レトルトが化ける!パスタにおすすめのスパイスランキング
パスタを家で作るときにスパイスを使ったことはありますか?料理するときに香辛料を使いこなせていたらカッコいいですよね。スパイスは使うだけでいつものパスタの味を一味違ったものにしてくれます。
ここでは、オイルソース、トマトソース、クリームソースそれぞれのソースに合ったスパイスを紹介したあと、おすすめのスパイスを1位から10位までランク付けしました。スパイスについて勉強し、気になったスパイスがあれば是非いつものパスタに加えてみてください。
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揃えておきたい!パスタ料理に合うスパイスまとめ
あなたはスパイスを何種類知っていますか?知っていたとしても、何種類ものスパイスを使い分けている人は少ないのではないでしょうか。
香辛料はスパイスとハーブの二つに大きく分けることが出来ます。この二つの違いは、利用する植物の部位にあります。スパイスは植物の茎と葉と花以外の部位を利用し、ハーブは茎と葉と花、そのものを利用しています。それでは、一般的に知名度のある「基本」ともいえる香辛料をスパイスとハーブ別に紹介します。
スパイス一覧
- ニンニク
- ショウガ
- 唐辛子
- マスタード(からし)
- ゆず
- ブラックペッパー
- ナツメグ
- シナモン
- 山椒
- オレンジピール
ハーブ一覧
- シソ
- タラゴン
- パセリ
- タイム
- ローリエ
- ミョウガ
- ヨモギ
- バジル
- オレガノ
- ローズマリー
- ペパーミント
当ページでは、便宜上スパイスという言葉をハーブも含めた香辛料全般という意味で使います。
オイルソースに合うスパイス
- ニンニク
- 唐辛子
- バジル
ぺぺロンチーノに代表されるオイルソースは、オリーブオイルをメインに使ったパスタソースのことを指します。あっさり系のパスタですので、スパイスによって味がかなり変わります。ぺぺロンチーノを作るのであればニンニクと唐辛子、こつ2つのスパイスは必須ですね。
どちらもスーパーで簡単に手に入れることができますが、一度火にかける必要があるので、粉末状のスパイスと比べると少し手間がかかります。
トマトソースに合うスパイス
- オレガノ
- タイム
- セージ
パスタの定番であるトマトソースとオレガノの相性は抜群です。トマトをよく使う地中海料理には、数あるスパイスの中でも特にオレガノがよく使われるほどです。いつものトマトソースが一味変わったものになります。
オレガノと相性が良いのは、同じシソ科のハーブであるタイムやセージです。ブレンドして使うとオレガノの強いクセが緩和されます。
クリームソースに合うスパイス
- ブラックペッパー
- ホワイトペッパー
- ミント
- レモンバーム
- ナツメグ
基本的にクリームソースにはあまりスパイスを入れないと思うのですが、ブラックペッパーは大抵のクリームパスタには欠かせません。ホワイトペッパーはブラックペッパーに比べて香り・辛味ともにソフトで上品な味わいです。特に全体を白く仕上げたいときに使用します。
生クリームが入っていることが多いクリームソースには、バジルなどのクセのあるハーブよりもミントやレモンバームのような爽やかなハーブがよく合います。
パスタにおすすめのスパイスランキング:TOP10
これからパスタを作る際には、スパイスを加えて自分好みのオリジナルパスタを作ってみてはいかがでしょうか。レトルトのソースであっても加えるだけでワンランク上のパスタを楽しむことが出来ます。
それではおすすめスパイスを1位から10位まで紹介します。
第1位:バジル
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ハーブの王様ともいわれるバジルは、イタリア料理の中で最もポピュラーなスパイスといえます。爽やかな香りの中にほのかに苦みがあります。食欲増進、消毒効果があり、脂っこい食べ物に添えると胃もたれを防いでくれる効果があります。
フレッシュバジル
葉を刻んで散らすだけでトマトベースやオイルベースなど幅広いソースに合わせることが出来ます。出来あがったパスタにのせるだけでも鮮やかなアクセントになります。
育て方も簡単なので家で栽培してもいいですね。バジルは変色しやすいので手でちぎると色もちがいいです。バジルにオリーブオイルやコショウなどを加えてジェノベーゼとして使われることも多いです。
ドライバジル
乾燥バジルの使い方として最も簡単な方法は、オリーブオイルと一緒にパスタに加える方法です。せっかく栽培してたくさんのバジルを収穫しても、なかなかすぐに使いきるのはむずかしいものです。使える分は生で使いつつ、それ以上の分は乾燥させて使いましょう。
第2位:ニンニク
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食欲をそそるような強烈で独特の香りが特徴です。ニンニクを使ったパスタはぺぺロンチーノだけに限らず、トマトソースのパスタにも頻繁に使われています。
刻みニンニク
パスタにニンニクを使う場合、刻んだニンニクをオリーブオイルと炒めて、パスタに和える方法が一般的です。おろしニンニクの次にニンニクの香りが残ります。ニンニクの風味が程良く味わえます。
スライスニンニク
スライスしたニンニクを炒めて取り出します。カリッとした香ばしいニンニクが楽しめます。ニオイが一番残りにくいのがスライスニンニクの特徴です。香りより食感を楽しみたい方はスライスしたニンニクがおすすめです。
おろしニンニク
ニンニクおろしは水分が多く、油が跳ねやすいです。すぐに焦げてしまうので注意が必要ですが、香りを強く残したいときにはおろしたニンニクが一番効果的です。
第3位:大葉
