | 長さ | 幅 | ゆで時間 |
ペンネ | 約4.5㎝ | 約0.7㎝ | 10分 |
ファルファッレ | 約2.3㎝ | 約3.2㎝ | 9分 |
コンキリエ | 約2㎝ | 約3.8㎝ | 13分 |
フジッリ | 約4㎝ | 約1㎝ | 11分 |
パケッリ | 約5.5㎝ | 約2.5㎝ | 18~22分 |
リガトーニ | 約3.7㎝ | 約1.7㎝ | 18~20分 |
トロフィエ | 約3.5㎝ | 約0.3㎝ | 10分 |
ロテッレ | 約2㎝ | 約0.6㎝ | 8分 |
カサレッチェ | 約4.5㎝ | 約0.9㎝ | 12分 |
ルマコーニ | 約3.5㎝ | 約3㎝ | 12~14分 |
オレキエッテ | 約2㎝ | 約0.5㎝ | 12分 |
パスタをゆでる時のポイント
美味しくパスタをゆでられないと困っている方は、以下の2つのポイントに気を付けてみましょう。
1つめのポイントはたくさんのお湯を使い、沸騰させてからパスタを入れること。お湯が少ないとパスタを入れたときにいったん沸騰がおさまってしまったり、パスタ同士がくっついてしまったりします。沸騰していないお湯でゆでると芯が残ったり表面がふやけたりしてしまうので、パスタをゆでている間は最初から最後まで沸騰している状態を保つようにしましょう。
2つめのポイントはパスタをゆでている間にかき混ぜることと火加減です。パスタを入れるときに放射状に入れ、ときどき菜箸などでくっつかないように混ぜましょう。火加減はパスタを投入するまで強火、パスタが全てお湯の中に入ったら中火~強めの中火まで落として沸騰している状態をキープしましょう。沸騰しすぎると、パスタの表面が溶け出しベタベタとした仕上がりになってしまうので注意が必要です。
冷製パスタ向け:パスタの冷やし方
冷製パスタを作る場合、麺が熱いまま調理するとせっかく冷やしていたソースや具材まで温かくなってしまうので注意が必要です。ゆであがってから水気を切ったらボールに入れた氷水の中に投入し冷やします。このとき2~3回水を替えて冷やします。
このときにゆであがってすぐ冷やすことで麺がキュッとひきしまりプリプリの食感が生まれます。冷やした後にふきんで水気を取りましょう。冷製パスタは水っぽい仕上がりになるためソースは濃いめにするのがおすすめです。
温かいパスタと同じように麺をゆでると、冷やしたときに麺が固くなってしまいます。なので麺はアルデンテ(少し芯が残った状態)ではなく、芯が残らなくなるまでゆでてください。
パスタを冷やす時のポイント
パスタを冷やす時は、3つのポイントで美味しく冷やすことができます。
- 芯までよく茹でる
- 素早く冷やす
- 素早く乾かす
1つめはゆでるときに芯までよくゆでること。アルデンテは少し芯の残った状態のことをいいますが、パスタを冷やすことで固くなってしまうので芯を残さないように柔らかめにゆでることが必要です。
2つめのポイントはすばやく冷やすことです。急速に冷やすことでパスタが引き締まった食感となり歯応えのよい仕上がりとなります。
3つめのポイントはすばやく乾かすことです。熱いパスタよりとちがってパスタ表面の水気が自然蒸発しないため水切れが悪くなっています。そのままソースと混ぜるとぼんやりとした味になってしまうため、ゆであがってすぐにざるでお湯を切った後キッチンペーパーなどで水気を取りましょう。
フライパンを使ったパスタのゆで方
パスタを作るには大きなお鍋でたっぷりのお湯が必要と記述しましたが、実はフライパンでもパスタが作れます。一般的なゆでてつくるパスタと違い、少ない水を使ってフライパンの中で蒸して作る方法です。
少ないお湯で作ることからパスタの表面が溶けてざらざらとした食感となります。この”ざらざら”がソースにからみやすくなり美味しくなるのです。ゆでたパスタよりも美味しいという評価もあるのでぜひ試してみてください。
蒸しパスタの材料
- パスタ:100g
- 水:400g
2人前の場合はパスタ200gに水600㎖、4人前の場合はパスタ400gに水800㎖で作ることができます。ただ、失敗しやすくなるようなので少しずつ作るのが良いでしょう。ゆでるパスタと違って塩が不要、水も半分以下となっています。
蒸しパスタの手順
- フライパンに400㏄の水を入れて強火にかけ、沸騰させる。
- パスタを半分に折って投入し、フタをする。
- フタの隙間から泡が出てきたら中火にしてゆで時間通りにゆでる(ゆで時間はパッケージおよび上記「パスタのゆで時間」参照する)。
蒸す時のポイントはとしては、水がなくなりそうな場合は焦げないように熱湯を少しずつ足すことと、ゆで時間を過ぎても水がなくならない場合は弱火か余熱で蒸発させることです。水分を飛ばすことでよりソースが絡み、美味しいパスタとなります。
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シリコンスチーマーを使ったパスタのゆで方
レンジでチンするだけで簡単に蒸し料理が作れてしまうシリコンスチーマー。このシリコンスチーマーでパスタだって作れちゃいます。少々くっつきやすくなったり固まってしまったりするものの、こんなに手軽な方法はありません。料理を作るのが面倒な日もシリコンスチーマーで解決できてしまいますね。
シリコンスチーマーパスタの材料(1人前)
- パスタ:100g
- 水:300㏄
鍋でパスタをゆでるときは水を1ℓも使用しますが、シリコンスチーマーでパスタを作るときはなんと、たった水300㏄でできてしまいます。パスタをゆでる時のお湯はゆでた後捨ててしまうことが多くもったいないと感じる方もいると思いますが、この方法なら”もったいない”も解消できます。
オリーブオイルを小さじ1加えてあえることでパスタ同士がくっつくことを防ぐのでパサパサ感が気になる方は利用しましょう。
シリコンスチーマーパスタの手順
それではシリコンスチーマーで作るパスタの作り方を説明していきます。
- パスタを半分に折ってシリコンスチーマーに入れる。
- 水を200㏄入れる。
- 電子レンジ600Wで3分30秒チンする。
- シリコンスチーマーを取り出し、パスタがくっつかないよう軽くまぜてから水100㏄を入れる。
- 電子レンジ600Wで2分30秒チンする。
- ソースを入れてパスタに絡め、電子レンジ600Wで2分~2分30秒チンする。固い場合はさらにレンジで加熱し、お湯が残っていれば湯きりする。
この調理法のポイントは水を入れたらすぐにレンジにかけることです。こうすることでパスタ同士がくっつきにくくなります。初めから水350㏄を入れて600Wレンジでチンしても固まりやすくなるものの、美味しいパスタができます。
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