リガトーニとは?特徴や使い方と美味しいレシピ
パスタと一言に言ってもいろいろな種類があり、それぞれ特徴があるため、料理などへの活かし方も変わってきます。茹で時間だけでなく、それによる食感や合う料理と言うのも異なるのです。
パスタの1つでも太くて特徴的な筋が入ったものが存在します。目にしたこともあるかもしれませんが、口にしたことがある方は意外にも少ないと思います。そこでこちらではその特徴を持つリガトーニの使い方や美味しいレシピをご紹介していきます。
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リガトーニ(Rigatoni)とは?
まずリガトーニとはどのようなパスタなのかご紹介していきましょう。
リガトーニはマカロニなどと同じくショートパスタに属する短めのパスタであり、イタリアでは馴染みの深い食材になります。
日本でも販売あるいは提供されているところも多く、素材にはスパゲッティやマカロニなどと同じくデュラムセモリナ粉と水などが使われています。
リガトーニの名前の由来
このリガトーニと言う名前は元々イタリア語で線を引くという意味を持つ「rigare」に由来しています。
これに似た意味として溝が入ったという意味の「リガーテ(rigate)」というイタリア語もあり、こちらもしばしばパスタの名前として使われます。
リガトーニの形状
そんなリガトーニですが、形状はマカロニと同じように穴の開いた円筒状なのですが、その外側には波状の筋が入っています。
マカロニに似ているとはいえ、その太さはこちらの方が太く、直径9~15mmくらいで太さと線のおかげで食感もかなり違うパスタとなっています。
ペンネとリガトーニの違い
よく似ているパスタにペンネが挙がります。こちらも円筒状の太めのショートパスタで側面には線が入っていますが、切られ方に違いがあります。
リガトーニは切断面が円形に対して、ペンネは楕円形になるように斜めに切られています。こうすることでまた食感や、ソースとの絡み方が変わってくるのです。
リガトーニの茹で時間
そんなリガーテですが、美味しく食べるのであれば茹で時間は抑えておくべきポイントになります。
一般的に太めのパスタは茹で時間が長いのですが、リガトーニも例に漏れず、18分と言う長い茹で時間を要します。
ただしこの時間はあくまで目安であり、メーカーによっても違います。しかもその日の状態によってもわずかに変わってくるため、茹でるときには目安時間を元に硬さを見ながら、最適なタイミングであげるのが重要となります。
茹でる上でのポイント
茹でる上でのポイントもあります。リガトーニを含めパスタには下味をつけるために塩を入れます。しかしこれは適当な分量で良いわけではなく、お湯に対して1%の分量となっています。
つまり1L(1000g)のお湯であれば10gの塩を入れる必要があります。これは浸透圧というものに関係しており、こうすることで下味が付くと共に、ソースに絡めた際、水分でソースの味が薄まることを防ぐ役割もあります。
アルデンテのパスタを美味しくいただくためにも、茹で時間だけでなく、塩にも注意して茹でるようにしましょう。
リガトーニに合うおすすめパスタ料理
これだけの時間をかけて茹でたリガトーニを美味しくいただくための料理も知っておきたいところです。
太めのパスタは、味が濃いめのソースとの絡みが良いとされています。そのためミートソースやアマトリチャーナ、子羊のもつ(パイヤータ)とトマトを使ったソースなどで和えて食べられることが多いです。
そこからトマトソースやクリームソース、ペンネでもよく使われるアラビアータなどとの相性がいいとされています。
リガトーニを使ったおすすめパスタレシピ:厳選3種
合う調理方法は分かっても、実際にレシピが分からないと作れないと言う方も多いですよね。そこでここからはリガトーニを使ったおすすめパスタレシピをご紹介していきます。
お肉たっぷり♡リガトーニのアラビアータ
- リガトーニ 500g
- 豚ひき肉 300g
- ベーコン 100g
- マッシュルーム 50g
- トマトダイス缶 1缶
- ニンニクスライス 4片分
- 鷹の爪輪切り お好み量
- 固形コンソメ 2個
- 塩コショウ 適量
- オリーブオイル 適量
- バター 大さじ1
- ベビーリーフ お好み
リガトーニでアラビアータを作るのも有りです。よく使われるペンネとはまた違った食感で美味しく食べられます。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/4338755
キャステロブルーのクリームリガトーニ
- リガトーニ 330g
- 生クリーム 200cc
- 牛乳 100cc
- キャステロブルー 200g
- パルミジャーノ 15g
- バター 30g
- 塩 少々
- 黒胡椒 少々
- くるみ 少々
- にんにく 3片
濃厚なクリームソースとの絡みも格別です。黒胡椒がきいており、くるみを入れれば食感もさらに良くなるレシピとしておすすめです。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/3056576
リガトーニのトマトパスタ
- リガトーニ 100g
- ホールトマト缶 200g
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1片
- 塩 適量
- オリーブオイル 30cc
- パルミジャーノレッジャーノ 適量
- バジルの葉 適量
シンプルにトマトソースで調理するのも良いです。玉ねぎ以外に食感を変える物はないので、リガトーニ本来の食べ応えを感じることができます。
レシピ:https://cookpad.com/recipe/4758643
厳選!美味しいリガトーニのおすすめランキング
さて、リガトーニのレシピなども分かったところで、実物が無ければ調理もできません。そこで美味しいリガトーニについてもおすすめランキングとしてご紹介しておこうと思います。
>>ソースに合わせたパスタの太さの選び方について詳しくはコチラ
第1位:ラ・モリサーナ / No.31B
現在の価格はコチラ |
芸能人も購入するほど人気の美味しいリガトーニがこちらになります。もちもちとした食感も良く、価格もお手頃であることからおすうすめの商品です。
第2位:ディ・チェコ / No.24
現在の価格はコチラ |
コストパフォーマンスで言えばディ・チェコは外せません。有名メーカーならではの安定した美味しさもあることから、安心して買える一品です。
第3位:ディヴェッラ / #17
現在の価格はコチラ |
纏め売りしかしていないので、少々手が出しにくいですが、1袋あたりで行けばこちらもコストパフォーマンスが良い商品となっています。大量に使う方にはおすすめです。