コンキリエとは?特徴や使い方と美味しいレシピ
パスタと言えば細長い棒状のものやマカロニのような穴の開いた短い物を思い浮かべられる方が多いと思いますが、種類としてはそれだけではありません。まるで貝殻のような形状のおもしろいパスタもあります。
形状がユニークなパスタは普段よく使われるパスタと違い調理法なども特徴的です。使ったことがない方にも是非食べてほしいので、こちらではその1つであるコンキリエの特徴や使い方と美味しいレシピをご紹介していきます。
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コンキリエ(Conchiglie)とは?
まずはコンキリエというパスタについてご紹介していきましょう。
コンキリエとは見た目が貝殻に見える独特な形状をしたパスタになります。その大きさは10~20mmと幅広いのも特徴となっています。
主には乾麺として販売されているため、その材料にも小麦粉やデュラムセモリナ粉と水が使われています。
コンキリエの名前の由来
このコンキリエという名前ですが、イタリア語で「貝殻」の意味を持つコンキリア(conchiglia)の複数形から来ています。ちなみに大型のものをコンキリオーニ(conchiglioni)、小型のものをコンキリエッテ(conchigliette)と言い分けることもあります。
コンキリエの形状
コンキリエは先述したように貝殻のような形状をしたパスタになります。全体的には丸まっており、中には実際の貝殻と同じように空洞があります。さらに表面には筋が入っていることから、本物の貝殻によく似た形となっているのです。
その大きさは10~20mmが主流となっており、その大きさからショートパスタに分類されるパスタになります。
ルマキーネとコンキリエの違い
コンキリエの形状に近いものとしてはルマキーネというパスタが挙がります。こちらはカタツムリの意味を持つ名前となっており、その見た目もカタツムリの殻のような形状をしています。
似ているとは言っても明らかに形は違うので、間違えることはないと思いますが、使用される用途は似通ったところがあるパスタとなっています。
コンキリエの茹で時間
そんなコンキリエを美味しくいただくためには、やはりうまく茹でることが重要となってきます。コンキリエはその形状からやや茹で時間が長く、15分程度の時間が必要とされています。
ただこれはあくまで目安であり、メーカーによっても違いがあります。またその日の状態によってもわずかに茹で時間が変わってくるので、硬さを見ながら湯からあげるようにしてください。
茹でる上でのポイント
茹でる上でのポイントもあります。コンキリエを含めパスタには下味をつけるために塩を入れます。しかしこれは適当な分量で良いわけではなく、お湯に対して1%の分量となっています。
つまり1L(1000g)のお湯であれば10gの塩を入れる必要があります。これは浸透圧というものに関係しており、こうすることで下味が付くと共に、ソースに絡めた際、水分でソースの味が薄まることを防ぐ役割もあります。
アルデンテのパスタを美味しくいただくためにも、茹で時間だけでなく、塩にも注意して茹でるようにしましょう。
コンキリエに合うおすすめパスタ料理
上手く茹で上がったところで、ここからは美味しくいただく調理方法についても見ていきたいと思います。
コンキリエは先述したように貝殻のような形であることから、小さな具を入れる料理法を取ることが多いです。
その料理法はとても豊富であり、サラダに使われることもあれば、トマトやクリームソースを絡めたり、煮込み料理に利用されるため、幅広い利用方法があり、またそれらで美味しくいただくことができます。
コンキリエを使ったおすすめパスタレシピ:厳選3種
そんなに料理方法があると、どれを試していいのか分からない、と言う方もいらっしゃると思いますので、ここからはコンキリエを使ったおすすめパスタのレシピをご紹介していきたいと思います。
タコのミンチパスタ✳コンキリエで✳
- パスタ:コンキリエ(茹で13分) 180g
- タコ 足2本と 頭半分くらい
- トマトソース 1カップ強(レシピ:https://cookpad.com/recipe/1810554)
- オリーブオイル 大さじ2
- にんにく大 1片
- 塩コショウ 適宜
- パセリ微塵切り 適宜
タコの食感と合わせることでコンキリエの美味しさを増すことができるのがこちらの料理です。トマトソースで味付けしてあるので、トマトの酸味と旨味もよく合うレシピです。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/1835875
雨♬コンキリエパスタと枝豆ジャコで
- パスタ(コンキリエリガーテ貝の形パスタ) 200g
- 茹で枝豆 1袋分
- ニンニク 1個
- オリーブオイル 大さじ1
- ハーブ塩 1摘み
- 白ワインか酒 大さじ2
- 塩胡椒 適量
- レモン輪切り 2〜3枚
- 醤油 小さじ1
- ジャコ 大さじ2
- 茹で汁 大さじ4〜5
打って変わってこちらはさっぱりとしたオイル系の味付けが魅力のレシピになります。あっさりな味付けでもコンキリエは合いますし、得た豆の食感も楽しい料理になっています。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/4758716
イタリア人伝承簡単パスタ コンキリエ
- コンキリエ 150g
- ブロッコリー お好み
- 塩 適宜
- にんにく 半かけ
- アンチョビ 1枚
- バジルソース 大さじ1
- パルメザンチーズ(粉チーズ) 適宜
- 鷹の爪 お好み
- バジルの葉(あれば良い)
本場イタリアの方から教えてもらったというレシピです。あっさりな味付けではありますが、鷹の爪のピリッとした辛さもあるので飽きがこないレシピになっています。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/4661119
厳選!美味しいコンキリエのおすすめランキング
さて、レシピについてはこれで分かっていただけたと思いますが、使用するコンキリエ自体も美味しいものを選びたいですよね。そんな方々のために、美味しいコンキリエのおすすめランキングも併せてご紹介していきます。
>>ソースに合わせたパスタの太さの選び方について詳しくはコチラ
第1位:ディ・チェコ(De cecco)/ No.50
現在の価格はコチラ |
販売されているコンキリエの中でも価格が安く、またまとめ買いしやすいのがディ・チェコの商品です。賞味期限も長いので、多少多くても問題なく使えます。
第2位:ダラコスタ / コンキリエ
現在の価格はコチラ |
色とりどりのコンキリエが詰まっており、価格も安いのがこちらの商品です。容量としては少ないですが、食感も良く、その見た目から料理に彩を持たせてくれる商品としておすすめです。
第3位:バリラ(Barilla)/ コンキリエ
現在の価格はコチラ |
少し価格は高いですが、品質も良く、味も食感も良い商品がバリラ製になります。安定の美味しさをお求めであれば、こちらもおすすめです。