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大葉は独特の香りが食欲をそそるハーブです。ビタミンやミネラル成分が豊富に含まれており、効能として抗菌作用や抗酸化作用のある健康食品です。 葉も花も種もすべて食べる事ができます。
フレッシュ大葉
大葉は、納豆・梅・タラコのような和風な食材はもちろん、 どんな食材ともしっくりくるので、和風系パスタをはじめ、いろいろなパスタにトッピングとして利用できます。使い方も、出来あがったパスタに乗せるだけと非常に簡単です。
スーパーなどで簡単に手に入れることができますが、栽培方法が簡単なので家で栽培することをおすすめします。
ドライ大葉
乾燥させた大葉は、大葉チップスとして売られたりしています。天日干しすることで保存も可能なのでたくさん収穫できたときには乾燥させていろいろな料理に使うことが出来ます。
第4位:オレガノ
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オレガノは、バジルに並ぶほどトマトとの相性がいいとされています。しかし、香りが強く、クセもあるため単体で使うと失敗することがあります。香りの系統が同じシソ科のタイムやセージと似ているため、合わせて使うと良いでしょう。
フレッシュオレガノ
生のオレガノは苦みが出るので一般的にドライの方がよく使われます。オレガノが入ることで、トマトの酸味が引き立てられつつも、ピリッとしたスパイシーな香りがするので、いつものトマトソースに飽きたときに試してみると良いです。
ドライオレガノ
オレガノが入ることで、トマトの酸味が引き立てられつつも、ピリッとしたスパイシーな香りがするので、いつものトマトソースに飽きたときに試してみると良いです。ミートソースやトマトソースなどのソースを炒めるときに加えます。
第5位:タイム
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タイムはさわやかな香り、ほろ苦さ、辛みを特徴としたハーブです。香りが強く、魚や肉の臭みをとるのに使われるほどです。香りが強い分入れ過ぎには注意が必要です。比較的栽培も簡単にできます。
フレッシュタイム
使用するときは茎ごといれて、煮込んだあとに取り除くのが基本です。長時間煮込むと苦みが出てくるので、ある程度煮込んだら取り除きます。
ドライタイム
ドライタイムを使う場合は、はじめにタイムを油で炒めて、ソースを加える段階でいれます。乾燥させても風味が落ちにくいのがタイムの利点です。
第6位:ディル
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ディルは、羽のような柔らかな葉をもった甘みのあるさわやかな香りのハーブです。すっきりとした香りとともに独特な強い甘みがあります。
フレッシュディル
適当にちぎった葉を使うのですが、少量でもかなりクセのある味なので、タイム同様入れ過ぎには注意が必要です。
出来あがったパスタの上から適当にちぎったディルをちらすだけでさわやかな香りがします。
ドライディル
乾燥させたディルは、ディルウィードとして売られています。ウィードとはディルの葉の部分のことです。フレッシュディル同様、出来あがったパスタにふりかけて使います。
第7位:ローリエ
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ローリエは月桂樹なので、バジルやミントのような草木ではありません。なので栽培するのには不向きです。
フレッシュローリエ
ローリエをパスタに使うのは少し珍しいですが、1枚入れるだけで爽やかで上品な香りに仕上げてくれるのでおすすめです。
風味をしっかりつけたいときは材料を炒めるときに入れ、ほのかな風味に抑えたいときは水分を加えたときに入れます。煮込みすぎると苦みがでてくるのである程度煮込んだら取り除きます。
ドライローリエ
乾燥させたローリエはパスタにはあまり使用されません。魚料理やポトフなどに使われることが多いです。
第8位:ナツメグ
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ナツメグは、独特の甘い香りが特徴的な香辛料です。火を通すことによってより香ばしくなります。火を通す前に入れるので、出来あがった料理に振りかけて使う香辛料とは使い方が違います。乳製品の臭みを押さえてくれるのでクリームソースを煮るときに入れると深みのある風味にしてくれます。
第9位:ミント
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ミントは、ハーブの中でも知名度の高いハーブといえるでしょう。料理以外にも様々な場面で使われています。
フレッシュミント
ミントはレモンのようなさわやかな香りをもっています。 パスタではクリームソースと相性が良いです。クリームとパスタを和える前にちぎったミントをソースに混ぜてもいいですし、仕上げにちぎったミントの葉をちらすという使い方もあります。
ドライミント
乾燥させたミント(ドライミント)はパスタにはあまり使われることがなく、主にハーブティーや入浴剤に使われます。
第10位:セージ
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セージは強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブです。その抗菌力はのどの痛みや腫れがに効くほどです。
フレッシュセージ
セージは1人分に付き4~5枚の葉を使います。適度な苦味と豊かな香りを特徴とするので、オイルやバターで肉や魚介などと炒めると風味が豊かになります。苦みが苦手な方は葉の枚数を少なくするか、炒めたあとすぐ取り除きましょう。
ドライセージ
乾燥させたセージを出来あがったパスタに上からふりかけると、苦みが残ることがあるのでソースに絡める段階で加えたほうがいいです。乾燥させたセージはフレッシュな生のセージよりも香りが強くなります。